仕合わせる力をご紹介すると、時々出会うのがこんな疑問です。
「相手に合わせるばかりで、自分のことはおろそかになってしまうのでは?」
「相手とのコミュニケーションが良いように、と力を使った結果、とんでもない方向にいってしまうのでは?」

 

確かに、これは避けたいことですね。

 

仕合わせて、新たな選択肢も創りだしたりしながら(つまり想像していなかった選択をすることもありながら)なおかつ意図する方向性を保つために大切にされてきたのは、5/23の記事にも書きましたが、昔の日本の村落であれば「全会一致の原則」でしょうか。

 

この原則が健全に働いている限り、一人ひとりが決定権を持ち、納得いくまで対話の場を持ち続けることができます。
逆にこの原則が不健全に働けば、いたずらに対話を引き延ばしたり、自分の得のために方向性を操作したり、ということが起こります。
大人数の集団というより、村落単位の少人数だからこそ機能した原則とも言えそうですね。

 

仕合わせる力が存分に発揮され、活用されるためには、その場にいる一人ひとりが全体に貢献する意図を持つことが必須です。その上で、大切にする「原則」は集団ごとに独自のものになるかもしれません。

ただ、ひとつ大切なことは、自分を犠牲にしないこと、ですね。

このバランスの取り方こそが知恵なのかもしれません。そしてすでにご想像の通り、決まった手順のマニュアルなど存在し得ません。

 

日本人の高い精神性についてはよく語られますが、それは一人ひとりにゆだねられ、一人ひとりが支えてきたものなのですね。

 

あなたは、そんな精神性の土台を誰から学んで大きくなりましたか?
今の自分はどうだろう?と改めて振り返りたくなりました。

 

今日も一日、どうぞ仕合わせてお元気でお過ごしくださいね!

 

 〈ライター:斉藤知江子

 〜思いの伝わる自分の声を見つける〜

仕合わせるプロジェクト主催 和の発声法ワークショップは6月11日開催です。

詳細はこちらをご覧ください。

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ほっと一息つけるラベンダーの香りや、

ハッと目が覚めるようなペパーミントの香りなど、

気分が香りによって変わること、ありますよね。

 

その他ローズマリーカンファーとレモン、

ラベンダーとオレンジスイートの香りが

認知症予防に効果的だという鳥取大学医学部教授の

浦上克哉先生の研究結果がテレビで紹介されていたり、

香りは想像以上に人に影響を与えているようです。

 

主催するワークショップの前にアロマをほんのり炊いて

場の空気をやわらかいものにしたり、

掃除の際に柑橘系やミント系のお手製スプレーを使って

気分を上げたりと、私も色々なシーンで香りを味方につけています。

 

ただこの香りも、人によって「ちょうどよい」が

微妙に違うので気をつけたいものです。

自分と香りでまず仕合わせ、周りの人とも香りで仕合わせる。

 

あなたは今日どんな香りと仕合わせるのでしょう?

 

今日もお読みいただきありがとうございます!

 

(ライター:宮坂 雪里)

 

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仕合わせる力が働いている場では、お互いが本音(たとえ反対意見であっても)が言いやすく、言っても対立を生みにくいという特徴がみられると思います。
 
そういう場として馴染みがあるものの一つに、…まぁこういう状況なので、一つ頼むよ…という具合に、親しげな感じで相談がもちかけられ、あらかじめ合意を取り付けておく「根回しの場」があるでしょう。
まるで時代劇での悪代官と商人越後屋の会話のようでもありますが…
元々、日本の村落では全会一致が原則でした。意見の対立は村落の存立を危うくするものとされてきたため、根回しは大変お役立ちだったと思われます。
密室での対話であるためにかえって本音で議論ができ,最終決定まで迅速に進むという側面があります。
一方、密室であるがゆえ、そこに呼ばれなかった人の気持ちは複雑ですし、どんな話し合いがされたのか憶測や疑いを招きやすいという面もあります。
 
せっかくですから、根回しという昔からのコミュニケーションスキルは活かしつつ、そこに相手とのコミュニケーションがうまくいくための仕合わせるアレンジ力をプラスして、全会一致でなくても納得感のある、対立を超えた場を創り出していきたいものです。
仕合わせる力は思いやりの土台の上に発揮されるものですね。
 
今日も暑くなりそうですが、どうぞお元気でお過ごしください。
根回しについては、こちらのサイトを参照しました。

 
〈ライター:斉藤知江子
 
 
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 ~ご家族または先人から学んだ”しあわせの知恵”を教えてください~

  (2012年1月11日の記事)

「反省はするが後悔はしない。
     しあわせは後ろ向きではやってこない」 (10代後半男性)
     
 ~しあわせアンケート2011に寄せられた回答より~

 

     
   

花器をいかす…お花にとってドレスである花器を主役に。
 
花材はキバデマリ、リョウブ、チューリップです。
 
今回の花器は鮮やかなゴールドの波紋と朱赤の鯉が美しい陶器のワインクーラーです。
これほど強さのある花器には、鮮やかな緑が映えます。
常ならメインとなるお花も、ここでは奥からチラリ。
控えめな姿で鯉の赤を引き立てます。
 
「ちらリズム」とは、日本独特の美的感覚かもしれませんね。
 
いけた人:松尾 柳竹

晩ご飯を作り置きするとなると、我が家ではカレーが頻繁に登場します。
そして“カレーときたら福神漬け”と、私にとっては小さい頃からおなじみのお漬物「福神漬け」。
大根、なす、かぶ、うり、しそ、れんこん、なた豆という大きな豆の7種類を、しょうゆとみりんをベースにしたタレに漬けこんで作られています。
生みの親は上野の漬物店「酒悦」の15代目店主の野田清右衛門さん。
福神漬けの誕生は明治10年頃ですが、なんと10年もの試行錯誤の末に生まれたのだそうです。
 
名づけの親は当時の流行作家 梅亭金鵞(ばいてい・きんが)さん。
7種類の野菜を付けていることと、「酒悦」のある上野・不忍の池の近くに七福神の弁天様が祀られていることに由来するとか。
 
そしてカレーライスと組み合わせることをひろめた仕合わせの親は、大正時代に日本郵政の欧州航路客船の一等船客にカレーライスと一緒に出すことを考えた方。
 
福神漬けがカレーライスには欠かせないものになるには、数十年の時間と、各方面の方が仕合わせる力を発揮したおかげなのですね。
 
今、あなたが思いついている美味しい組み合わせが、未来の定番になったとしたら面白いと思いませんか?
仕合わせの親になるという可能性は、今あなたが感じているしあわせの中にありそうですね。
 
いつもお読みいただきありがとうございます。
今日も仕合わせてしあわせにお過ごしください。
 
〈ライター:斉藤知江子
 
福神漬けについての参考サイトはこちらです。

 

 

 

酉年の今年、この五月中だけ、12年に1度のイベント開催中です。

たぶん、日本全国各地で密かに・・・

 

それは「不動明王大公開!」

 

不動明王は大日如来の化身あるいは使者と言われ、仏教の中でもかなりディープな

密教の仏です。だいたい密教系の真言宗か天台宗のお寺の本尊か脇侍のようです。

憤怒の表情で剣と綱を持ち光背は煩悩を焼き尽くす火炎です。

普段は公開していない秘仏もこの時期は間近に観るチャンスです。

よく見ると光背の炎は「火の鳥」(ガルーダ)である場合が多いようです。

だから酉歳の守護仏なのでしょうか。

 

各お寺は競い合うように荘厳され、とても美しいです。

綱を持つ手からは「縁の綱」が伸び、その末端を握ると「充電?」できます。

お寺関係者はお茶やお菓子で歓待してくれます。特に真言宗系は「お遍路」の伝統があるせいか接待慣れしているように感じます。(お寺によりサービス内容に差はあります)

 

酉年の方に限らず、仏教が嫌いでない方はこの時期是非公開中のお寺に足を向けられてはどうでしょうか。きっとお寺の良さを見直す機会になると思います。

 

筆者の地元横浜周辺では

「武相二十八不動尊大開帳」

第1番は川崎大師。最終の第28番は高幡不動尊です。

筆者も12年先の事は判らないので休日を仕合わせて二十八カ所巡ることにしまし

た。

あと4カ所で結願です。

このイベント、不動尊のご縁日の528日まで。まだ間に合います!

 

今日も仕合わせる一言をお読みいただき、ありがとうございます。

<ライター:沢 啓>

 イベントと言えば611日の「和の発生法」の方もめったにない機会ですので、

 是非お仕合わせてご参加下さい。

〈ライター:斉藤知江子〉
今日も仕合わせる一言をお読みいただき、ありがとうございます。〈ライター:斉藤知江子〉
今日も仕合わせる一言をお読みいただき、ありがとうございます。〈ライター:斉藤知江子〉
今日も仕合わせる一言をお読みいただき、ありがとうございます。

 

「自分」を探す、見つける、見つめる…「自分」とはとても興味を惹かれる素材です。
仕合わせる的に考えると、「自分」とは関わる相手によって違う面を見せる、まるでダイヤモンドのようにキラキラと輝く存在に見えてきます。
 
たとえば初対面の方と一緒の時、気心の知れた友達と一緒の時、上司と一緒の時、自然とそれぞれに違う自分が現れてきますよね。
 
どれが本当か?といえば、全部本当です。
相手とのコミュニケーションがうまくいくように、色々な姿で現れることのできる「自分」。
そのアレンジ力、当意即妙力、改めて眺めてみれば素晴らしいものがありますね!
 
キラキラと輝きを放つ存在として、今日も仕合わせてしあわせにお過ごしください。
 
写真はダイヤモンド富士です。
 
〈ライター:斉藤知江子

 

前田かずきさんの今月のご寄稿です。(^^)

 

『エゴノキ』

 6年前ほど前、地元の山林をウォーキング中に、この地で採れる野の花や野草として道端で売られていたのが、このエゴノキ。

 可愛らしい葉っぱに惹かれて買ったところ、すくすくと成長 し、いまや高さ3mを越す木になった。

 しかも今年初めて見事な花を咲かせたので、びっくり仰天! 花は自らを誇ることなく下向きに咲くのだが、まるで天から 降り注ぐようで圧倒される。

 

 花言葉は壮大で、まさにその通りの華やかさだ。

それにしても、なぜ名前がエゴノキなのだろう。いわゆる エゴ(ego)と関係があるのだろうか。 調べると、その実に毒を持ち、これをかじるとえぐい味がするからだそうだ。

 

一般的にエゴ(ego)の意味は、自我、利己的、自分本位等 であり、マイナスのイメージが強い言葉である。

 しかしその根底には、自分が傷つかないように守ろうとする 防衛意識が横たわっているように思える。

 とすれば、エゴノキが実に毒を持つのは、自分の身を守る為なのかもしれず、いわゆるエゴの意と相通じるかも知れない。

 

自分を守ろうとすることが生存本能の一つと見れば、必ずしも エゴに対し否定的にはなれない。

 あの人はわがままだ、自分勝手だと言っても、心の底をのぞけば、誰にでもある弱さを持った人間として、少しは理解で きるのではないだろうか。

 その理解なしに、又、自分にあるエゴに気付くことなく、ただ 単に他を批判することこそ、否定されるべきエゴなのかも知れない。 エゴノキの花が、5月の陽光の下で、そんな思いをもたらして くれた。

 

今日も仕合わせる一言をお読みいただき、ありがとうございます。

<ライター:前田かずき>

 

 

「花はいけたら人になる」

この言葉は、草月流創始者 勅使河原蒼風の教えです。

 

草月の新しいカリキュラムの一つに「動きを表現する」があります。

溢れる

絡まる

はじける

流れる…

 

この作品では、今の季節ならではの花菖蒲に加え、キキョウラン、レースフラワーを花材として

《溢れる思い》も表現しています。

 

作品には、いけ手の心が表れるから不思議です。

いけ手の個性を生かせるのは、自由花のある現代ならではかもしれません。

型があるからこそにじみ出る個性もあり、そのあたりに仕合わせの妙がありますね。

 

いけた人:松尾 柳竹

ライター:斉藤知江子