今日は寒くなりましたね。
私はお友達とランチの約束があったので、お昼前に出かけたのですが、雨がパラパラと降りだし…。
まあ、いいや、とそのまま傘を持たずに向かったのですが、帰る頃にも、雨降り。
それほど強い雨ではなかったので、ストールを頭に巻いてしのぎましたが、ちょっとアヤシイ人だったかも。
さて、お待ちかねの能登・穴水ブロガーツアーのレポートの続きを。
今回、冬編のメインイベントのひとつ、「民泊」です!
私としたことが、泊めていただいたNさん宅の外観の写真を全く撮っておりませんで・・・。
こちらは、同じ四村の別のお宅の蔵なのですが、みなさん、広い敷地に立派なお屋敷ばかりなんです!
雪にも負けないどっしりした昔ながらの日本家屋。
大阪市内で育ち、東京でもマンション暮らし、祖父母の家も大阪と東京の街中、という私にとっては、
「田舎のおじいちゃん・おばあちゃんち」という場所がなく…憧れを抱いていました。
今回、2組に分かれての民泊で、 麻日奈芽実 さんと一緒に、上中集落のNさん宅に泊めていただきました。
ドキドキしながら玄関でお声をかけると、9月のツアー時に、美味しいお煮しめを作って下さった
優しいお母さんと、初めてお目にかかるダンディーなお父さんがにこやかに迎えて下さいました。
ひろーい玄関に、どどーんと大きな蘭の鉢が。
「玄関にお花がないと寂しいから」とお嬢さんが毎年贈ってくれるそうです。
いやー、こんな大きな蘭、お高いでしょう…と下世話な我々(苦笑)
うちの玄関に置いたら…靴脱ぐ場所がありませんわ~!
ピカピカの柱や床、天井は地元のあて(あすなろ)の木が使われています。
拭き漆で光ってますね。
節がない、きれいな木材だけを使って建てられたお家、これはもう「作品」ですね。
立派な仏間とお仏壇に圧倒されましたが(写真は控えました)、こちらはお隣のお部屋の床の間。
このあたりは、赤くするのが主流だそうです。
お父さんが丹精込めてそだてている峨山(がざん)キリシマ(能登キリシマツツジ)の写真も
飾られています。
5月のGW頃には、きれいな赤い花を咲かせるそうで、その時には、「オープンガーデン」を開催して
訪れる人々を、お茶でおもてなしするそうです。
こちらのHPに上中集落のキリシマの写真が掲載されています→http://kimassi.net/hana/anamizututuji.html
さあさあ、上がりなさい、と暖かい部屋に通していただきました。
私たちの到着が予定時間よりすこし遅くなってしまったので、
一緒に作ろうと思って待っていたのだけれど、遅いので先につくっちゃったわ、とお母さんが
出してくれた手作りおはぎ。
(遅くなってしまって、ごめんなさい)
きれいな塗りのお重に入ったおはぎ。
私はあんこのおはぎをひとついただいたのですが、やわらかくて甘さも控えめでとっても美味しい!
芽実さんは、おはぎが大好物、ということで、私がひとつ食べる間にあんこときな粉をぺろりと!
ありとあらゆる美味をご存じなグルメな芽実さんもうなる美味しさでした。
その後、我々の穴水町のコンシェルジュである永尾さんも、あっという間に3個ぺろりと!
それほど美味しいおはぎってことですね。
このおはぎに勝るとも劣らず魅力的だったのが、かきもち。
自家製のかきもちは、胡麻が入っていたり、蜜柑のかおりがしたり、とサクサクと歯ごたえもよく、
こちらもついつい手が伸びる美味しさ。
お夕飯の前にあまり食べ過ぎちゃいけない、と思いつつ、すっかりお母さんの手作りおやつに
メロメロになってしまったふたりでした。
そういえばこの時、おはぎをしっかり食べた私たちに、「お米食べずにおかずだけ食べればいいから」と
おっしゃって下さったのですが…しっかりごはんも食べてたわ!
感激のお夕飯と、お父さん&お母さんとの楽しいおしゃべりの模様は、引き続きレポートします。