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ピアノを弾くって、
ピアノで「指を動かすこと」・・・ではなく、
ピアノで指を動かして「音楽をすること」ですよね?
チェルニー(ツェルニー)さんは、
ベートーヴェン先生のお弟子さんでした。
ベートーヴェン先生を心から敬愛し
ベートーヴェン先生の珠玉のソナタ集を
少しでも良く弾けるようにという
志を持って練習曲を書きました。
指だけ動かせば
ベートーヴェンのソナタが弾けるでしょうか?
・・・・・・・まさか。(^_^;)
一般的に
「チェルニーはつまらない」という
ヒドイ「誹謗中傷」を受け、 (^_^;)
お気の毒なチェルニーさんですが、
ハノンさんの純粋な指の練習曲とは違って
「音楽」の形をしている以上、
「音楽」として取り扱い、
「音楽」の表現を考えれば、
全然違う素敵な曲になります。
バイエルさんもそうなんですけれどね。。
ちゃんと曲の形をしている以上
音楽なんです。
1小節がひとつの細胞で、
その中に3拍子なら3つ、
4拍子なら4つの拍がある。
でも、1拍1拍に拘り過ぎず、
1小節を数えていけば
モチーフやフレーズを
ひとまとめに弾きやすい、、とか、
短いモチーフを2回繰り返した後に
その2倍の長さのモチーフがあって
3点セットでひとつのフレーズになっていたら、
(例:2小節+2小節+4小節=8小節フレーズ)
長いモチーフに言いたいことがあるから
最初に2回繰り返す
短い方のモチーフは
どんなに派手でも
それだけで終わらずに
長いモチーフを目指して進む意識を持ち、
長いモチーフでは
「これが言いたかった・・」とばかりに
ていねいに表現する、、とか、
沢山の音楽表現の
基礎的なコツを
当て嵌めていけば、
バイエルもチェルニーも
「音楽」として輝きはじめます。
それができて初めて、
指と、音楽表現の、「練習曲を弾いた」
ということになり、
ベートーヴェンのソナタだけでなく
もっと大きな曲の表現に
プラスになる勉強が
できたと言えるのではないかと
思うのです。
チェルニーの練習曲は
30番=30曲
40番=40曲
50番=50曲
計、120曲、、、
そんなに沢山指の運動だけしていては
ピアノで「指を動かす人」になってしまいそう。。
ピアノで「音楽する人」になりたいですよね。
チェルニーさんの熱意を汲んで、
大曲を表現するための
音楽の練習曲として
考えてみたいですね。
意識を変えるだけで、
目の前の楽譜は違って見えてくると思います。
よかったら、
お試しくださいいね。(^_^)
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Megumi(野谷 恵)