スラーにダマされない ⇒ 音楽を大きくとらえるコツのひとつ | 愛の夢のつづき

愛の夢のつづき

指が楽に動き、音が美しく響くピアノ奏法と
楽譜を深く感じ取る音楽表現法を
札幌、東京、大阪、オンラインで指導 している野谷恵です。

人は進化できます。具体的な進化の方法をお伝えしています。
羽生結弦選手 浅田真央さんを応援しています。

次ページ、『「あのね」「ん?なあに?」・・ゆづ真央ほのぼの』

その次、『レッスンと学歴・・卒業後、いくらでも変わることはできる』
その次、『結弦くんを語る大輔さんの謙虚さに心底感動+順位のつけられない芸術的価値』

■出演者募集!!■愛の夢チャリティーコンサート出演者募集要項(リンク)
■お申込みの曲目公開・受付順(リンク)
・・・にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへにほんブログ村よろしくお願い致します。





感動的に演奏することを

目指す時、

少しでも、大きく、長く、

音楽を捉えるのが

大切です。



そのためには、

まず、

「スラーにダマされない」

ことが大切です。(^_^)




スラー = フレーズ ではない、

と、何度も書いてきました。



それが分かってはいても、

今日のレッスンでも、

ベテランのピアノの先生が、

ちょっぴりダマされてしまっていたのは、

スラーが切れた後、

次のスラーで、ガラッと音型が

変わっていたからでした。



でも、楽譜の見た目だけに囚われず、

音をよく聴くと分かることがあります。



それまで16分音符ばかりで

ひらひらと動き続けてきた音楽の

スラーが切れて、

次のスラーの中には、

急に長い音がいくつか続く

音型があって、

それが、ちょっとまとまる感じの

響きになっていたのです。



つまり、音型は変わったけれど、

別世界へ移動したのではなくて、

ひらひらと流れ続けた音楽が、

「はい、今、まとまりますよ!」と

聴く人に合図をするような、

一瞬の息継ぎの隙間を作って、

次のスラーの中の

まとめる音型(完全終止ではなくても、

半終止や偽終止のような、

ちょっとまとまる感じがする音型)まで行って

そこまでがひとつの音楽に

なっている。そう感じると、

とても長いフレーズが作れて

感動的な演奏に近づける場合が多いのです。



文章にすると『ややこしや』ですが、(^^;)



音楽を聴きながら楽譜を見て頂ければ、

どんなに先であっても、

スラーの切れ目にダマされず、

「まとめようとするところ」まで

行こうと目指すと、

フレーズが長くできるのだな・・と

分かって頂けるかと思います。



「スラーの切れ目は縁の切れ目」、ではなく、

「歌い続けるための息継ぎ」である場合が多い、

・・と考えておきましょう。



最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

クリックご協力頂けたら、大変、嬉しいです。。

にほんブログ村 クラシックブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ
にほんブログ村

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ
にほんブログ村

にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村


ピアノ ブログランキングへ

ひとつでも嬉しいです。
表示される一覧から
「愛の夢のつづき」のタイトルか、記事タイトルをクリックして下さると、
INと、OUTの両方で、点が入ります。

よろしくお願い致します。いつもありがとうございます!(^^) 

             Megumi(野谷 恵)

#ピアノ #音楽 #音楽表現 #表現法 #スラー #フレーズ