バインの大阪での一夜のおかげで京都にショート・トリップ。


ライブに行く前にちょっと田中ハンばりにエロ美しい仏様に会いたいと

千本釈迦堂へ。

定慶作の6人の観音様。快慶作の10人のお釈迦のお弟子におめもじしました。

あまりにも孤高の美しいお姿にちょっと涙。

エロさを求めてしまっていた自分を恥ずかしく思う。。。

しばしみとれる。

漱石の“夢十夜”も頭にちらつく。


大阪での私にとっての生きた菩薩(美輪さんは人間は皆、菩薩であると・・・現世で肉体をもって修行中の身です。)

が5人で経典をあげるのをありがたく拝聴し、

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宿坊(新・都ホテル)にてしばし休んだ後、


あけてまずは、京都5山のひとつ、東福寺へ。

本当にすばらしいたたずまいの禅宗のお寺さん。


このうえないお庭を拝見していると

お部屋から読経が。

とうとうと読まれるお経と木魚、合間合間に入る鐘の音、

完成度の高い音楽です。

音もなくお庭を濡らす霧雨。

このうえないしあわせ。


時のたつのも忘れ、しばし放心。

(無心とかは無理だから)


三十三間堂。


静謐ながら圧倒される千手観音群像。

その前の二十八部衆。

なかでもギターを奏でる像。

田中氏のおもかげのあるような、ないような・・・

もっと時間が欲しいよぉ~。


食事も喫茶の時間も惜しんで


東寺。


間に合った!

空海の立体曼荼羅が待っていてくれた。

しあわせすぎる~。

これは昔の人が《ありがたい》と表現した気持ちか。


この070930_1506~01.jpg ツアータイトルは<スーパースター空海めぐり>です。

仏像のおっかけしてる人の気持ちがよくわかりますな。

奈良にもいってみたいわ。


駅に帰るつもりで乗った市バス。

清水道へ通るのか~とおもったらなんか三年坂登ってました。

こちらも閉院時間ぎりぎり。

でも貪欲にお水も頂いてまいりましたとも。


帰りの新幹線にまにあうかハラハラしたけど見事にセーフ。


がんばったご褒美に辻利の抹茶ソフトクリームです。

しあわせ~♪(ありがたや)



そんなこんなの愉しい大阪・京都をめぐるたびでした。





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やっぱ、これにつきる。