いおりくんの色えんぴつ

いおりは2012年生まれのダウン症の男の子。福岡市在住。
ダウン症についてたくさんの人に知っていただきたいと
思いブログをつくりました。

「いおりくんの色えんぴつ」へようこそ。

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 お盆の前の週、大分県に一泊二日で家族旅行に行きました。
初日は城島高原パーク。木製のジェットコースターなどがある遊園地です。
いおりくんは遊園地ははじめて。メリーゴーランドや列車だけでなく、
飛行機がぐるぐる回る遊具なんかも平気で、幼児が乗れる遊具は
ほぼすべて乗りました。

城島01

それにしても暑い夏。この日も気温35度超え。お昼からは園内の
プールでも遊びました。冬にはスケートリンクとして使用される水深20cmくらいのプール。
幼児でも安全に遊べました。

城島02

城島03




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(報道で語られていること)
 事件の翌日,休み時間に職場の新聞4紙(朝日,読売,毎日の大手3紙と地元紙の西日本新聞)にざっと目を通しました。全紙共通で犯人の「措置入院」解除の時期が適切であったのか,障害者施設の「防犯体制」を強化しなければならないことを書いています。

 被害者が障害者だったという点に力点を置いて取材をしていたのは毎日新聞。ヘイトクライム(憎悪犯罪)や障害者への偏見を取り上げていました。毎日新聞の編集陣には野沢和弘論説委員がおり,この方が重度の知的障害を伴う自閉症のお子さんをもつ父親なので,障害者問題への反応はやはりひときわ敏感。しっかり取材してあります。西日本新聞でもヘイトクライムの記事がありました。
 (ヘイトクライムとは,強い偏見や差別意識をもって,特定の集団や個人を標的とする犯罪のこと。欧米の多くの国では重く処罰する法律があります。例えば,在日朝鮮人の方々へのヘイトスピーチの差別事例があります。)

(不可解?)
 私には釈然としないキーワードがあります。それは「不可解」。朝日新聞と読売新聞が,事件の翌朝,27日朝刊の社説で「不可解」ということばを使っています。
“不可解なのは,動機である。男は取り調べに,「障害者なんていなくなればいい」という趣旨の供述をしているという。”(読売新聞)
“事件を不可解にさせるのは,男がこの施設で3年以上も働いていた事実だ。”(朝日新聞)
 障害者施設で3年間も働いて,十分彼らのことを知っているはずの元職員の若者が,「障害者なんていなくなればいい」という考えを抱いて殺人を犯したことが「不可解」だ,理解できない。と言うのです。
 このことが,私の心を落ち着かなくさせています。たくさんの方が本心から「障害者差別はよくない。障害のある人にも健常者にも等しく生きる価値がある」と思っていてくださることを願いつつ,しかし,一方でとても不安で,怖いながらも問いかけずにはいられません。
 「障害者=役立たず,不幸,生きる価値がない」っていう考え方は,悪いとは思いつつも,否定できないところがあるよね。と思っていませんか?そう思っている人が身の回りにもいるなって感じませんか?

(同じ優生思想にもとづく昨今の出来事)
 息子がダウン症候群であることもあって,私は「障害者=生きる価値がない」という考え方(「優生思想」)が現代の日本にもあることを知っています。たとえばこんな出来事がありました。
■埼玉県の教育委員の発言
 2015年11月18日。茨城県の教育委員であった長谷川智恵子氏(銀座の日動画廊の副社長)が,「障害のある子どもは生まれないほうがいい。茨城県では減らす方向にしたい」と発言しました。それも教育施策を話し合う教育会議に責任ある立場で出席したときに。特別支援学校を視察して,「障害児のために多くの教職員が従事している。金がもったいない。」「世話する家族が大変だ」と思ったのだそうです。多くの人から抗議を受け,翌日には辞任に追い込まれました。
新型出生前診断
 お腹のなかの赤ちゃんにダウン症,13トリソミー,18トリソミーの3つの染色体異常がないかどうかを調べる検査。2013年から日本でも臨床研究として高齢出産などの条件付きで検査が提供されています。検査で陽性と判定された妊婦の97%が中絶を選択しています。日本は中絶に寛容な国ですが(宗教的理由から中絶を認めない社会も多くあります),新型出生前診断の場合は,予期せぬ妊娠・望まぬ妊娠を理由とした中絶とは事情が異なります。子どもがほしい人が検査を受けます。しかし,障害があると産まない,産めないと決断するのです。これも「障害者=不幸,役立たず,生きる価値がない」とする誤った理解が,判断の背景にあるケースが非常に多いと考えます。
 ※当事者でないと気づきにくいので書いておきますが,ダウン症等の赤ちゃんを妊娠した女性の97%が中絶を選んだわけではありません。まず、検査を知らない人、知っていても関心がない人がたくさんいます。また、「子どもに障害があろうとなかろうと育てる,中絶なんて考えられない。」と積極的に受けないことを選ぶ人もいます。次に,検査を受けようと思った夫婦は,まず医師からカウンセリングを受けます。説明を聞いて「検査を受けても不安は解決しない」と理解して検査を受けることをやめる人もかなりいます。ですから,「障害児であっても当然生んで育てる」と考えている人も世の中にはたくさんいます。また,検査で陰性であっても,出産後落ち着いてから,「もし陽性だったらこの子を産まなかったのだろうか」と自分があまり考えずに検査を受けたことを後悔する人もいます。

■葉間中顕,『ロスト・ケア』,2015年,光文社文庫
 高齢者介護の仕事に従事している人間が,「要介護度の高い老人は,本人のためにも家族のためにも社会のためにも,死んだほうがよい」という信念を持ち,次々と自分が介護している高齢者を殺していく。高齢者と障害者のちがいはあるものの,今回の事件と同じ構図の小説です。現在の日本で起こっている問題。これからさらに超高齢化社会になっていきます。他人事ではありません。

 上に紹介した,茨城県教育委員の発言,新型出生前診断を受けて陽性だった人の多くが中絶を選択していること。これらと相模原市の殺人犯の思考は共通しています
「意志の疎通ができない」,「家族や介護者は世話が大変」,「税金をたくさん使う金食い虫」,…。だから,「障害者=不幸,生きる価値がない」。このような論理で考えています。

 新聞では「不可解」と書いているけれど,同じような考えを持った人が少なからずいます。理解不可能で終わらせてはいけない。まず真っ先に,「こんな障害者をはじめとする社会的弱者の人権を否定する優生思想は誤りだ」というメッセージをつよく発信してほしい。
 一億総活躍社会を標榜する安倍総理大臣は,今回の事件について「遺憾だ」と会議の席で言ったと伝えられていますが,いまだに国民向けに自らメッセージを発信していません。「障害者差別はいけない」としっかりとテレビの前で発言してほしい。
 そして,「どうしてこんな差別的な考えはいけないのか」,マスコミでもしっかりと取り上げて,いろんな識者の意見を載せてほしいと思います。そして不可解なんて言わずに,みんなで理解する努力をする。それが今回もっとも必要なことと私は思います。


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 障害者を標的にした,確信犯による大量殺人傷害事件の発生を受けて,大きなショックを受けました。まだ自分自身の考えが十分にまとまらない段階ですが,自分自身が何を感じ,何をすべきと思ったか,記録を残そうと思います。

2016年,7月26日の深夜,神奈川県相模原市にある知的障害者施設「津久井やまゆり園」に元職員の若者26歳が侵入し,ナイフで重度障害者19名を刺殺,26名が重軽傷を負いました。犯人は「障害者はいなくなればいい」,「障害者は不幸を作ることしかできない」,「障害者は安楽死させるべきだ」といった発言を事件前に繰り返し,事件後も同じ発言をしていると報道されています。

 ワイドショーで,この施設に通園されていた軽度知的障害の男性が,「自分は学校でいじめられ絶望していた。そんなときにこの施設に通園するようになって,施設に入所している障害者の方々とふれあううちに心が癒されていった。(…)仲間がなぜ殺されなければならなかったのか?私たちが何をしたというのか?」とおっしゃっていたのが,いちばん心に刺さりました。障害者や社会的弱者は生きる価値がないなんて,まちがっている。そんな差別発言,隣人の人格の否定を許す社会ではあってはならない。亡くなられたみなさま,さぞ悔しかったことでしょう。ご冥福をお祈りいたします。

(私の関心)

 私は,今回の事件についてマスコミがどのような観点で報道するのかを注意深く見守っています。語られることと語られないことがあります。私たち市民が意識しておきたいことは,実は,「語られないこと=語る必要がないこと,重要ではないことではない」という事実です。とても大事だけれども語ったらどこかの誰かが困ること,不都合な真実がある。自主規制か外部からの圧力かは知らないけれど,それが故に語られない。確実にこういう事情があるのだと感じます。自分たちの利害から遠いところにある事例だったら理解しやすいと思います。中国が東南アジアの海の中に島を勝手に作って昔から自分の国の領土だと主張し,国際社会から承認されないことを自国内でどう伝えているか,北朝鮮の国内向けの報道,戦時中の日本の国民向けのウソの戦況報告・・・。また,今回の事件については,障害者当事者,関係者でなければ気づきにくい視点もあります。気づいた人がこれらを語ることが必要だ,と思っています

(特殊な個人が起こした理解不能な犯罪か?)

今回のような凶悪事件が起こるたびに,犯人の動機は?心の闇を作りだした背景は?ということで,犯人本人,そして家族や職場も含めて,過去にさかのぼって不祥事や出所があいまいな噂がワイドショーで取り上げられ,お茶の間に束の間の話題を提供します。そして新たに別の事件が発生すると,何事もなかったかのように時間がたつと忘れられてしまいます。

犯罪が起こる原因には,①犯罪者の個人的要因と②社会的要因の2つが複雑に絡み合っているものだと私は考えています。

原因を①の個人的問題にしてしまえば,ニュースを見ている第3者は安心できます。あの事件は,私たちふつうの人とはちがった,特殊な事情を抱えた人が起こした理解不能な事件だと。事件の真相解明とワイドショーが呼ぶものは,たいがいこちらの個人の問題のような気がします。

 私は②の社会的な問題としてとらえ,考えることが非常に重要だと思います。個人の資質(犯罪を起こしやすい性格や精神障害者というレッテル貼り)の問題として捉えると,次の事件の発生防止に繋げることがむずかしい。しかし,個人の資質だけの問題ではない=自分にだって,ごくわずかながらも同じことを起こす危険があるかもしれない,という意識を多くの人がもつならば,改善策をもっと真剣に考えるだろうし,国や社会も具体的な対策を起こさざるをえなくなるからです。

(社会の仕組みにも原因がある?)

 社会の仕組み・ルールを改善することで犯罪を減らすということは実現可能です。例をあげるまでもなく理解いただけると思いますが,念のため一例上げます。

 今回の事件について海外でも大きく報道されたというニュースが流れました。米国のワシントン・ポスト紙(電子版)は,「日本は治安がよい国で,今回のような大量殺人事件が発生することは非常にまれ。市民はとてもショックを受けている」と伝え,「米国とちがって日本では銃所持が厳しく規制されているせいで殺人事件発生件数自体がとても少ない」ことを紹介しました。つまり,法律で銃規制をおこなえば,銃を使った殺人事件は減ります。

 今回の殺伐とした事件が起こった背景には,いまの世の中が殺伐としているという現実があると思います。このような事件が起こるとは想像していませんでしたが,私が成人してからの20数年のうちに,人の命を軽んじる,何やらきな臭い世の中に急激に変わりつつあるなと,危機感をもって感じていますので,いざ起こってみると,ああ起こってしまったか,全然予期できない事態ではなく,発生が心配される事態ではあったのかな,と感じます。では,次回以降,具体的に私見を述べたいと思います。


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