いおりくんの色えんぴつ

いおりは2012年生まれのダウン症の男の子。福岡市在住。
ダウン症についてたくさんの人に知っていただきたいと
思いブログをつくりました。

「いおりくんの色えんぴつ」へようこそ。

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 映画「沈黙-サイレンス-」を見てきました。宗教はとても関心があるテーマです。目に見えない神様や、本当かどうか確認のしようがない来世の約束を、どういう理由で信じるのだろうか、という好奇心。個人レベルでは尊敬すべき信仰の姿を実践している方がたくさんいるとしても、いったん組織となれば互いに相手を否定し、ののしり、戦争で殺し合ってしまう現実への幻滅。それでも信仰をもっている人の心はおそらく平安であろうという羨望。私の中でうまく整理できない、よくわからないもの。それが宗教。
 「沈黙」は遠藤周作の小説を映画化したものです。江戸時代初期(島原の乱直後)のキリシタン禁教期に来日したキリスト教の宣教師ロドリコが主人公です。隠れキリシタンの百姓たちが奉行所に引っ立てられ、拷問を受けて死んでいく。主人公は神に祈るが、神は何もしてくれない。聖書に書かれた殉教のシーンでは、急に空が黒くなり雷鳴がとどろくなど、神の怒りがドラマティックに描かれる。しかし、現実に目撃した殉教は何も起こらない。みじめな死だと感じた。「神はなぜ黙っている?神は本当にいるのか?神がいないとしたら、私の人生・我々の苦しみは一体何だったのか?」
 
”一人の人間が死んだというのに、外界はまるでそんなことがなかったように、先程と同じ営みを続けている。こんな馬鹿なことはない。これが殉教というのか。なぜ、あなたは黙っている。あなたは今、あの片眼の百姓が―あなたのために―死んだということを知っておられるはずだ。なのに何故、こんな静けさを続ける。この真昼の静かさ。ハエの音、愚劣でむごたらしいこととまるで無関係のように、あなたはそっぽを向く。それが…耐えられない。”

 (話のエンディングを知りたくない人は、以下読まないほうがいいです。)
 映画に出てきた拷問のシーンは小説以上にとてもおそろしい光景でした。宣教師に「お前が棄教しないならば、信者の百姓たちが苦しむんだぞ」と、主人公の目の前で殺していきます。「彼らはすでに転んだ(=踏み絵をふんで棄教した)。しかし、お前が棄教しない限り彼らは穴吊りにされて死ぬまで拷問を受け続ける。」ついに主人公はキリストの像を踏みます。その瞬間、キリストが語りかけてきます。

”司祭は足をあげた。足に鈍い重い痛みを感じた。(……)その時、踏むがいいと銅板のあの人は司祭にむかって言った。踏むがいい。お前の足の痛さをこの私が一番よく知っている。踏むがいい。私はお前たちに踏まれるため、この世に生れ、お前たちの痛さを分かつため十字架を背負ったのだ。”

 さて、「神は存在するのか?」というテーマへの遠藤周作さんの答えは、「いる」なのでしょう。何もしてくれないけれども、神は私たちとそばにいて痛みを共有してくれている。この理屈は、いまの私には、まったく理解できません。神様の役割はそれでいいの?それでも神を信じるの?
 江戸時代の日本人が信じたキリスト教は、西洋のキリスト教とはまったく別物。太陽など自然物の崇拝や大日如来信仰と融合して、まったく異質のものになってしまった。日本の風土にはキリスト教は根づかなかったと遠藤さんは考えているようです。私は神社で初詣でをし、クリスマスケーキを食べ、仏式の葬式をする典型的な日本人ですので、キリスト教的な一神教の神や天国という概念は、ちっとも理解できないのかもしれません。

 蛇足ですが、舞台は長崎県。私が生まれ育った佐賀県唐津市の方言と、小説のなかで百姓たちが話す言葉が、とても似ています。お国言葉をきくと何かとても親近感を感じます。遠藤周作さんは東京の方らしいですが、方言までよく調べて書いておられると感心しました。小説もおすすめです。
 
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 ダウン症の子どもたちの発達のためには、根気強く繰り返しやって身につけさせることが大事と言います。パンツをはく、靴をはく、といった動作をとっても確かにそう。わかっちゃいるけど、家庭で毎日根気強く続けるのは(親が)とても大変。
 私なんて毎日服薬すべき気管支炎の薬の服薬を、調子がよくなったらすぐ忘れてしまって、再発するたびに薬剤師さんから続けることが大事ですよと怒られてます。自分のことさえこれだから、続けることはむずかしい。
 何か効率的に、楽しくスキルを身につけられる方法があったらいいのにな。療育の先生たちは本当にいろいろ工夫されてすごいなと思います。
 さて、指の動きの訓練のため、おもちゃを買いました。
懐かしの”黒ひげ”!
剣のとがったほうを先にする、向きを合わせて穴に入れる。
親も一緒になってわあわあ言いながら遊ぶと、楽しくやってくれます。
数日ですぐに上達しました。
 
ただし短期間で課題は克服してしまうので、使わなくなったらもったいない。
療育によさそうなおもちゃや道具をレンタルしてくれるサービスがあったら
いいのになと思うこの頃です。
 
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 ど田舎でバス停を見かけたとき、バスが何本くらい通っているのか興味本位で確認することがあるんですが、意外な場所に・・・。

 なんと、バスの運行が平日限定で1日2本だけ。

このバス停、実は福岡市内の街なかにあります。

福岡大学の近所で、すぐ近くに地下鉄の駅もあり、人も車もたくさん通っています。

私の通勤経路で5年くらいバス停の前を行き来していますが、たしかに

このバス停の前をバスが通っているのは見たことがないなあ。

でも2分くらい歩いた所の交差点の直交方向にたくさんバスが通っていて、

行き先も同じなので困りません。

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