独り旅のススメ -3ページ目

最近の徒然。

まるで浪人生のように・・・。



10年間勤務した職場を去ってから、早3週間あまり。

感動的なフィナーレの余韻を残しつつも、時間の経過は人を変えつつあるのです。



元同僚やらお客サマ、数少ない愛すべき人々から毎日のように

『で、今、何やってんのよ?』

と、問い合わせ多数。

そういや私も、職場を去った人たちに、おんなじ質問してたなぁ・・・なんてコトをぼんやり思い出しながら、

そういやワタシ、今、何やってんだろ?と、ふとわれに返る。


なんだかどうにも違う世界が観てみたく、

3日ばかり工場勤務、

なんてしてみたり。

真冬の倉庫はこんなにも寒いのね、改めて冷暖房完備だった当たり前のことを、とってもありがたく懐かしく思う。

トーキョーからお呼びがあって、

キラキラ号で飛んでいったらば、

高円寺か?吉祥寺か?といわんばかりの

ありとあらゆるサブカルチャーの詰まったディープなお部屋、『やぶ宅』を堪能し、

Buffalo Daughter Presentsなイベントへ。

代官山UNIT。

名古屋じゃこのメンツで、いっぱいにならないだろな、ぐらい人であふれてたフロアーに、

小山田君はやっぱり変わんないなぁ、

にせんねんもんだいにこんなとこでまたお目にかかれるなんて、

肝心のラスト、Buffalo Dauter with Cornelius を前に、

貧血。

体力と気力の限界を知る。

治験は無理そうだ。残念。


晴れた日の午後も、

カサさしながら雨降りの中も、

毎日向かうは図書館。

時にはおべんと持って。

5・6時間の英語学習。

となりもそのお隣も、そのまたとなりの隣も、

みんなみんな、浪人生。



カナディアンのルームメイトと暮らし始めて、はや5ヶ月あまり。

就業中はそのありがたさにあまり気づいておらず、

あんまやってなかったのよね、自己学習。

今ようやく、気がついた。

この環境は永遠ではない、ということ。

渡加の時期が迫ってる、ということ。

そして、自分の英語力の現実に。



メモ:

①should do...とshould have doneの使い分け。

   ex1)He left his house ten minutes ago. It takes about thirty minutes to come here from his house.

So he should be here in twenty minutes.

ex2)My sister took an express train, she should have arrived there by now.

ex1とex2の違いが良くわからなかったので、P先生に質問したところ、

   ex1では<in twenty minutes>と未来のことをあらわした上で、彼が今どこら辺にいるのかは定かではないため、<should be>となっている。

   のに対して、ex2では<by now>と現在のことをあらわした上で、彼女はまだ着いていないことを<今頃着いてるはずなのに・・・?>過去の定かではない事実を<should have arrived>となるわけである。

   

   

②should have

would have は、過去からみた推量を表すときに使う。後悔の念など。あ、これよく使いそう。
could have

    

ex1) That doctor wasn't good. I should have seen a specialist.

        (その医者は名医ではなかった。より専門な医師にみてもらえばよっかたなぁ。)過去における後悔。

That doctor wasn't good. I should see a specialist.
        (その医者は名医ではなかった。より専門な医師にみてもらわなきゃ。)未来の提案。

     

ex2)A:The fire works were so amazing! You should have seen them.

(花火、最高だったよ!キミも観に行くべきだったのに。)

B: I would have seen them, but I was busy.

  (観に行こうと思ったんだけど、忙しかったんだよね・・・。)

       A: You could have cancelled your meeting.

         (ミーティングなんてキャンセルできたんじゃない?)       

        B: No, I couldn't. I would have been fired!

         (無理無理!会社クビになっちゃってたよ。)

        A: Oh, you should have just told your boss you were sick!

        (じゃあ、具合が悪いってボスに言っときゃよかったじゃん!)


③仮定法過去(もし~だったら・・・だったなぁ。)

ex1) If I hadn't gone to Tokyo, I couldn't have met new people.

ex2) If you had been my teacher when I was in highschool, I could have been a native spearker.   

ex3) If I had cancelled the meeting, I would have been fired.



て、カンジでまぁ、ヒマな毎日です。




追記。

この適当なメモが間違ってたら、こっそり訂正していただけるとありがたいです、N先生!!!

      



GOAでのできごと②

偶然なのか必然か。


ムンバイからゴア行きの飛行機で、心躍らせたどり着いたのはダボリム空港。ゴアの玄関だ。

『GOA』と一口に言っても、世界中から奇人変人なヒッピーたちがこぞって集まってくるゴアはゴア洲の一部に過ぎない。

主に北部のみ、今もなおヒッピー文化を色濃く残すフリーダム地域なのだ。


ここはホントにインドか?

と、何度となく思うことがここインドでは良くある。

バラナシでは、ガンガー沿いにさまようあまりの観光客&沈没者たちのさまざまな人種に驚き。

もちろん日本人も半端なく多い。(、が日本ではあまりお目にかかれない類の日本人も多いのだが。)

予想はしていたが、インド人よりはるかに多い西洋人の数に度肝を抜かれた。

さすがニューイヤー。



さすがはオンシーズン。

宿などまったくにして確保してない私は、マプサからバスでようやくヴァガトールまでたどりつき、へとへとになった体を引きずり、宿を探すこと4時間あまり。

さすがはニューイヤー。

格安のドミはもちろんのこと、シングルさえもどこもフル。

そろそろ日も暮れかけたころ、ようやく一部屋見つかった。

ドリーナゲストハウス。


早速いつもの長ったらしい値段交渉。

Rs350で決着。

がしかし、私が泊まる部屋の先住人がチェックアウトを過ぎてもいっこうに出てこないので、しばし待ってほしいとのコト。

一刻も早く、このつかれきった屍をゴロンさせてあげたい気持ちに駆られながらも、ああここはインド。待ちますとも。急ぐことなかれ。shanti精神を。


がしかし。

待つこと3時間。

いっこうに部屋は空かず。

あたりは真っ暗。

何杯飲んだよチャイ?


痺れを切らした私は宿主に必死に訴え、

その部屋に強引に潜入。


するとそこには、いまだかつて観たこともない光景が・・・。



あったんですよ。


先住人はイスラエリー3人。

生まれたままの姿でベッドに仲良く横たわり。

なんでも昨晩のパーティーでがっつり盛り上がりすぎたようで。

死体のようにぐったりしておられました。


ゴアでの初日、イスラエル人の生全裸直視。

宿探しに計7時間。

しかしながら、

偶然かな必然かな

この7時間がなかったら

私のゴアのたび、ぜんぜん楽しくなかったのだろう。



続く。


12.3 The Wellingtons@kd japon

For friends in far away places



wellingtons


『power pop』なんて響きを久々に思い出した、ちょっぴりセンチな夜。

忘年会をさっさとエスケープして、ハポンに直行。

わざわざオーストラリアはメルボルンからやってきた彼らを一目見ようと。



なぜだか最近『自転車が良く似合うsweet pops』が肌に合う。

冬の匂いにほどよく似合うハーモニー。

片田舎の高校に、寒さしのぎつつウォークマン片手に立ちこぎしてた甘酸っぱい思い出がよみがえる、そんなパワーギターポップバンド。



ベース女子って何であんなかわいいんだろ?

オージーbandって何でみんなヒゲ?



ヴォーカルのZacは始終、持ち込んだTシャツやら音源やらをアピーールしまくってましたが

♪that will not be big.that will not appear on your top ten list this year

って口ずさむあたり、そこんとこどうなの?



月明かりでいつもより幾分明るい夜道を、口笛吹きながらおうちにかえったとさっ。




ゴアでのできごと

'06 NEW YEAR IN GOA




goa



1年前のできごと。

今思えば、

なぜそこがゴアでなければならなかったのか、

何を求めてゴアだったのか、

コレといった理由も目的もなく、

ただそこがゴアだった、1年前のできごと。



書いてしまうと、

なんだかウソっぽく安っぽくなってしまいそうで。

または、現実にウソでチープなワタシの幻想に過ぎなかったのではないかという

不確かな気持ちで1年間放置してきたこと。



そろそろ旅欲が復活し始めた師走。

1通のメールが、記憶をフラッシュバックさせる。


INDIA CALLING!


続く。


the note book


君に読む物語。

きみに読む物語 スタンダード・エディション/ライアン・ゴズリング
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ついでにもうひとつ、reviewを。

最近こういうたぐいにめっぽう弱くなってる私です。

日に日にチキン度を増してるようです。

もしくは、日に日にヲトメ度をあげてるようです。





まさに恋愛中のアナタも、

マリッジブルーになってるアナタも、

恋に破れたキミも、

日々煩悩なキミも、

恋に恋するキミたちも、

過去を引きずるキミたちも、

そして

恋に恋するヲトメちゃんたち、



ラブワゴンに乗る前に(まだやってんのあいのり?TV壊れました、3ヵ月後無沙汰ですが。)

今すぐに観てほしい。



真実の愛とは何か?を説いてくれますよ。





あー恋がしたい。








my life without me

死ぬまでにしたい10のこと。

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映画のreviewでもひとつ。



昔はこんなミニシアター系movieをガンガン観て『ハリウッドなんて糞食らえ』的なキッズだった私も、ずいぶんと大人になった今はヒトの受け売りで何でも雑食。どころか、意味のないおしゃれ映画に興めなくなった今日。



久々のヒットなんでメモを。


things to do before I die:①世界中のあらゆる『イケナイ事』を体感し、

                  ②また、世界中のあらゆる『快感』を体感し、

                  ③刹那的快楽と悲壮感に目いっぱい酔いしれたあと、

                  ④真実の愛とは何か?をテーマに旅に出る。

                  ⑤バックパックの中には大好きな音楽とchips、

                  ⑥行く先々で素敵な出会い、

                  ⑦最期の地はやはりあそこかな?ガンガーのほとりにたどり着き、

                  ⑧誰にも悟られずここで流されようと、

                  ⑨したところふと、未返却のDVDに気づき(以前とてつもない延滞に4万円

                                           ほどlost)

                  ⑩おうちに帰ろう。


とりあえずこんなトコかな。

あなたならどうする?


2006.11.9 MOGWAI@Diamond hall

最高に眩しい夜。


日に日に冬の訪れを感じるこの季節。 11月。

ちょっぴりセンチになる秋の夜長にぴったりの。

彼らの再来日ツアー。





『emotional』ってコトバを初めて教えてくれたのは彼らでした。

『young team』初めて聴いたのも、秋だったなぁ。





毎度の事ながら、おなかが痛くなったことにして、早々に早退。

毎度の事ながら、約束もしないのに集まったチキン3人。(一人足りませんが。)



christmas steps でtoo much steps。

fear satan でtoo much beer。









眩い照明と轟音の嵐に、オーディエンスは皆、それぞれの想いにふけり。

埋め尽くされたヒトそれぞれの想いがまたステージへと帰っていくような。

時々、われに返り、あたりを見渡すとそこに、

ジダン似のハゲ外人の多さに驚き。







trippyな夜でした。







給料前でビンボーな私は、トートバックもTシャツも買えずに、有り金すべてをアルコールに代え、無事家にたどり着くもタクシー代が払えず、さらにビンボーなルームメイトに借りを作ってしまうのでした。



以上。





presents

愛を感じます。


あと残すところ、2ヶ月を切ってしまいました。2006年の終わりと10年の勤務の終焉が近づいています。

いかがお過ごしでしょうか?



私事ですが、最近とっても愛を感じる場面に多く見舞われます。

もともと物凄いビンボーーー出身だからかPUNK出身だからか、物をもらうのが得意です。

今年もタンジョビが近づいたせいか、愛すべく数々のお客様とのお別れが近いせいか、早々と贈り物が届きました。





思い出すこと1年前、すべてのことの始まりであったアメリカはケンタッキー州から届いたB.Dプレゼント。

ネットワークの可能性を知りました。

そして今年、だいぶ歳の離れたソウルメイトから届いたもの。


bd present
コレです。

なんとも怪しげなB.Dカード。中には胡散臭い石が入ってました。

Chris from London からのエアメールでした。開けるまで何かしらイケナイ物が入ってんじゃないかと期待しましたが。





7年来のお客様、Sさんからの贈り物。

present
コレです。

最後のお別れにと頂きました。

初COACHです。 中に写真が入れれるようになっていて『大事な人をカナダまでコレに入れて連れてって下さい。』

涙が出そうでした。




mixiメイトでもあるYチャンとWチャンからの贈り物。

present

コレです。

二人は私の創作意欲を掻き立ててくれる、数少ないミューズです。




贈り物をもらったこと、それ自体よりも、その人たちがその人たちの大切な時間の中で、私のことを思ってあれこれ思考をめぐらせて選んでくれた、その時間をとってもうれしく、いとおしく思います。

大切に、大切に、大切に。


my first Canada

9.13 in Montreal



やってきました、モントリオール。

フランス文化漂う街、モントリオール。

話には聞いていましたがモントリオール。

まったくもってフレンチ圏ですね、モントリオール。

私のしけた英語力では、お手上げですね、モントリオール。



それはさておき。



知人宅へ訪問すべく、滞在先のユースからてふてふ歩くこと20分。

素敵な公園を発見!!!!

モントリオールの街を一望できるそのナイスヴューに、ちょっっと心奪われつつあるそのとき、

空には5基のヘリコプター。

そういやさっきからパトカーやら救急車やら・・・・どうやら騒がしい模様。


騒がしい方へ足早に近づいてみると、

みるとなんだか人だかり。

『??????????????』

フランス語はまったく聞き取れません。

というよりここでは私のお粗末な英語を誰も理解してくれません、私もできません。

唯一耳に入ってきた言葉。

『Gun man』


????とおもいつつ、知人宅へ急がなくてはと道草をあきらめたのですが。

知人宅へ到着後、テレビのモニターに映るさっき見た風景。

トレンチコートのモヒカン男がカレッジに侵入、銃乱射。


呆然。


翌日の新聞の見出しには『chaos in montreal』と。


モントリオール3日目の出来事でした。



白紙に・・・。

月夜の晩に。


待ちに待った、ちょっと遅めのサマーホリデイ。

いつものように期待に胸膨らませ、

いつものように激安チケットを探し出し、

いつものように独り旅。

しかし、いつもとちょっと違うのは、空港で迎えてくれる人がいる。





・・・はずだった。







昨日までのプランでは。







白紙です。

すべて。

まっしろに。



先生、『what should I do?』ってフレーズはこういうときに使うんですね。

めっちゃリアルに使いました。





2日後に控えた独り旅。いまさらキャンセルできません。

悲しむまもなく、急いでゲストハウスを検索。

なんとかstay先は確保できそうで何より。

こんなことなら、インドにしときゃよかった。


何の予備知識もありません、モントリオール。完全に人任せにしてた私のミス。

慌ててものすごい勢いでgoogle。

Massive Atack DJ KRUSH 以上。


しかしながら、なんでかなぁ?必死で旅のあれこれを考えてる今、やっぱりなんか出てくるのよね、

アドレナリンが。 こんなときでも。



そうそう、そもそも独り旅の醍醐味はコレだよな。

旅先では、きっと何かが待ってるよな。

予想もしないようなミラクルが。

今までがそうであったように。これからも。



・・・というわけで、私の愛する数少ない友よ、

無事に帰ってきたならば、慰めてください、またはDVD鑑賞会しようじゃないかメガネーズたちよ。



カレに届けるべく用意した、とんでもないお土産を空から投げ捨ててやろう。

先生、使ってもいいですかあの言葉を。


『FUCK!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』




あーーーーーすっきりした。










今日の一曲:dark side of the moon/Pink Floyd