夕空を見ていると、冬の雰囲気を感じることが増えた。

夕焼けの手前で木々のシルエットがはっきりしてきて、朝晩に鼻の奥を通る空気にチリッとした刺激を感じると冬になるなぁと思う。

 

先日、Mさんと日帰りで熱海に行ってきた。

熱海の駅を出ると温泉宿のお迎えの人とそこに集まる人々との楽しそうな様子、そして駅の売店の温泉饅頭の香りなどが漂っていて。なんで今日は温泉に行かないんだぁぁぁ!と思いつつ、ここ一年放置していたテーマを回収しにMOA美術館行きのバスに乗り込んだ。

 

この日は本当に良い天気で、空気も澄んでいてまさに行楽日和。平日だったけど、土日平日概念のあまりない我々は休む日が休日。いやまあ、内容的には休みなんだか仕事がらみなんだかわからん行事でしたけども。

 

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美術館について空を見上げたら、写真のような雲がどーんと。上空は風が強かったのかな。しかし地上は穏やかな晩秋の小春日和。

 

建物に入ると、まずは長い長いエスカレーターで上へと昇って行く。ここがまず一つ目のポイント。何がポイントなのかは、説明するより実際に行って体感して理解してもらうのが良いかと。

 

エスカレーターを乗り継ぎようやく辿り着いた館内は美しい「間合い」で作られていて、充実した展示品が少なく見えるほどの広大な空間。一面のガラス窓(?)から見える海と空の景色が、時間と共に変わっていく様も印象的で。

庭園の手入れのされっぷりや食事処のメニューの美しさなどなど、全てがコンセプトから外れない仕様というのが素晴らしく、そういった場に浸らせてもらえることは本当にありがたいことだと思う。

 

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かなりゆっくり見て回り、茶屋にて一服。抹茶と羊羹のセットをいただいた。

隣に座っていたご夫婦が店員さんに質問してくれたことで、ここ(写真の位置)から見える建物の詳細がわかったりするなど、必要な情報はちゃんとやってきたりして。

 

結局、日暮れまで美術館で過ごしてしまい、本当は来宮神社へも行くはずがそちらはまた今度とすることに。そもそも行きの電車が途中で止まり、一時間足止めをくって遅めの熱海着だったのでもうその時点で神社は無理だなーという感じだった。早く着いていたら間に合うように急いで神社へ行こうとしただろうから、その辺もまたうまく調整されているのかもしれない。

 

 

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建物を出ると、黄昏の海と昇ってきた月、海と空の境目のグラデーション、島へ向かう船の曳波が残照に光る街並みの向こうに印象的に見えた。

 

そういったひとつひとつの光景に気づき感じ入る感性というのは美しいものや芸術的なものに触れることでも深度が増していくので、意識的に美に接するというのが大事。何が美で何をもって芸術であるかはそれぞれの好みや価値観にもよるけれど、ここで言う感性は霊性に関するものなので、個人的趣味趣向とは違った視点での美を考えていただければ。

 

この美術館の成り立ちについての詳細を調べていただくとわかると思うけれど、その創始者の思想や感性はスピリチュアル的なセンスにおいてとても重要な事柄を含んでいます。(宗教の話も出てくるけど、それはちょっと置いといて)

 

ある種の芸術に相対した時に生じる感覚や感性のゆらぎが何をもたらすのかというのは、その『場』で『体験』した人だけがわかるもの。内と外と両方の釣り合いが必要ゆえに、想像だけでは起こりえない。

例えば能や謡、普遍的な美しさの宿るモノや場所に遭遇することでソレは起こる。大自然の懐を訪れた時にも起こることがあるけれど、人が創りあげた空間や場で起こることが圧倒的に多い。何故ならば、天上のエッセンスが人の感性と技術と結びついて芸術や美として顕れることで、天と地の融合によって生じたエネルギーが既存のものと違うエネルギーとして魂を揺さぶり、その揺さぶりが個を開いていくから。感動や感銘もその状態のひとつ。

 

更なる高次元の揺さぶりに遭遇すると、自分の内側から透きとおって蒼みがかった光が外へと漏れ出してくるのが観える。天上のエッセンスと地上の意識とが交わってひとつになったものに相対すると、自分もその状態を目の当たりにして「そうか、そういうエネルギーがあるのか」と深く理解し、そして忘れていた天上の波動を記憶の外に思い出して同調することができるようになる。情動とは違う次元で感じ入る時にそれは起こっている。

 

そんなことを知り、思い出すための今回の美術館行きでした。

 

要は、「リーディングとかチャネリングをするなら、この事を思い出してちゃんと天上の周波数で言葉を発しなさいっていうか常にキープしなさい、わかってるならスルーしないでその世界に身を置きなさい」と諭されたというか怒られたというか( ´Д`)

 

天上の周波数とは、あくまで私たちが認識できる領域の周波数で、すなわちその領域だからヒトがこの次元で理解できて且つこなせる範囲のメッセージが来るわけです。

高次元とよく言うけど、そんな一括りにできるほどあちらはざっくりはしていないし、7次元とか8次元とか13次元とか数が多いほどすごいとかいうことでもなく。

(10何次元とかなるともうこの意識が認識できない段階なので、メッセージとかもらうには適してないというかそんな概念すら存在しないほどのトコロですヨ。高次元だからすごいメッセージがあるわけでもなく、メッセージという概念がそもそも3次元寄りのものですし云々…)

 

ひとりひとりが天上の周波数でやり取りできないうちはセッションやレッスンや会にて通訳をしているわけですが、個々がそれぞれ自前でやり取りできたらこの世はもっと存在しやすくなるし本当の意味で豊かになるわけです。

なので、その「やり取り」とはどういうことなのか、やり取りをするには何がどうなるとそうなるのか、という事をいつもお伝えしている次第。

 

 

さて、そんな話をお伝えしている次の虚空会は11月18日(土)です。

周波数を高めるには、周波数を低くするものをどけるか、その周波数を知って合わせるか。

方法は色々あるので、参加して体験してみてくださいませませ。

 

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