◇学級・学年閉鎖相次ぎ
新型インフルエンザの流行により学級・学年閉鎖が相次いでいることから、各校は授業が進まず対応に苦慮している。特に感染者の多い秋田市の小中学校では、すでに例年の季節性インフルエンザの10倍を超す勢いで、1日の授業時数を増やしたり冬休みを削って授業に充てることを検討している。
秋田市教委によると、11月上旬までに秋田市内の中学校1校を除くすべての小中学校で学級閉鎖が発生。総数はのべ721学級に上った。
「多くの児童が既に感染したため収束傾向」(同市教委)だが、例年は50学級程度という季節性インフルエンザによる学級閉鎖数を大きく上回っている。
相次ぐ学級閉鎖に加えて季節性インフルエンザの流行も懸念され、学校によっては今後の流行次第では定められた授業数(標準指導時数)が確保できなくなる可能性も出てきた。
その対策として同市内の47小学校と24中学校のうち、26小学校と9中学校で1日の授業時間を増やしたり朝の自習や読書の時間を授業に充てるなどのやりくりをした。
さらに小中各2校は、冬休みなどの休みの日を活用する方針。これまでに全学級の半数以上が学級閉鎖をした同市立桜小では、冬休みの初日と最終日を授業日にすることを検討している。
同校は「授業時間を増やすと、暗くなるのが早くなるこの時期に子供が帰る時間が遅くなり安全面に問題がある」と説明。冬休みの一部を授業に回すことで、今後季節性インフルエンザの流行による学級閉鎖が起きても余裕を持って授業時間を確保できるとしている。
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