極端が極端を生む

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上の写真を変えてみました。

ベトナムのハロン湾の写真です。

きれいだったなぁ・・・




最近、アメリカ政府が中国にインターネット上での検閲を強く批判していますね。

中国では、例えばGoogleのサイトで、「台湾独立」 「チベット独立」などの

反政府的なキーワードを検索しても、それに関するHPはいっさい見れないように

政府が取り締まっているのです。


恐ろしい世界です。。。



旅してて、メディアについて考えさせられる機会が、意外にも多かったです。

それを最も考えさせられたのが、中国とイスラム圏でした。


まずは中国で感じたこと。。。

それは恐ろしいほど、国がメディアと教育をいじっていて、

国民に与えれる情報の質と量が、あまりにも悪い・少ないこと。


George Orwellの著作 「1984年」 の中に、

社会主義を強烈に風刺した一節があります。


「現在を制したものは、過去を制する。

過去を制したものは、未来も制する。」


現時点で権力を持っているものは、

過去(歴史)を好きなように変える力があって、

それができれば、将来も権力を維持できる。


そういった解釈でしょう。


これを約6億人規模で、実現してしまっているのが

中国で、全く恐ろしい国だと思った。


イスラムでもプロパガンダの強い力を感じたと言わざるを得ない。

イランやシリアで感じた。

特にイランは、「反米」 「反イスラエル」の色に染まっていた。


ただし、

イスラム圏の人々と議論を重ねるごとに、

彼らの主張にも、正当性はあると思うことがしばしばあった。


歪んだメディアに遭遇するたびに、その極端な表現に驚いた。


でも、ふと思ったのが、「極端が極端を生む」ということ。

一つの極端が創られると、それに対抗する形で、もう一つの極端が生まれるということ。

「歴史は繰り返す」というけど、それはまさに、この極端VS極端の構図が

サイクルとしてリピートされるからだと思う。


左翼があるから右翼があるように、

これらの国の極端な報道の背景には、一方で対極があるのだと考えるようになった。


その対極にあるものはナンだろう?


って考えると、やっぱ
それが 「西欧型」 のメディアなのだと思う。

少なくともその一部。


そして、今まで自分が「西欧側」の主張・意見にどっぷり漬かっていたことも

痛感させられた。 特に、アメリカで育った自分は。


そういうことを感じながら、帰国した。


日本でのメディア。


日本に帰国してからはや2ヶ月。


日本のメディアは偏っているのかな!?

そんな疑問を抱きながら、TVなどを見ている。


驚くほどアメリカの影響を感じてしまう。


最近TVを見てて、「これはずるい!」と思ったことがある。

最近世界中で問題になっている、ムハンマドの風刺画搭載に対するイスラム教徒の暴動。

これを報道すること自体は問題ないはずだが、

その報道の仕方は、間違いないく日本の人に、

「ムスリム=危ない」というイメージを助長するようなものだ。


そして何より「おかしい」と感じたのが、暴動化するムスリムの映像を流したこのニュースの直後に、

「イランの核開発問題」を報じること。

不思議なことに、この二つのニュースを報じるときは、かなり高い確率で、

連続して流している。


本来なら、この2つのニュースは、全く独立したものであるはずだが、

連続して放映することで、 「イスラム」という枠で2つのニュースが

視聴者の中では、関連付けされてしまう。

その結果、「ムスリム」 「暴動化」 「イラン」 「核開発」 というキーワードが

視聴者の中で一くくりになってしまい、間違ったイメージが植えつけられてしまう。

そしてこのやり方は、アメリカの放送局がいつもやっていることだ。

特に、FOXテレビ。


作為があるのかどうかは分からないが、

少なくとも日本にいても、間違ったイメージというのを、

植え付けられているのだと思った。


その証拠として、旅していて、


「今までTVで見てきたことは、一体何だったんだろう!?」


と思わされることが、旅中に多かった。


最終的に、考えた一つのこと・・・


それは、結局は自分の足を動かして、現地の人に話して

「生の声」を聞かない限り、何も分からないということ。

そういうことをして、初めて判断が下せるのだということ。


次は、、、

ちょっとテーマを変えて、、、


旅先で会った印象的だった人を紹介したいと思います。


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