友人の絵が出品されていると聞いて大阪は天王寺の美術館に寄った帰り、ぶら
ぶら歩く内に奇妙な街に入り込んだ。
TVコマーシャルでおなじみのふぐ料理屋系列の店が立ち並び、祭りの夜店にしか
ないと思っていたスマートボールが当然のように何十台も腰をすえる街。
手を伸ばせば触れそうな通天閣を間近に見上げ、入り込んだ人間を昭和初期へと
タイムスリップさせるミステリーゾーン、そこは新世界。
・・・・新しい世界と書いて新世界、つまり古い世界という意味です。
「新劇ってなんですか?」
それは古い演劇のことです。もっと古い演劇に新派とか新国劇というのもあります。
ハイカラという言葉を知っていますか?
・・・・テンカスの入ったウドンのことです。
モダンという言葉を知っていますか?
・・・・・焼きそばが上にのったお好み焼きのことです。
モダンダンスはクラシックバレエを壊す形で発展しましたが、大阪でモダン焼きが
発明されるとともに勢いをなくしました。
取って代わったのがコンテンポラリーダンス。
これは面白くないダンスという意味ですが、この言葉もいずれウドン屋かお好み焼
き屋に滅ぼされる運命にあります。
新しいものはいずれ時代と共に風化し、新しさを派手に主張したモノほどこっけい
に見えてくる。
若さを売り物にした芸人の行く末のように・・・。
今流行りすぎの名前をつけた子供がいずれ年をとり老人になっても生きていかね
ばならないことを忘れてはいけません。
さて、前置きが長くなりすぎました。
皆様ご覧になってるこのブログ。
コラムを担当するのが振付師にして劇作家でパントマイマーで作詞家である私、
ニュー上海太郎。
漫画を担当するのが「イラストレーターのくせに漫画もおもろいやないかーっ!」・・・
のネオ深川直美でございます。
さてナウなヤングもあっと驚く新世界。ひと粒で2℃おいしいとまいりますでしょうか、
なおみあんどたろうのハイカラモダン劇場のはじまりはじまり・・・

ただいまご紹介にあずかりましたナウでエッヂなイラストレーター深川直美でございます。(恥) この度、宇宙スケールの事象を舞台にねじ込んでくる鬼才・上海太郎さんとブログを始めさせていただくことになりました。「2℃ブロ」って呼んでね。よろしくどうぞ。
ところでモダン焼きもそろそろCASAブルータスあたりに「ミッドセンチュリー焼き」とか、かっこよさげに言い直されたりしないか心配です。ビーフンのせて「ポストモダン焼き」って呼ぶのってどう? 売れるかな?
ちなみに昨年うまれてはじめて新世界に行きましたが、通天閣が予想外に小さくて、観光時間が大幅に余ってしまった思い出があります。日本橋でうどん食べて帰りました。なんだかモダンですね。
(なおみ談)