鷲の羽は舞い降りた

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ネイティブアメリカンの世界では、鷲は特別な意味を持つ存在です。

この宇宙を創造したグレートスピリットと繋がっていると考えられているからです。

グレートスピリットは宇宙そのものの根源なので、空高く飛び回る鷲はそこに一番近くまで行ける存在だと考えられているんです。

ところで、グレートスピリットって、何でしょうね。

たとえば、キリスト教などで崇拝される天地創造の神と同一のものでしょうか?

まったく違うんですね。

聖書では、神は自らに似せて人間を創った、となっていますから、神は人間の姿をしているわけです。

では、ネイティブアメリカンにとってのグレートスピリットは?

「大いなるグルグル」などと呼ばれ、銀河の渦巻きのような姿をしている、と例えられることはあっても、
その姿は明確に語られません。

なので、人間に似ている、なんてことはないんですね。

宇宙そのものの発生の根源であり、人間以外のものも含めて万物を生みなした存在なのです。

「スピリット」というくらいですから、物質的な形は持たず、「大いなる意思」だけの存在とも言われます。

その根源であるグレートスピリットは、私たち全てと繋がっている。

宇宙創造を成したグレートスピリットの意思を、私たちも受け継いでいるというのがネイティブの教えなんですね。

なんとも壮大ですね。

ネイティブの世界では、鷲はそれだけ気高い素晴らしい存在なので、その羽一枚も大切にされます。

たとえば、誰かが祈祷師になる修行をしていたとしましょう。

長い修行の果て、ふと見上げると頭上を鷲が旋回している。

そのわしの羽が一枚、ひらひらと足元へ落ちてきた、とします。

そうしたら、その修行者は、
「私は一人前として認められた」
と解釈し、その羽を大切に保管します。

長老のもとに羽を持っていき、長老からその意味を聞く、ということもあるようです。

いずれにしても、鷲は素晴らしい存在です。

鷲はグレートスピリットに近いゆえ、
光と闇のバランスが取れ、あらゆる角度から物事を見て、的確な答えを出す。
しかるべきタイミングを知り、語るべきことは何か、なすべき時はいつか、すべて直感でわかる、と考えられています。

ネイティブの世界では、
「7代先の子孫のことを考えて、今できることをせよ」
と語られます。

それこそ、グレートスピリットの意思に沿う行いだからです。

せわしない毎日の中で、自分のことで精一杯、というのが今の文明社会の暮らしですが、
たまには空を見上げて、鷲やこの世界の創造主の「大いなる意思」に想いを馳せてみましょう。

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