さて4日間毎日酒尽くしの最終日ももちろん飲んで〆るのが吉。というわけで松江駅近くの人気居酒屋へ行ってみた。

朔屋

店に入るとカウンター6席の先に座敷が。
店に着いた時には座敷ではすでに宴会が始まってたようで板さん忙しそうにしておる。

松江で日本酒と言えばここのよう。
なんでも島根の日本酒を応援するということで全銘柄を1種類以上は必ずおいてるということでメニューにもずらっと島根の酒。聞いたことない銘柄も色々とありますな。
すっきりから熟成までに分けられた中から仁多米、扶桑鶴、美波太平洋を選んで飲み比べ。

この中では意外にも美波太平洋が味乗ってうまい。
ま、4日間飲み続けて疲れてたんで熟成したものしか味が分からなかったってのもあるんだけど。

料理は・・・かなり大きいのどぐろ2尾のから揚げが670円・・・だっけかな?かなり安い。
骨までバリバリ食ったよ。

なんぞ座敷で宴会してた人の話が聞こえてきたけど日本酒詳しそうな感じ。
抜けてきた人に話しかけられたけど

「島根の日本酒楽しんでって」

いや、もうかなり堪能しておりますよ。なんならもう1泊していってもよかったな。

さてさて、最後にこの店に来たのはここの福島さんて店主と話をしてみたかったのがありましてにこやかな女性店員さんに福島さんの所在を尋ねるとどうやらここにはいない様子。

近くの誘酒庵という別の店にいるようなので、そこにいってみるかな。
ということでお会計。

この時帰りの夜行バスの時間まで20分。

件の店までは大通りを挟んで反対側。これならまあ1杯なら飲んでいけると計算し店までダッシュ。エンジン補給したては速度もあがるってもんで。

3分で店に到着。店は運よくカウンターが空いていて、息をつく間もなく腰を掛け十旭日を1杯。

ふー、しっぽり。とすることもなくいきなり店員に

「ここに福島さんが来てると聞いたんですが」

「??」

「その人なら後ろの座敷で飲んでる人よ」

隣にいた妙齢の女性が福島さんを呼んでくれ、会いに来た経緯を手短に話すとカウンターまで来てくれて

「美波太平洋に行ってきたんですよ」

「何でまたあんなところに」

「実は京都で極秘指令を預かりまして」

「その司令官のことはよく知ってるよ、弟みたいなやつだ」

「おお、そうでしたか」

酒縁がつながり始めたその時、バスの発車まであと5分。

杯をぐいと飲み干し、お話しできたお礼と「また来ます」と挨拶を残して駅へと向かう。

・・・眠りから覚めるとそこは見慣れた町。

また今日から銭を稼ぐため馬車馬のように働く日々が始まるのだ。

いつか島根に再訪するために。話の続きをするために。
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