今日もいそいそとファンダイブへ。
いよいよ生物の生態行動も活発になってまいりました。
いちおう、お初のゲスト様には何に興味がおありか、見たい生物等ないかお聞きしてからご案内致します。
エロの世界へ。
迫るメスのハナイカ。
オスは体を窄めて萎縮してます。
結局このカップルは一方的なメスの行動にオスが乗り切らず交接までゆかず観察中の僕らは生唾ごくり。。。
恋の成就を瞬きもせず見つめていたものだから、海中で目がシパシパ。
目の覚めるようなカワハギのオス同士の縄張り争いも今が熱く!!
この2匹のオスは海底から螺旋状にクルクルとお互いの尾鰭を追いかけ5メートル程上昇。
その間15回転程しフラフラと離れ・・・・・・またクルクルと戦う。
見てるこっちが酔いそう。。。
トラギスもオス同士の戦いが激化。
交互にホバリングしディスプレイ・・・・・・
こちらの戦いはカワハギと同じく尾を追いかけますが!
そのスピードたるやクルクルと悠長なものではなく!!!
クルッ!!!
いや!もはや「ク」ぐらいのスピードである。
瞬きすると見逃します。
後に残るのは砂煙りと残像だけ。
まぁミジンベニハゼは誰が撮っても同じような感じになるよね(笑)
今年はきっちりハッチアウト撮らせていただきます!!!
カッチリ!キッチリとね。
イトヒキベラもウェイブUスイミングを始めました。
フラフラと泳ぎ回りながらメスとすれ違う時だけはバリッとヒレを全開にする。
僕も女性とすれ違う時はバリッとしようと思うんだ。
イトヒキベラに習う人生哲学。
ついに鹿児島でも見つけたキツネメネジリンボウ。
昨年も別なポイントで見つけていたのですが写真には収められず悔しい思いを募らせていたわけです。
ただし春先のハゼの巣穴はコロコロと場所を変えるわけでして、安定してお見せできるかは定かではありませんが是非リクエストをお待ちしております。
今年はオタマ&メイに南さつまの海は任せておりまして、僕は錦江湾を熱くする係り!!
きっちり南さつまを熱くしてくれている彼女達の思い!それと未知数ですが(笑)期待してくれているゲストさんの思いに応えるべく錦江湾も攻めねば。
さてさて今日は4月1日新年度のスタートでもありました。
さっそく海から上がってくると・・・・・ドタドタ〜数人の男性達に囲まれまして。
海上保安庁の面々ではあぁぁりませんか!!!!
通報が入ったらしく「密漁」ではないか?との事で色々と調べられました。
もちろん保安庁の方々は当たり前の任務をしている、僕も何も悪い事をしているわけではない。
経緯を説明しながら他の皆んながエキジットしてくるのを待つ。
ところで、僕が先に一人でエキジットしたのには理由がある。
「トイレに行きたかったからだ」
調べを受けながら、話も一息ついたところで
僕「あのぉ〜トイレ行ってもいいですか・・・・・?」
保「もちろん!どうぞ!」
しかし、トイレに行くのは犯罪者の常套手段とでもいいますか?
トイレに行くふりをして証拠を隠滅!!なんてことも考えられます。
僕が壁に向かって用を足そうとしていると、背後から視線を感じる。。。。。。
しかも手元を覗き込むかのような視線を・・・・・
男性ならよく分かるはず!!!
無理よっ!!!そんな状況で用を足すなんて。
僕は少し背中の角度を変えまた死角になるようにする。
すると、また視線を感じるぅ〜また違う角度から。。。。。。
きゃぁ〜〜〜出らん!!!終いには股間から小さなナマコが出てきました〜って検挙されたらたまらん。
意を決して瞑想の中用を足したのであった。
というエイプリルフールに事実を話してみる(笑)
※海上保安庁の方々は何の不手際もなく仕事をされただけで、私が勝手に背後からの視線を感じていたでけですので悪しからず。
もちろん、誰がどこでどのように潜ろうが誰にも止める権利はないわけでして僕は勝手させてもらう。しかし海を生活の糧として海から恩恵を授かる様々な職種の方がいることも事実。
その土地土地でルールの様なものがあり皆んなが安全でより良い環境になるように!と取り組んでいることもある。
世間が言う「常識」というものは人によって言う事は違うわけで、僕の常識には当てはまらない事も多い。
皆んなの海、皆んなが気持ち良く楽しめる、皆んなが潤う!そんな海をこれからも期待してやまない。