思えば不思議な出会いでした。 


タロットとトランプが一緒になった珍しいカードを 


じっくり選んでお会計し、(次の記事で)   



ブースを去り際に、ふと気になって表紙をめくりました。 



普通の古い洋書だと思ったら、全然違ってた。 


昔の押し花帳だったんです。 




ページからこぼれ落ちそうになった押し花に、 


これはいけない。 ヘ~ルプ!! 


と、お店の方のほうを振り返って助けを求めました。 



ガラスや食器ではなくても、押し花なんてめっちゃ壊れ物です。 



そして、改めて中を見せていただきながら、


これが100年くらい前の、マリー ルイーズさんという女性が作った押し花帳だということを知る。 







いちごの葉っぱ。 







マリー ルイーズさん、字が綺麗なんです。 


フランス語で書かれた、植物の名前と説明。 


線が細くてこまかい字。  








私の好きなカモミール! 


100年近く経ってるのに、細~い葉っぱや花びらが残ってて、 


色褪せながらも、花の色がほんわか残ってて、 



見ているほどに魅了されて行きました。  








ざっと見たところ、 


ラベンダー、クローバー、いちご、 


カモミール、ローズマリー、ラムズイヤー、 


レースフラワー、スズラン、 



くらいしかわかりませんでしたが、 


私も好きな植物がたくさん。 






というわけで、受け継ぎました。 


マリー ルイーズ グランシさんの植物標本 1925年  





Herbier de Marie-Louise Granci 1925  



思えばこの表紙の破れと色あせ具合。 


これが手を伸ばすきっかけだったかもしれない。 笑  



「ジャンクエレガンス」。 シャビーで朽ちていて、それでいてどこかエレガンスな要素を持ってるものが好き。 




ゆくゆくは、私以上に植物標本や鉱物が好きな娘に引き継ぎたいと思っています。 


アノヒトも細くてこまか~い字を書くのよね~ 


ただし、筆記体は書けないらしい。 ワタシラの時代は習ったけどね~  






京都ふるどうぐ市 


宮脇モダンさんにて。  





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