京阪5000系 | 車内観察日記

車内観察日記

鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。

日本初の多扉車として有名な京阪の5000系です。

 

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全車5扉車となっておりますが、閑散時は3扉車として運用できるようになっているのも画期的ですよね。

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こちらがそのラッシュ用ドアです。この部分のみドアが無塗装になっており、塗装変更後も無塗装のままです。現在京阪でもホームドアの設置が計画されており、位置が合わない当系列の廃車が進んでいます。その割に乗りに行けばそれなりに出くわしてはおりますが、乗車・記録はお早めに。

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車内です。ドアと窓が交互に配置されており、さすがにスッキリはしていません(笑) そう言えば、塗装変更後に座席のモケットが変更されています。

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ドアです。こちらは終日使用可能なドアです。片側にLED表示機が設置されています。

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そしてこちらがラッシュ用ドアです。収納座席が降ろされているため、座席の向こうにドアが見える珍妙な光景が見られます。


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車端部です。貫通扉は従来どおり、窓の小さいものです。


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こちら車椅子スペースを有する車端部です。どちらかというと、5扉車でドアを詰めたため座席が置けませんでした、というのが正しいでしょうか。


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片側には、このように下辺にスモーク加工による目隠しが施されています。

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最前面です。やはり座席は設置されていないものの、仕切り窓は大きく取られています。

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天井です。新製時から冷房を標準搭載しています。かなりごたごたしているのと、他の関西私鉄とは異なり蛍光灯の本数が少ない割に照明カバーがかかっているので少し暗く見えちゃっています。これは他の京阪電車の通勤型電車もそうなんですけどね。

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冷房に混じって設置されている回転グリルです。特徴的な形をしたこの時代の京阪電車オリジナルアイテムで、中央には京阪の社章が入っています。

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吊革です。終日使用のドア上は通常の短い吊革が備わっています。

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ラッシュ用ドア上は京阪ではお馴染み、跳ね上げ吊革が備わります。

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引き降ろすとこのように下に伸びるようになっています。

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窓です。5扉車ということで、ドア間1枚のみの配置です。2段窓になっています。

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座席です。ラッシュ時はドア間3人掛け、その他時間帯は9人掛けとなっています。モケットは塗装変更時に現在主流になっている緑と背ズリに黒地とオレンジの円弧模様となっています。中央は最大の特徴である昇降座席です。座面が跳ね上がり、鴨居部へ収納される形になります。

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優先座席はオレンジ色です。座り心地ですが、座面は比較的クッションが奢られているものの、背ズリはもう一歩といったところ。収納座席は座面に底付き感を持ちますが、収納座席としては頑張っていると思います。

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車端部の3人掛けです。袖仕切り、板の付ける部分を間違えているような・・。

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車椅子スペースです。もともとは立ち席スペースであったと思われ、手すりと車椅子マークを付けてハイ、出来上がりって具合ですね(殴) 車椅子、ここに停めると、明らかに戸袋からはみ出します(笑)

 

そして現在はこのようにベビーカーマークを追加しフリースペースとなっています。


反対側は立ち席スペースとして残されています。それを考慮したか、窓手前に横方向の握り棒が渡されています。そうそう、先頭車にはお馴染み成田山のお守り札が入っています。