浮遊時間 | 七色な日々を求めて~

浮遊時間

友達A:「なぁ、首周りにキスマーク付いてないか見てくれない?」


おれ:「あ、ああ。うーん・・・とりあえず付いてないけど、昨日はそんなにアツイ感じだったの?」


友達A:「まぁねぇ。しかもさ、これから彼女に会うからちょっと怖いんよね。」


おれ:「おい!昨日の相手は彼女じゃないんかい!?」


友達A:「まあねぇ。」





リアルタイムで起こっている。


僕は同時刻にきっと部屋で独り。


同じ大学生。


次の日には同じ授業を隣で受ける同じ大学生。


時間は平等。





女:「ねぇ、」


男:「うん?」


女:「人間ってさ不平等だと思わない?」


男:「いきなりどうしたんだよ。」


女:「だってさ、人間って顔、性格、育つ環境・・いろいろあるわけじゃん。」


男:「まぁ・・ね。それを自由に選ぶことはできないよな。」


女:「でしょ?神様はなんでそんな風にしたんだろうね。」


男:「うーん・・・なんでだろうね。」


女:「人間は不平等・・・でもさ、神様は一つだけ平等なものを与えてくれたと思うんだ。何だと思う?」


男:「え?うーん・・わかんないな。何?」


女:「時間。」


男:「なるほどね。」


女:「私、わたし、この神様が与えてくれた大切な時間をセブンと一緒に過ごせてとっても幸せだよ。」


男:「おれもだよ。それに、神様はおれたちには特別なものをくれたしね。」


女:「なぁにぃ?」


男:「・・・赤い糸だよ。」

















「この人私の運命の人かもぉ。」


そんなこと言いながら一ヵ月後に別れてるカップル。


きっと彼らの赤い糸はちょうちょ結びだったんだろうね。


どうも、特技はちょうちょ結びの微調整のセブンです。



今日もいい天気。


素敵やん。



冒頭の会話は、まさに数時間前に行われたリアル会話です。


ダイガクセイナラアタリマエ


浮気の一回や二回はアタリマエ




・・・


オラ、そんな浮つけないよ。


浮つく相手もいないけど、けど、いたとしても浮つけないよ。


だってオラ・・・








一途だもん








待ってて、



あおいちゃん!



今日も明日もオラは君だけだよ!


待ち合わせ時間は朝の8時15分だよね?