竹中工務店が竹中工務店が次世代型オフィスでiPadなどを使用し、省エネ効果の実証実験を開始次世代型オフィスでiPadなどを使用し、省エネ効果の実証実験を開始

竹中工務店は、今年4月に竣工した同社の関連会社TAKイーヴァックの新砂本社ビル(東京都江東区)で、省エネルギーを追求した次世代型オフィスの実証実験を開始することを発表した。
同実験は、同社が開発した空調、照明、制御の3要素技術を駆使した次世代型オフィスルームを、同一建物内の一般型オフィスルームと比較して、CO2排出量を3分の2以下に抑えられることを実証するもの。米アップル社製の多機能型携帯端末iPhoneやiPadなどの端末を使い、個人がパーソナル空調の温度や照明の照度を自由に設定できるシステムも盛り込んだ。なお、同実験は、(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成を受けて実施するという。
同実験では、TAKイーヴァック新砂本社ビル内に次世代型オフィスルームを広さ約170m2で構築し、その省エネルギー効果を、現在の建物で広く用いられている設備を採用した一般型オフィスルーム広さ約1,000m2と比較する。次世代型オフィスルームは、「中温エコ空調システム」や「膜放射空調」、「パーソナル空調」、「LEDを採用した天井・机上照明」、「空調と照明を統合した制御システム」で構成。これに対し、比較対象とする一般型オフィスルームは、現在の建物で広く用いられている「ビル用マルチ空調(空冷ヒートポンプパッケージ熱源)」、「蛍光灯ベース照明(机上面750ルクス)」で構成する。
同実験の実施期間は、2010年5月から2013年5月までの約3年間の予定。実際に従業員が入居した状態で運用しながらデータを収集・解析し、省エネ効果を定量化することで、システムの総合的な評価・検証を行うとしている。同社は今後、既存の空調機器をそのまま活用できるよう工夫し、コスト増を抑えることで中小オフィスビルへの適用を狙う考えだ。
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