久々にショック…



無責任シリーズやスーダラ節などで有名な植木等さんが亡くなった。



昭和のスターが亡くなって、
私がショックを受けた方々を思いつくまま挙げると、

鶴田浩二さん
三波伸介さん
石原裕次郎さん
田宮二郎さん…
林家三平さん
渥美清さん


それらの皆さんの時と同様のショック。



植木さんの言葉(役の上だが)が、
成人してからのバイブルだった。

特に好きだったのが、
「黙って俺についてこい」である。






ゼニの無いやつぁオレんとこに来い。
オレも無いけど心配すんな。

見ろよ、青い空。白い雲。
そのうち何とか、なるだろう…







なんと哲学的な詞。


何とも脱力した歌詞が、言いようも無い不安を抱いていた青春時代、
根拠もない、だがなぜか妙な安心感があった歌。




映画の無責任シリーズは、ぜひ若い人に見てほしい。


題名が「無責任」となっているので勘違いしがちだが、
主人公の「平均(たいらひとし)」は、実は人一倍の工夫をし、
いつ寝てるのか?と思うような活躍。
信念を貫きながら、実際に縦横無尽に働く。
違うのは、優先順位の付け方が明確であることだ。
また、決してブレない。


私はあのシリーズを喜劇として見たことはなかった。


目標に向かって爆進していきたい人は、
一度ご覧になることをお勧めしたい。




植木等さん、どうぞ安らかに。


謹んで、心よりご冥福をお祈りいたします。