W杯札幌大会一日目結果

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日本の渡瀬雄大選手(雪印)、惜しくも五位。


シュリレンツァウアー選手が、
二本とも圧倒的な力の差を見せて、
圧勝。


伊東大貴選手が八位。


だが、前述の通り、今回の大会は世界ランキングトップ10のうち5人が来ている。
その中での渡瀬選手の五位は立派と言って良いだろう。


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あたしも人間だから、
あまりにもモチベーションが低い人達だと、
「もう~…いいや」
と、伝えることすら挫折してしまう事もあるのだけど…




でも、一応は若い人達に、
これだけは伝えたい!
と思っている事をまとめてみた。




モチベーションが高い方々は、
読んでいてくれる事を期待しながら…









まず一つ目は、
世の中には、
「取り返しがつかない事がある」
という事を知っておくべきである。




例えば、私の講義の中での実技試験では、
ある程度の筋力が無いと、どうにもならない項目がある。




この事はおよそ4ヵ月前に伝えているので、
日々、毎日ではなくともトレーニングをコツコツ続ければ、
必ず何とかなるレベルの事である。




だが、その「コツコツ」をしなければ、
当然、必要な筋力は身に付かない。



その事に焦って、一週間前に何とかしようと思っても、
どーにもならない。





これは、たかだかトレーニングの実技の話のみならず、
社会に出ると、
全てに通ずる話である。







そして、自分がやるべき事を怠った事による損害や被害は、
結局は誰の責任でもなく、
全てが自らの責任。




大切な事の二つ目は、
その「落とし前」は、自分でつけるしかない、
ということである。





それを他人に
「何とかして~」
と云うのは、社会に出ると基本的には通らない。


いや、仮に表面的には通ったとしても、
笑顔の裏にはもっと恐ろしい「裏評価」がある。



学校ならば「ダメな事はダメ」
と言ってくれるが、
社会では、表面的には「イイよ~」と言っていながら、
実は評価は最下落…
なんてのは普通である。





ただ、それも実は、
単純なことを日々、
淡々と続けさえすれば、何のことは無い、
という事が少なくない。


だが、それは一日や一週間では取り返せない。



世の中には、そういう事が多数あるのである。



そして、それによって被る事は、
甘んじて受けるしかなく、
「落とし前」は自らがつけるしかない。





これが社会の基本的なルールである、
と云うことを、是非分かって欲しいのだが…






あたしの指導力不足で…
昨日から、こちらのブログに検索で訪問されるキーワードに、

「金子祐介」

という言葉が劇的に増えた。



予想はしていたが…



それもそのはず、
昨日フジテレビ系列で16時から、彼のドキュメントが再放映されたからである。


「バッケンレコードを越えて」
で、FNSドキュメンタリー大賞を受賞した作品である。




金子祐介君は、元は日本を代表するスキージャンパーであり、
いまだに大倉山ジャンプ台のバッケンレコードを持っている。


私も当然、ジャンプ台で頻繁に顔を合せていた。
また、彼が私のブログを読んでくれていたこともあり、
時々話もしていた。



トリノ五輪候補だった彼は、海外遠征中にジャンプで落下事故、
顎などを複雑骨折し、頭も強打。
生死の境を彷徨い、奇跡的に意識は回復したものの記憶喪失に。
当時の婚約者で現在の奥様の事も忘れてしまった。



だが奥様の献身的な看病の甲斐もあり、
医師も驚く奇跡的な回復。
血のにじむようなリハビリとトレーニングを経て、
これまた奇跡的に競技に復帰。


私も含め、この時は大変驚いたことを覚えている。


だが、このドキュメントを初めて見た時、
想像以上の状況に、自分の認識の甘さを改めて痛感したものだ。





話はそこで終わらず、彼が回復したのに合わせるように、
献身的に看病してきた奥様にガンが見つかる…




このドキュメントは、その復帰までの壮絶な闘いと、
夫婦愛、今の闘病生活とそれを支える金子祐介君の姿を描いているものであった。




恐らくこの放送を見た方が、
もっと金子君のことを知りたいと、私のブログにたどり着いたのだろうと思われる。




この若い二人に、何とか神様のご加護を…


と願わずにはいられない。
来年のバンクーバー五輪を占う、プレ五輪大会。


同じジャンプ台での試合のため、条件が合うかどうかの確認にも。


また、今回からチーム雪印の岡部孝信選手が、
国内での結果を首脳陣に見せつけて、W杯組に復帰。


国内での絶好調が、世界でどの程度の位置にあるかが分かる。


24日の初戦は、
9位:葛西紀明選手
17位:岡部孝信選手
18位:湯本史寿選手
24位:伊東大貴選手


渡瀬雄太選手、栃本翔平選手は二本目に進めず。


25日の二戦目は
12位:葛西紀明選手
13位:岡部孝信選手
21位:渡瀬雄太選手
26位:伊東大貴選手


栃本翔平選手、湯本史寿選手は二本目に進めず。



戦前の予想通り、岡部選手の国内での高いパフォーマンスは、
そのまま行けば世界でもある程度の結果を残せる、ということが証明された。

特に二戦目は予選4位で通過し、
久しぶりのW杯参戦でも実力を出せる、ベテランの力も示せた。



すぐに帰国し、次はW杯日本ラウンド札幌大会。



TV放映もあるので、日本の皆さん、
ぜひご覧下さい~
年明けからドタバタと過ぎてしまい、
ふと気がつくと、もう月末…



ブログ更新も試合結果や、
どちらかと言えばどーでも良いネタでお茶を濁す日々。





ほんの少し落ち着いたので、
今さらながら本年の自分のテーマを記しておくことに…




な~んて。







表題のように、今年のテーマは、
「よく見る」。
ということに。






きっかけは、年末に参加したセミナーで、
中京大学の湯浅景元教授の話を伺って。






湯浅先生は、様々なスポーツのパフォーマンスを研究されている権威。



フィギュアスケートの安藤美姫選手も学生で、この春からは浅田真央選手も入学。

ハンマー投げの室伏広治選手も所属し、
博士論文の指導も。






湯浅先生曰わく、
パフォーマンスの研究とは言っても、所詮は「後追い」である、と。





どうしたらパフォーマンスが上がるか?を研究はしているが、
結局は輝かしい結果を残した選手の動きの特徴を分析し、
「何が、どう優れているのか?」を、
選手が創意工夫で結果的に身に付けた能力を、後から追って検証することしか出来ない現状である、
と云うことだろう。




結局、科学は選手の感覚を上回ることは出来ないのかも知れない。





私は基本的に研究者ではないが、
日本国内に於いては世界レベルの生きた教材が身近に多数いる。



ラッキーなことに。




だからこそ、
徹底的に「見てみよう」、と。





ハイスピードカメラも用意し、
まず記録し、徹底的に見てみる事にした。



そこから何が見いだせるか分からないが、
やってみて、続けてみるしかない。






湯浅先生のようにはなれないが、
モノの見方は必ずしも能力だけではない。





自分も格闘家時代、
トップ格闘家たちと拳を交え、
理屈でなく、「感覚」で感じたことが沢山ある。





それを頼りに、
じっくり「見てみよう」と考えている。









これはパフォーマンスを調整する立場
(私はこれを「セットモーション」と呼んでいる)
の話だが、
いわゆる「後追い」という考え方は、ほとんどに於いて正しい、と思える。




いくら理屈を並べてみても、
例えば売り上げを揚げているパーソナルトレーナーのやっている事に、
売り上げを揚げる理由がある。



お客様から評判の良いトレーナーは、
やはり評判の良い理由がある。




その、「どこが良いのか?」
を後追い検証することは、
全体のパフォーマンスを上げるのに大変有効である、と考えられる。



ただ、気を付けなければならないのは、
パフォーマンスの結果は、やはり「個人の特徴や優位性」にも拠る、と云うことだ。



筋力がない人が、筋力がある人の動きを真似しても上手く行かない。


何となく根暗なイメージの人が、
天真爛漫な人の模倣をしても上手く行くとは限らない。





だが、成功の「エッセンス」は必ず存在する。

全体に共通する。






「要は、どうなっていれば良いのか?」

というポイント。








つじつまが合っていれば良く、
その、つじつまを合わせる為の「方法論」が、
つまりは「個性」であり、「個別性」とも言える。





要はどうなっていれば良いのか?
が分からなければ道も探せない。






後追い、と云うことは、
それを探すことに他ならない。

インカレクロカンリレー結果

テーマ:
養生整体師&スポーツトレーナー・最上晴朗-20090118092018.jpg
明治大学は四位でフィニッシュ。


優勝は早稲田大学。
二位が中央大学。
三位は日本体育大学。


これで全日程が終了。


とは言ってもウィンタースポーツシーズンは続くので、
選手諸君は次の試合会場に、それぞれ散っていく。




また同時に、来年に向けた闘いも既に…