瀬里奈の水槽

全てを月の夜に捧ぐ、

作詞作曲
うたピアノ
瀬里奈


テーマ:
手袋を失くした。
紫の細かい花柄でスマホに対応しているやつ、気に入ってたのでとても悲しい。
たった3週間で失くした。

でも手袋って失くすものだよね。
外すもんね、煩わしくて。
スマホに対応してるけど、気付くと外してスマホいじってたもんね。
そりゃ失くすよ。

この悲しい出来事を繰り返さない確実な方法は知っているんですよ、
「もう手袋を買わない」ってやつ。

でもこれは逃げだね。
あれですよね、
「失恋するの辛いから恋しない」っていうのと同じ。あ、心当たりある?あります?恥ずかしいね〜〜〜〜〜。

もう一つやりやすい案があるとしたら
失くしても辛くない程度の手袋を買うってことだよね。
「本当に好きな人だとおかしくなっちゃうからどうでもいい人と付き合う」と同じですね。

これは進んでるような停滞に見せかけた退化です。

緩やかに心を殺す訓練なんですよ。
日々死にゆく手袋という存在への意識。
ちょっとほつれただけでも容赦なく捨てちゃうわけだから「もう失いたくない」という根本の願いが失われてる、
そう、失くすものすら なくす
という最悪の展開です。

やっぱり次は失くさん!と気合い入れてまた可愛い手袋を買うべきですね。
紐をつけるとか、そういうーー努力をするんですよ、能動的です。ほまれ、ほまれ。でも例えたら「街コンに行く」って感じなんですよね。原動力は失恋の痛みだから話が早い相手を望んじゃうの、気をつけなきゃね。

手袋を買いにいかなきゃね、
でも春一番が吹きましたね。
あ〜〜〜彼氏欲しい




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随分遠い場所へお連れになるので、吊り下げられたまま 足元を漕ぐように動かしておりました。
私を運ぶそのお方は、西かと思えば東へ、東かと思えば西へ、見当もつかぬ飛び方をしておられました。
目を開いているのは困難でした。風が強く、乾いて涙が溢れてしまうので、その潤いをじっと溜めたままにしました。道を違えたのか、一度 滞空飛行したとき、つい黒目だけで見上げてしまいました。この盗み目が知れたら肩を掴んでいる爪は解けてしまうやもと怯えておりましたが、お気づきでは無いようでした。それとも知っておいでで許されたのか、どちらにせよそのお姿は太陽を背に黒々としていたのです。
名前も知らない山々が眼下を滑ってゆきます、この景色は果たして私の知る国なのでしょうか。晴天でした、爪先を幾度となく雲が舐めました、だから晴天でした。時折不思議な生き物が群れで横切ってゆきました、鳥ではなく蛇のようでした、裂いた半紙にも似ておりました、風のままに飛ぶ、とても思念があるとは思えない生物でした。まとめてそれが行ってしまっては またまとめて出会ったので、同じ場面を繰り返しているのかと思いましたが、よく見ると群れの数が違います、別のコミューンだったのでしょう。目にしているものが現であると自覚しました。
私が捨て置かれたのは高い山の上でした、いくつもの大きな岩を、重ねて唾液で固めたような、灰色の山でした。
肩を掴んでいた爪は、赤黒い跡を残して離れました。着地は平地ではなく、崖に少しせり出した段のうちのひとつです。見下ろしてみても人間は確かめられません、文明は確かめられません、晴天の果てであると思いました。
私をここまでお連れになったのは、もう楽になっていいということでした。愛する人間たちのもとを離れて、存分に寂しさでくるまれよというお許しでした。お連れになったその神は月の名前をお持ちでしたが、八百万に宿る方であると私は知っておりました。そこここから私を見ておられて、こぼす言葉の一つ一つをご存知でした。ここは晴天の果てでありますから、もうこれを限りにお護りの役目を果たしたことも、私は知っておりました。
もう空腹はありません、寝たり覚めたりは赴くままです、神は終わりではなく、永遠の無を与え給うたのです。救いの一心で私をお連れになったその方に、何も申し上げることは出来ませんでした。
ぼんやり時を眺めるうち、ボーイングの嘶きを聞いたような気がしました。
やがて私は一人になりました。「遠くへお連れ下さい」とか、「神様が助けて下さる」だとか、そういうものが全て、ため息と同じものであったことは、告白する間もありませんでした。神は安堵して晴天の彼方へ消えて行かれました。その揺らめくお姿はまるで、裂いた半紙のようでございました。
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私たち冬眠をすべきじゃないでしょうか、

暮らしは便利で餌の不都合も無いけれど体は鈍感で非常に生きづらい
死にやすい、と言うべきかもしれない

例えば
私の寝室は室温が0度以下になる
歯の根は合わずこめかみがぎゅうぎゅう痛み靴下を履いているのに指先の感覚がなくなる、髪まで冷えて頬にかかると避けずにはいられない「このまま寝てしまって大丈夫だろうか」と

思った5秒後ぐらいに寝てるんですよね

これが「死にやすさ」、氷点下でも眠ることに慣れてしまっている。
そのせいでこないだ泥酔したとき「ちょっとだけ」という謎の思考で路地に倒れこんで20秒くらい目を閉じました。危なかった。

屋内でも油断は出来ず、
化学繊維で出来た厚手のワンピを着た時、裾がパリパリと汚れていて 何がついたんだろう?と一生懸命ふきんでぬぐっていたのですがしばらくして
「あっ ちげーこれ すげえ焦げてる」
と気付きました。

着替えは石油ストーブの前でするんですよ
ヒーター↓じゃないよ

こっちね↓ストーブね


これ知ってる?家にある?
赤くなってる部分、演出じゃないから。火熱だから。
よく全身に燃え広がらなかったよね。

このように
「凍えているのに眠ってしまう」
「服の裾が燃えたことに気づかない」
ということから考えるに、
『冬の心体は命に関わるほど鈍感』というのが分かるわけで
提案します 人類冬眠計画!

冬眠計画ー!



……


はーあ
春が待ち遠しい

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