今しがたニコニコの記者会見読み上げを聴き終えたところ。表題通り、非常にストレスが溜まっている。

  

・なぜ連盟側の記者会見は動画で流さないのか? 会長として谷川がファンに直接説明することが妥当だった。その嫌な部分を吉川アナにパスしてしまう。逃げをいわれてもしかたがない。

 

・三浦に辛い思いをさせたことは申し訳なかったが、連盟の対応は妥当であったと総括。将棋では正着以外は全て敗着という状況がよくあるが、三浦が不当な境遇に陥った以上、悪手。第三者委員会の整理は整理として、迷惑をかけた方の当事者が自己弁護を言わない方がよいのだが。。。それくらいの公衆関係のノウハウぐらい弁えてほしい。これも将棋を引用するが、負けた人は「負けました」と頭を下げる。それを実生活に転用すればいいだけのことだが、やはり競技限定の振る舞いなのだろうね。悲しいけれど、競技の精神性の高さは実生活のそれを担保しないのがこの世の中の常である。

 

・経緯について。関西の連絡会で久保が竜王戦について指摘したことが発端→一致率を鵜呑みしてしまった、とのこと。8月上旬に長時間の離席を慎むようにとの通達を出したところ、三浦はこれに従っていたという。であれば、処分の根拠がない。どうも千田の所見だけで、統計処理の基本も弁えずに三浦黒で突っ走ってしまったのではないか?

 

(追加)

・前も書いたが、誰がどういう判断で三浦スマホ不正の所見を確定させたのかが不明なまま。島邸に有力棋士が招集され、電話で関西から久保が参加したともいわれるが、この集まりの位置付けは何か? この場ではない理事会等で決まったのであれば、その時の議事録はあるのか? なぜここに私が拘るかといえば、構成員の処遇決定の場が非公式談合であっていいはずがないからと信じるからである。対外説明ができない経緯で理事あるいは理事に影響力を行使できる有力者の専断が許される、しかも理事や有力者は処断される人物と利害関係にあるなどという絵姿が美しいか、世の中の理解を得られるか?

 

棋士の世界は従来はこういうことを考慮せず回ってきており、今回も従来志向のまま良心に従い個々の判断を行ったのだろう。しかし世の中は遥かに標準化されていたのである。 

(追加終了)

 

・竜王戦開幕直前に本件が記事になることが確実になって、時間がない中で対応をしたという。連盟のダメージがこれほどのものになる予見がなかったか? 三浦が白だったらどうなる?とか、第1局をキャンセルするということを一秒も考えつかなかったのか?

 

・そもそも記事になるきっかけは誰? 犯人探しをしても仕方がないが・・・

 

・違和感極大なのは今期順位戦他三浦が欠場した棋戦の取り扱い。なんと今期順位戦の降級はなく、来期11位に張り出しになるという。まだ3局あり、これに全勝しても11位なの?(→23時訂正:残りの対局も行われないということだ) これのどこが三浦の環境の正常化なのだろうか。三浦に申し訳ないというのであれば、順位戦不戦敗2局を間隔は詰まるが指させてやればいいではないか? これでは実戦感覚が戻らない。

 

・理事の処分は上3人が減給30%、その他が10%。理事としての給与だけですよね? 対局料返上ではないのですよね? 上場企業の経営者の減給とは意味が違います。それよりもどういう補償を三浦に行うのだろう?

 

 対して三浦の記者会見は生中継。当たり前だが故ない不遇に対する同情は募る。 

 

【いったん自分の中の総括】

 将棋は強くても、組織運営とかリスク管理には全く知見のない若者のいうことをはいはいと信じるほど私は初心ではなかったみたい。そこは自分自身についてはよかったです。程々の猜疑心を抱いていた証ですから。また、将棋ファンを40年以上しているけれど、三浦がスマホカンニングをしているという心証をついに抱かなかったことについても「アマも捨てたものではないな」と思う。

 

 メディアで流されたこと、有力者が語ったことを信じやすい人達は三浦黒の心証を形成してしまっていたようで、今回の顛末について意外であるという人の声も聞こえる。横道に一瞬逸れるが、こういう方々は、東京都を取り巻く問題では小池都知事が常に正義の味方にみえるのではないか。スマホ疑惑でも「渡辺が指摘したのだから」とそこはプロの判断を信じてしまう方が相当数いたように思う。

 

 斜に構えすぎかもしれないが、見聞することをそのまま信じず、自分なりに咀嚼してこのブログを今後も続けていきたいと思います。

 

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