第三者委員会が先日開催されたものの、検討結果は全く開示されず、どうなっているのか不明のまま推移してきたが、三浦が声明を発表し、一部状況が分かった。
 
日本将棋連盟は、平成28年10月27日、私の出場停止処分の妥当性と対局中の行動について、第三者調査委員会を設置しました。連盟は、出場停止処分の妥当性に疑義があると考えたからこそ、第三者調査委員会を設置したのだと思います。しかし、私の出場停止処分は未だ継続されています。出場停止処分の妥当性に疑義があるのであれば、まずは出場停止処分を撤回してから調査にあたるべきではないでしょうか。
 
⇒ 現状は、「明確な証拠はないけれど、疑わしいので罰しました」になっているので、この主張には同意できる。疑わしいから退場させる、というのは、人事の世界ではよくあることではあるし、「清潔さ」を好むメンタルが棋士にはあるだろうから心の動きとしては理解できなくはない。でも、将棋連盟は競技団体と認知されているところもあり、他の競技団体(特に五輪に出ている競技団体)と対比してしまうと、「随分と前のめりですね・・・いいの?」という流れになる。
 
連盟は、おそらく第三者調査委員会の結論が出るまで出場停止処分を撤回しないでしょう。一方で、連盟に預けた私のパソコンについては、まだ何も調査していないと回答されています。そのうえ、解析会社の協議も整っていません。このままでは、私の出場停止処分の期限である平成28年12月31日までに、第三者調査委員会の結論が出るとは考えられません。
 
⇒ 「調査していない」 本当ですか? できればその回答書のログも開示していただけると、連盟のスローさがよく理解できるところ。しかも解析会社の協議も整っていない? うーん。
 
アプリケーション一覧に記されているように、私のスマートフォンに指し手を示す将棋ソフトは導入されていません。また、パソコンの遠隔操作を行い得るソフトも導入されていません。ちなみに、スマートフォンの電源のオンオフについては、抽出不可能な領域であることから判明しませんでした。
 
 解析とは別に、私は、対局中はスマートフォンの電源を切っていたはずですので、このことを証明するため、ドコモから取り寄せ可能な過去の通信データを入手しました。しかし、非常に残念なことに、ドコモでは通信データについては時間単位ではなく、日単位でしかデータを保有していませんでした。それでも、対局日の通信データ量が、対局がなかった日と比べて少ないことから、私が対局中に電源をオフにしていたことを添付資料からうかがえると思います。
 
 三浦本人としては疑惑を晴らすためにやれることはやった、というところですか。
 
 ちなみに調査依頼先のアスエイト・アドバイザリーのHPはこちら。こういう資格があるんですねぇ。
 
 この種の業界と接点なくこれまで生きてきたので、こちらがどれくらい本格的かは分からないものの、この件で乗り込んできたのだから、自社の能力にはそれなりの自負があるのでしょう。。。
 
 処分撤回となると、今進行している竜王戦7番勝負は何なんだ?というところが連盟にとっては苦しいところ。繰り返しになるが、拙速に走った最初の判断が悔やまれる。
 
 
 
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