週刊文春でそれほど分量の大きくないフォロー記事が出ており、三浦の反論を否定する状況を取り上げている。すなわち「三浦が当初は渡辺を聴取の場に呼ぶように求めたが後で翻した」(結局翻したのだから、三浦の主張とは矛盾していないともいえる)、「スマホの提出を三浦は拒否した」。また三浦が聴取の録音を求めたが録音を失敗したので再度実施を求めた、という経緯も紹介されている。要は三浦の主張は怪しいので、やはりスマホカンニングもしていたのではないか、という流れの記事である。

 
連盟が正面から三浦の主張に反論しない理由を想像することは難しくはない。泥仕合の深化を恐れたのだろう。だが、雑誌を通じたリークを行っても、状況が改善するわけもない。この記事の通りだとすると、連盟も聴取の録音の機会はあったのではないかと思えるのだが、実際はどうだったのか。生々しすぎて公開に耐えないとしても、第三者委員会に開示することはできるのではないか。録音をしていなかったとすると、随分と間の抜けた話である。
 
調書のコピーとか聴取の議事録を文春が入手の上、記事に載っているというのであれば「おお!」と思うが、このレベルでは不十分かな。物証を見せてください、文春さん。他の文春砲でやったような。
 
ついで。今日はB1順位戦が行われているが、夕食休憩直後谷川が早々に投了した。棋譜を並べてみると序盤でいきなりの大見損じ。飛車の横利きが止まっているので、どう応じても角交換から▲2一角(もしくは手抜き)→香車損を回避できない。
 
今回の件で集中しにくい状況だったのだろうか。平場の対局でも会長職にある限りはしんどいと思うが、なおさらではないか。 
 
一切のしがらみか解放した状態で谷川が将棋を指せる日は来るのかな。こういう状態はスター棋士をただ潰しているだけで、誰も喜ばないと思う。
AD