コメント欄でも指摘がありましたが、三浦が継続文書を発表している。引用しながら、私の感想を述べたい。三浦の書簡は赤字で表示します。

 

※別の方からのコメントにも申し上げているが、私は白黒よりも本件を組織のリスクマネージメント事例として見ているところが多い。白黒については正直よく分からないが、言われている2局についてはソフトを使わなくても勝てる対局であり、リスクを冒す必要はなかったのではないかと感じている。アマの感じ方でしかありませんけどね。有力棋士が解説をしてくれれば考えが変わるかもしれないが、三浦も自らの読みの経緯を述べることが可能なわけで、判然とするのでしょうか。盗作の判定と似たあぶり出しが可能なのでしょうか?

 

まず、平成28年10月10日、連盟理事からソフト使用疑惑があるという理由により、翌日に理事などが集まるので将棋会館に来るよう伝えられました。私は、「渡辺さん(明・竜王)はこれから戦う相手なので呼ばないでください」と伝えました。数日後に竜王戦が控えていたため、私が疑われ、身の潔白を証明する場に渡辺さんが同席していると、対局に差し障りがあると考えたからです。しかし、私の要望に反して翌日の会議の場に渡辺さんは出席していました。

 

→ これが普通の企業、組織であれば、双方の意見を別々に聴取し、できれば録音もしくは聞き取り書を作成の上、それぞれに捺印を求めるくらいのことをして、後々揉めないようにするものなのだが、利害が相反する当事者同席の上の審問というのはフェアではないように思える。私が連盟側ならそういうリスクをヘッジしておくことを第一に考えるが、渡辺の訴え→有力棋士の評価(ここは週刊誌の報道だけなので実際のところが不明である)で流れができてしまったと思い込んだか? そもそも常務理事の私邸で有力棋士が集合し、何らかの所見が出たのであればそれも文書に残しておくべきであった。後日、いったいこの会合はどういう権限を誰に付与されていたのか? 何を判定したのか、という疑問が出ることになる。理事会の私的諮問とするのかもしれないが、処分決定においてすら全理事がそもそも揃っていない。税優遇を享受する公益財団法人としては、この種の手続きの妥当性には留意してほしいところだ。将棋界の中心人物がよしとしたのだから構わないんだ、ということにはならないのですよ。木村・大山・升田の時代ではない。

 

次に、平成28年8月頃、三枚堂さん(達也・四段)と将棋の研究を行っていた際に、三枚堂さんがスマートフォンを用いて自宅のパソコンを操作しているのを目にしました。私は、そんなことができるのかと驚き「どうやっているの」と聞きました。彼は、私がパソコンに疎いことを知っていたため、詳しい説明はしませんでした。もちろん、私のスマートフォンに遠隔操作アプリをインストールしたことはありません。

 

→ 週刊誌記事に対応した記述である。私はスマホでは詰将棋しか解かないが、強いソフトとスマホで対戦できるならそういうアプリは使ってみたい気がするので、三浦が関心を持つのもありそう。PCを持ち歩かなくても済みますからね。それはさておき、インストールしたら形跡は残るんでしょうか?

 

また、対局中に控え室などでスマートフォンの操作をしたことなどはありません。

 

→ 控室でいじっているのを目撃された、という記事への反論と思われる。目撃者がいるなら連盟はその人物を連れてくればいいわけですね。

 

ちなみに、私はスマートフォンの提出を拒否した訳ではありません。そもそも、連盟はスマートフォンのみならずパソコンの提出すら望んでいませんでした。スマートフォンは、私が日常使用しますし、私の保有するパソコンを調べてもらえば、遠隔操作ソフトなどが導入されていないことは分かってもらえると思っていました。

 

→スマホを提出しない理由はこの辺かな?と思っていたが、そうでしたね。それより見逃せないのは「連盟はスマートフォンのみならずパソコンの提出すら望んでいませんでした。」の下り。

 

もっとも、現段階に至っては、自らの潔白を証明するため、私のスマートフォンと4台のパソコンを信頼のおける調査会社等に提出し、過去にインストール及びアンインストールされたソフトの内容や、電源のオンオフの日時などの解析を行ってもらおうと考えています。調査会社等の選定については、連盟が協議に応じてくれるのであれば、連盟と共に選定したいと思います。また、私は上記スマートフォンとパソコンしか持っていませんが、家族などのスマートフォンやパソコンなども調査対象に加えて欲しいと連盟が望むのであれば、進んでそれらも調査対象に加えたいと思います。後から別のパソコンなどが怪しいと言われても困るからです。そのうえで、解析結果を私や連盟が入手する前に、調査会社等から直接世間に発表してもらおうと考えています。

本来これらの作業は、疑いをかけた連盟が実施すべきだと思います。なぜ、私が自らこのようなことを行わざるを得ないのかと思うと悲しくなります。私は単に今までどおり将棋を指したいだけなのです。

 

→ 弁護士の助言を受けての所見と思われるが、妥当ですね。

 

一日でも早く連盟が不当な処分を撤回してくれるよう願ってやみません。

・・・・・・・・・

 

別の記事では

 

今月3日の対局でたびたびの離席と不自然な指し手に疑惑を抱いた渡辺明竜王(32)が、「疑念がある棋士と指すつもりはない。タイトルを剥奪(はくだつ)されても構わない」と、連盟幹部に強く対応を求めていたことを明らかにした。

 

とある。将棋界、タイトル戦の公正に影響するわけで、懸念はご尤も。それだけに執行部は手続きを丁寧に踏むべきだった。棋士でしかない自分たちに処理能力がないのであれば、外部の知見を借りればよかった。外部理事が適切な方法を示してくれたであろう。

 

後知恵だが、第1局は延期がよかったのだろう。諸々のキャンセル料くらいでは追い付かないくらいのダメージになってしまった。

 

羽生が叡王戦を勝ち上がっている。それを楽しみにして、暫くは待つことにしよう。

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