好かれるために演技をして疲れませんか? | ほぐしてつむぐ日々

ほぐしてつむぐ日々

fukkoこと藤嶋ひじりのブログ

コミュニケーション障害、略して「コミュ障」なんて、娘たちはよく話しています。私もきっと「コミュ障」でした。人と変わった育ち方をしましたし、人と違った価値観を持っていたことで、普通に話すことでも変人扱いされました。どう知れば「普通の人」になれるのか。必死で合わせようとしていたので、演技力には自信があります(笑)。

 

若いころは、「ただ合わせる」「わかったふりをする」でも、なんとなくやり過ごせるコミュニケーションですが、大人になって、仕事や家庭を持つことで関係性が複雑になったり、責任が出てきたりすると、それだけじゃうまくいかないことって出てきますよね。

 

 

今年5月から始まった、大阪府某市でのコミュニケーション講座、5回連続講座が先月で終わりました。基本的に「コミュニケーションの苦手な方」を対象として、コミュニケーションの「入り口」の部分をお伝えしました。

 

私がお伝えしている最大の5つのポイントは

 

・コミュニケーションに「正解」はない(みんな違って、みんないい)

・想像以上に、みんな誰もが緊張しているものである。

・表情スイッチオン!「笑顔」でまずはオープンマインド。

・コミュニケーションのベースは「愛」と「興味」です。

・伝わるにはタイムラグがある(リアルタイムの理解を求めない)

 

ということ。

 

恥ずかしげもなく毎回伝えていますが、

基本、コミュニケーションは「愛」です!!

 

どんな著名人にインタビューしても、相手の方も緊張されています。すぐに目を合わせてくださらない大御所俳優さんもいます。コミュニケーションが得意だと思っている人が、実は、ただ喋るのが好きなだけの一方通行な方ということもあります。

 

コミュニケーションの目的はいくつもありますが一番最初の目的は「五感で感じ取ったことをシェアすること」ではないでしょうか。

 

私は、そのシェアの先は、状況や、その人の好みによると思っています。

 

私のコミュニケーション講座に来てくださった方で、「アサーションにつながると良い」と何度もアンケートに答えてくださっている人がいましたが、私は、アサーションは「正解の一つ」「手法の一つ」と捉えているので方向付けはしていません。

 

シェアのその先が、「共感」「同感」「理解」になれば、それはもちろんうれしいことだと思いますし、場合によってはアサーションであればいいとも思います。でも、大多数とのコミュニケーションで、これを目的にすると疲弊しちゃいまいます。

 

セラピーでも、コミュニケーション法でも、「この方法しかない」と伝えたほうが、きっと広まりやすいのかもしれません。でも、「それしかない」わけではないはずです。

 

アサーティブであることが求められる場面でできれば、それでいいと思うのです。場合によっては、そして、性格によっては、右から左へ〜〜 受けては流す〜〜でもいいと思います。

 

それを繰り返しているうちに少しずつ「自分は、どうコミュニケーションを取りたいのか」に気づければ、きっと、少しずつ日々のコミュニケーションが変わっていくのではないでしょうか?

 

 

さて、そんなわけで京都でもコミュニケーション講座を開催します! こちらは連続講座6回です。

 

私がお伝えしているのは、「誰かを変えるためのコミュニケーション」ではありません。「自分の性格を変えるためのコミュニケーション」でもありません。「自分を大切にしながら、いかに溜め込まずに、いかに伝わりやすいタイミングや方法で、コミュニケーションをとるか」というコツの部分をお伝えしています。

 

私の講座では、楽しく身体を動かしたり、折り紙などを使ったりしながら、コミュニケーションがラクなものに感じていけますよ。特に、今回は人数も限定して12名までとさせていただきます。連続ではなくても、興味のある会だけでもいいのですが、初回は総括なので、なるべく参加していただきたい! ぜひとも、この機会に京都にお越しくださいませ。

 

----------

人と会うのが楽しくなる! コミュニケーション講座

 

緊張してうまく話せない」
「そんなつもりじゃないのに……誤解されて伝わってしまう」

コミュニケーションに苦手意識を持っている人が、
ちょっとした工夫で「人と話すのが楽しくなる」
「会話が怖くなくなる」ための実践講座です。

大好評につきこれまで毎回満席かつ定員を増やしながら開催してきました。

人見知りで、いつも下を向いて歩いていた講師が、
1,600人へのインタビュー、恋愛・夫婦・子育てカウンセリングの経験を始め、
保育士として子どもと非言語コミュニケーションをしてきたこと、
子ども時代いじめに遭ったこと、心理学など、
さまざまな知見から体系立てたコミュニケーションのコツを
6回に分けてお伝えします。

 

第1回 いろいろなコミュニケーションを知る【11/27(日)開催】
自分が気持ちいいと思うのはどんなコミュニケーション? 知らない間にうっかり伝えてしまっていることとは? コミュニケーションといっても、手法はさまざま。初回は、いろいろなコミュニケーションを楽しみつつ確認しましょう。

 

第2回 「自分」を知るワークショップ【12/18(日)開催予定】
あなたはどんな顔をしていますか? よく考えると、人は「自分の顔」を直接見られません。写真や鏡でしか見たことがないのです。表情、姿勢、話し方も、意外に知らないもの。コミュニケーションでは、自分をいかに知っているかが鍵になります。

 

第3回 相手を知るための「想像力」のワーク【1/15(日)開催予定】
コミュニケーションを円滑にするには、自分のこと、相手のこと、両方を知ることが「鍵」。完璧に知ることは難しいので「知ろうとすること」が重要。固定観念や、決めつけによる、誤解や諍いを最小限に食い止めるために想像力をアップしましょう。

 

第4回 第一印象をアップする場づくり【2/19(日)開催予定】
「想像力」をどれだけ豊かにしても、コミュニケーションに「完璧」はあり得ません。そして、完全に「理解」する必要もありません。大切なのは「受け止める」ということ。そのための場づくりの方法と、初対面で話しやすい話題と避けたい話題などを学びます。

 

第5回 共感力のあるアクティブリスニング【3/26(日)開催予定】
アクティブリスニングとは「積極的傾聴」のこと。話を遮ったり、アドバイスしたりせずに、言葉はもちろん、表情、姿勢、声、背景など丸ごと受け止め、共感しながら聞く方法。相手を尊重し、その人の真の欲求に気づけるよう寄り添う聞き方の練習をします。

 

第6回 「伝える」レッスン【4/16(日)開催予定】
「言葉」は、ただ届ければ受け止めてもらえる……というわけではありません。届け方やタイミングによって、キャッチしてもらえなかったり、テニスのように打ち返されたりすることも。伝えたいことを整理し、受け取ってもらうコツを学びます。

 

 

参加者の感想:

  • いろいろな立場の人と楽しく話せてよかった。身体を動かしたり、グループになったり、頭だけでなく五感でコミュニケーションすることを少しでも体験できて良かった。

  • 本来みんな、必要なことは話せるはずなのに、緊張したりすべてを言葉を伝えようと力が入っているだけで、身体からもコミュニケーションをしているので、その方の自然な感じが出たらコミュニケーションできるのかもと思いました。

  • まだまだお聞きすることができず残念でした。またぜひ企画してください。

  • 相手に興味を持つこと、思い遣りの気持ちが大切だと思いました。

  • 人とコミュニケーションを取るときには、家のなかで独りでいるときや、PCに向かっているときの顔つき(OFF)から、好きなものを思い浮かべて笑顔(ON)になるというのが印象的。ワークで初対面の人と背中合わせで言葉を交わすことが以外と心地よいのに驚いた。

 

お申し込み、詳細はこちら↓↓↓

http://prema.binchoutan.com/seminar/2016/11/57.html