2005-10-17

149.飲酒で絶縁?!

テーマ:彼女じゃない恋愛

彼からのメールに私はその返事を電話でとった。
私は殆どアルコールを口にしないので、酔っているのかどうかの判断は自分ではできない。
ただ気持ち悪いだけで、意識はハッキリしている。
もしかしたら酔っていたのかもしれない。
コール音がしばらくなっているが、私はしつこく待った。
いつもなら、5コールも聞けば留守電を聞くのが嫌で逃げたくなるのだけれど。
しつこかった所為か珍しく彼は私が掛けた電話に出た。


「なんや?」
「ん?ゆうじ、おはよう」
「お前、酔ぅてんのか?」
「うん、お酒飲まされて気持ち悪いの」
「は?今まで何しててん」
私は今までの事を彼に話す。
「で、そんな奴の車で送ってもらったわけ?」
「怖かった」
「怖かったじゃないやろ!俺がどうこう言うこっちゃないけど、友達は選んで欲しいなー」
「友達じゃないし」
「一人は親友やろ!」
「そうやで、親友の為にって思ったのよー」
「そんなんで会って嬉しいか?ほんまに為になっとるんか?」
「好きな人に少しでも会いたい気持ち解からんのか!」
私は数分前、親友に彼と同じ事を言った。
だけど、私は彼に反発してた。
「都合ばっかり合わせてられんのや」
本音だったのかもしれない。
「あっそ、お前もそういう考えなんやね。飲めへん酒飲んで、飲酒運転が仕方ない行為やとは思われへんけどな。今度こんな事あったら、二度とお前の電話は鳴らんと思えよ」
「どういう意味?」
「解かるやろ」
「はいはい、もう会いません!」
「そういう事じゃないやん」
「っていうか、自分でそんな事よー解かってるし、あなたに言われる前に結果出してきたわ」
何故に逆切れなのか、自分でも切れながらそう思った。
何がしたいのか、何を言われたいのか、何を言いたいのか、忘れてしまった。
私は何故、彼に電話したのだろうか。
思い出せない。
「ごめん、言い過ぎた。お前の事は解かってるよ。でももう飲酒運転する車なんかに乗るなよ」
「解かった」
「酒飲ませるような奴に会うな」
「うん」
「あんまり会えんくてごめん」
「うん」
「来週行くから」
「うん」
「待ってられるか?」
「うん」


彼は、仕事に遅れるからと言って電話切った。
私はそっと携帯を置いて、布団に入った。
わけの解からない電話の会話を思い出す。
そしてまたわけの解からない事に照れ、布団を抱きしめた。
私にしか解からない感情。
もしかしたら伝わってしまったのかも知れぬ感情。
私は、どんなことをしたって彼に会いたいと思う。
そして、今すぐにでも会いたかった。



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