2005-07-15

76.裸とスッピンは恥ずかしい

テーマ:彼女じゃない恋愛

体を見られる事の恥ずかしさってなんだろう。

自分の体に自信がない、それだけだろうか。


ドアがしっかり閉じているか確認する。

盗聴 1度見られたとは言え、やっぱり恥ずかしい。

ドアに耳をあて、耳をすまして彼の動きを確認する。

微かに布が擦れる音がする。

これは何の布の音?

パフッと布から空気が抜ける音がする。

彼はベッドにいる。

間違いない。


急いで体を拭いて、下着をつけて備え付けのパジャマ上下を、私はボタンもしっかりとめて着込んだ。

ずっとドアを凝視して。


「いいよ~」
一呼吸置いて、彼を呼んだ。

彼がニコニコしながら入ってくる。
「ねぇ、見た?」
「うん」
何、その満面の笑み・・・。
「わざとでしょ・・・」
「いいじゃん、綺麗だし」
「何処が?!」
「胸あるし、くびれあるし、ケツはないけど」
「ちょっと、見すぎじゃない?!あんな一瞬に」
「ごめん、でも綺麗だよ」
怒ってたけど、そう言われて悪い気はしない。
怒りながら、ニヤけてた。

と言うか、そう言われることで怒る必要などなくなってしまった。

やっぱり、彼にどう思われるか不安だったのかもしれない。


だけど、褒められたってやっぱり恥ずかしいのは・・・何故だろう。


私は化粧水でお肌のお手入れをする。
彼は、ドライヤーを手に取り、髪を乾かしている。


洗面所に二人並んでるって、何かいい。


「俺にも塗ってよ」
「ほぃ」
「じゃぁ、俺はお前の髪、乾かしてあげる」

何かいい

何かいい。
何かいいよ、これ!!


「なぁ、それスッピン?」
「何?顔違うって?」
「ちゃんと化粧してる?全然変わらんやん」
「アホやなぁ~、よー見てみ!毛穴バッチリ開いてるわ」
「ホンマや!」
「うわっ、ひどい」
「ってか、中学生みたいやな」
「・・・凹むわ」
「でも、可愛ぇよ」
男にスッピンを褒められるほど嬉しいものはない。
お世辞だとしても・・・。


そういえば、彼にスッピンを見せる事に抵抗がなかった。

普通、嫌がる女性の方が多いよね。

私もどちらかと言えば嫌な方だ。

体を見られたショックが大きかったのかな。

何だか矛盾してる自分がおかしい。


彼は先にお風呂場から出て行った。
直ぐに私は後に続く。
お風呂場から出ると、部屋は薄暗かった。


何!?この雰囲気。


サッパリした体にまた緊張が走る。
彼はベッドに寝転がって、どデカイスクリーンで映画を見ていた。


お風呂場のドアの前で立ちすくむ私に彼は気付いて「おいで」と手招きする。


さぁ、私は何処に辿りつくべきか・・・。



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コメント

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2 ■> いずみさん

自分のブログも落ち着いてきて、いろいろ他のブログ見てると、結構画像使ってたんで、真似してみました。
挿絵追加してからなかなか更新出来なくなって困ったもんです(*^^*ゞ
慣れて、定期更新目指さねば!

ここで言うのも何ですが、いずみさんの絵もっと見てみたいな☆

1 ■こんばんわw

読んでてドキドキ…
髪乾かしてもらうのって
すごく気持ちいいですよね!
ヽ(*´∀`)ノ
挿絵がかわゆくて
なんかいいです!!

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