覚悟を決めるとは「無心」になること
テーマ:徒然なるままに昨日は、「致知」を使った早朝勉強会
「いばら朝喝(あさかつ)同好会」がありました。
昨日は、題材となった号のテーマが
「一途一心」ということもあり、「覚悟」が話題にのぼりました。
成功するかどうかもわからない、
それでも続けることができるか…。
続けた人は退路を断ち、「覚悟」を決めているというのが
参加された皆さんの共通意見でした。
昨日、届いた致知出版社のメルマガを読み、
はたと思いました。
林成之さんは脳学者として有名です。
私も林さんの書かれた著書が好きで、
たまに読み直しています。
- 脳に悪い7つの習慣 (幻冬舎新書 は 5-1)/林 成之
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その林さんがメルマガでこのようなことを
仰っていました。
(ここから引用させていだきます。↓)
───────────────────────────────────
「オリンピックで勝つための勝負脳の話」
林成之(日本大学大学院総合科学研究科教授)
『致知』2009年1月号 特集「成徳達材」より
http://www.chichi.co.jp/
───────────────────────────────────
競泳日本代表の上野広治監督は
ここで手を抜くことなく、
もう一度オリンピック1週間前の韓国済州島での合宿で、
「オリンピックで勝つための勝負脳の話」
をしてほしいと要請してこられました。
無論、二つ返事で引き受けました。
人間の考え方一つで能力を
最高に発揮する脳の仕組みをまとめて
紹介したかったためです。
これまでで印象的だったのは、監督に呼ばれ、
春の国内選考会を見に行った時、
残り10メートル手前までは
体半分世界新記録や日本新記録より前に出ているのに、
残り数メートルになると、測ったように遅れ、
記録を取り逃がしている光景を目にしたことでした。
私はすぐ気がつきました。
これはみんなゴールをゴールだと思っているなと。
(中略)
つまり残り数メートルはオリンピック選手ではなく、
普通の選手になってしまう
脳のピットホール(落とし穴)にはまる。
【記者:では、ゴールの時はどうすればよいのでしょうか?】
選手にも
「突き指してでも壁の向こう側をゴールだと思うんですか」
と質問されましたが(笑)、私は人間の本能を
使いましょうと言ったんです。
人間には
「生きたい」
「知りたい」
「仲間になりたい」
という3つの本能があるんですね。この
「仲間になりたい」
を使うんです。
かつて「刀は武士の魂」といって、
命懸けで戦う時に刀を抜きました。
それは刀そのものを魂といったのではなく、
自分が刀となって戦うからそう表現したのです。
同じように、残り10メートルは
「マイゾーン」
として、水と仲間となり、
一体化して泳いでくれと。
練習中も、このゾーンは自分が
最もカッコよくゴールするために、
ゴールの美学を追求しながら泳いでほしいと言ったのです。
多くの人は
「命懸けで頑張ります」
と口で言いますが、
命懸けで脳が働くシステムを使っていないのです。
勝負の最中、前回のアテネオリンピックではこうだった、
昨日コーチにこう注意されたなどと考えながら勝負をする。
これは作戦を考えながら戦っているので
命懸けの戦いにならないのです。
命懸けの戦いとは、過去の実績や栄光を排除し、
いま、ここにいる自分の力がすべてと考え、
あらゆる才能を駆使して
勝負に集中する戦い方をいうのです。
素直な人は、過去も未来もない、
いまの自分でどう勝負するかに集中できるのです。
(引用は以上です↑)
赤くした部分にあるように、「覚悟」も同じだと思います。
「命懸け」といっても、私たちの「脳」は「命懸け」で
働くシステムを持っていません。
「覚悟を決める」ことも、頭で理解していも、
躊躇するのは、この脳のシステムかもしれません。
ということは、
「過去の実績や栄光を排除し、
いま、ここにいる自分の力がすべてと考え、
あらゆる才能を駆使して勝負に集中する」ことが
「覚悟」を決めることに他ならないのでしょう。
無心で仕事をしているとき、
仕事そのものに向き合うことが、
結果的に成果を生み出しているのですね。
★本日も最後までお読みいただきありがとうございました。<m(__)m>
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