「安倍首相が森友学園に寄付」は第二の『永田メール事件』になるのか? | 大放言・毒を吐くブログ アメーバ版

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独断と偏見で言いたい放題言ってるブログです。主に政治、世相、時々科学や食材について書きます。



※出てきた「証拠」はかなり怪しい。

森友学園理事長の籠池泰典

「我々がこの学園を作り上げようとしたのは、みなさんのご意思があってこそ。そのご意思の中には誠に恐縮ですが、安倍内閣総理大臣の寄付金が入っていることを伝達します」

と、森友学園に安倍首相が寄付を行っていた、と発言し、大きな波紋を呼んでいる。

だが、「証言だけ」では十分とは言えず、「物証はあるのか?」と言う疑問が出るのは必然の流れになるが、籠池泰典を取材している菅野完がその「物証」とするブツの写真をアップした。







https://news.yahoo.co.jp/byline/suganotamotsu/20170317-00068806/


※この時点でおかしかった。

※コレがその物証らしい。

※「安倍晋三」と言う名前どころか狙いまでもがミエミエ…

写真を見る限り、確かに森友学園に平成27年9月7日に「100万円」の振込がされている。「その振込用紙」と言うブツの写真もアップされたが、見る限り依頼人欄に「安倍晋三」と書いたのを「修正テープで」修正し、訂正印も押されずに通されている。異様、と言うか異常としか言い様がない。


※森友学園に反証は出来るのか?

不肖筆者が銀行融資を受けた際、振込用紙にも訂正印の押印を求められた経験がある。借り換えを確実に行うためだったが、それ位不備には厳しいのにコレは明らかに不自然である。また、安倍昭恵夫人が講演のため森友学園を訪れ、「安倍首相からの寄付」と言って100万円を手渡したのは同年9月5日だったと言う。この日は土曜日だったので平日を待って入金、と言うのは当然思えてしまうが、籠池泰典の言う「安倍昭恵夫人から手渡された100万円の寄付金」と「9月7日に振り込まれた100万円」が「イコール」とまでは言えない。それを結びつける「ブツ」が求められているのだが、「安倍晋三記念小学校」と、安倍首相の名前を勝手に使って寄付金を募っていたのなら、実際に安倍首相から寄付があったのならそれは「最高の箔」となる筈だ。盛大に宣伝する材料にはなっても隠蔽する理由はない。何故「このタイミングで」出てきたのか?と言う疑問も同時に出てくる。


https://twitter.com/maruyamahodaka/status/842737920108724225

勿論自分で書いた振込用紙やリストが「確たる証拠」とは言えまい。もっと客観的な証拠が求められているのは言うまでもない。


※森友学園に前科があるだけに説得力がある。

そんな「怪しい証拠」しかない中で、23日の籠池泰典証人喚問を待たずにこれらを基に国会で追及なんてしようものなら後で「捏造でした」なんて事になれば大変な事になる。まさしく「永田メール事件」の二の舞だが、そんな追及をした議員は辞職は必至どころか「それだけでは済まない」可能性すら有り得る。「職を賭ける」どころか文字通り「命を賭けて」追及する覚悟が必要だろうが、野党のセンセイ方にそこまでの覚悟はあるのだろうか?


https://twitter.com/sspmi/status/840316325666856960

もっとも籠池泰典はこの様に「天皇陛下や皇室」まで自身の嘘のネタにする人物だ。本当の愛国者であれば間違ってもこういう事はしない。あくまでも籠池泰典の言動は自身の為でしかないのだろう。この者が国会で何を言うのか?は気になる所だが、小学校建設がご破算にされた意趣返しで「ガセネタで野党やマスコミを釣って大騒ぎさせた挙げ句、自身の手で全て否定して嵌める」つもりで今の言動があるなら相当な喰わせ者であろう。流石にそれは「深読みし過ぎ」だと思うが、そういう展開になれば面白いことにはなろう。


※主張に自信があるなら逃げる道理はない。

だが、籠池泰典は教育勅語の精神を実践しているのか?と聞かれると「否」と言う答えになるのだろう。本気で教育者として子供の教育に全力を注ぐなら先ずは自身が教育勅語の精神を実践するべきであろう。籠池泰典の言動からはそういう要素が感じられない事は間違いではないだろう。保守派はこの者を買い被りし過ぎていたのかもしれない。


※さて、何を言うのか?