ALTUS 奇跡の声/オムニバス(クラシック)
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『ALTUS(アルタス)-奇跡の声~美しきカウンターテナーの世界』クラシックオムニバス〈EMI MUSIC JAPAN〉(2009/3/11)


クラシック音楽では高い方から歌手のパートに分けられています。
女声:(高)ソプラノ→メゾソプラノ→アルト(低)
男声:(高)テノール→ バリトン →バス (低)


上記の一般的区分の他に、変声期前の少年が高音を歌う「ボーイソプラノ」、成人男性が裏声などを使って高音を歌う「カウンターテナー(カウンターテノール)」、成人男性がソプラノ音域を歌う「ソプラニスタ(ソプラニスト)」があります。


さらに過去には「カストラート」と呼ばれる男性歌手たちがいました。変声期前に睾丸を取る去勢手術を施され、ボーイソプラノの声帯と成人男性の肺活量で奇跡のような高い美しい歌声を聞かせたといいます。
中世のヨーロッパでは聖書の記述から女性は教会では沈黙を強いられ、教会や舞台で歌うことは禁じられていました。声楽の高音域を補うため、初期はカウンターテナーやボーイソプラノ、のちにカストラートが高音域を歌っていました。カストラートの出現は14世紀といわれます。
しかし去勢されることで子孫が残せないだけでなく、去勢手術の失敗による死、ホルモンバランスが崩れることによる情緒不安定、変声期前の子どもの意思を無視した去勢など問題点が多くありました。
近世になり女性が歌うことが解禁され、19世紀にはローマ教皇の命によりカストラートが禁止されました。


カストラートと女性歌手の台頭で、カウンターテナーは長い間イギリスの聖歌隊で細々と伝統を守り続けていました。第二次大戦後、アルフレッド・デラーの登場により再び世界で脚光を浴びるようになりました。


このCDはアルフレッド・デラーから現在活躍中のフィリップ・ジャルスキーまで、カウンターテナーの歌声だけを集めたクラシック・コンピレーション・アルバムです。
日本語版CD(17曲収録)は歌詞・対訳・解説つき。
45曲収録のアメリカ盤(CD3枚組)はこちら。『Altus: From Castrato to Countertenor』(ADD/2008/10)


ボーナストラックに、1902年に録音された貴重なカストラートの歌声を収録しています。歴史上に残る最後のカストラートと呼ばれるイタリアのアレッサンドロ・モレスキ(1858-1922)の歌声です。ただしこの歌が録音されたとき、すでにモレスキの絶頂期を過ぎていたり録音状態が悪いことなどもあり万人が感動するかどうかは疑問ですが。


《曲目リスト》(〔 〕内は作曲家、【 】内は歌手)
1. 〔シューベルト〕:アヴェ・マリア /【デイヴィッド・ダニエルズ】
2. 〔ヘンデル〕:私の愛するプラタナスの木に~オンブラ・マイ・フ /【ジェラール・レーヌ】
3. 〔マルティーニ〕:愛の喜び /【デイヴィッド・ダニエルズ】
4. 〔シューベルト〕:水の上で歌う /【デイヴィッド・ダニエルズ】
5. 〔ボノンチーニ〕:愛らしい瞳~カンタータ「今や愛の季節が」より /【ジェラール・レーヌ】
6. 〔ポルトガル古謡〕:世を統べる聖母よ /【ジェラール・レーヌ】
7. 〔ペルゴレージ〕:スタバト・マーテル(悲しみの聖母)/【ジェラール・レーヌ&ヴェロニカ・ジャンス】
8. 〔レグレンツィ〕:アヴェ・レジーナ・チェロールム /【フィリップ・ジャルスキー】
9. 〔J.S.バッハ〕:「マニフィカト」BWV.243より-そのあわれみは /【フィリップ・ジャルスキー】
10. 〔J.S.バッハ〕:ロ短調ミサ曲より-アニュス・デイ(神の子羊)/【チャールズ・ブレット】
11. 〔ヘンデル〕:「メサイア」より-彼は侮られて /【ジェイムズ・ボウマン】
12. 〔ヴィヴァルディ〕:歌劇「ジュスティーノ」より-この喜びをもって会おう /【フィリップ・ジャルスキー】
13. 〔ヘンデル〕:歌劇「エジプトのジュリオ・チェーザレ」より-私は涙するために生まれてきた /【デイヴィッド・ダニエルズ】
14. 〔モンテヴェルディ〕:歌劇「ポッペアの戴冠」より-ただあなたを見つめ /【デレク・リー・レイギン】
15. 〔ロッシーニ〕:猫の二重唱 /【ジェラール・レーヌ&ロックウェル・ブレイク】
16. 〔民謡〕:グリーンスリーヴス /【アルフレッド・デラー】
<ボーナス・トラック>
17. 〔ロッシーニ〕:小荘厳ミサ曲より-十字に架けられ /【アレッサンドロ・モレスキ】

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『Gentle Rain(ジェントル・レイン)』オムニバス

テーマ:
Gentle Rain/オムニバス
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『Gentle Rain(ジェントル・レイン)』オムニバス〈ビクターエンタテインメント〉(2006/5/29)

雨がよく降るので、雨が好きになれそうなアルバムをピックアップ。
タイトルの「Gentle Rain(ジェントル・レイン)」は「優しい雨、穏やかな雨」の意。
雨をモチーフにしたJ-POPから、しっとりと優しいヴォーカル曲中心で編成したコンピレーションアルバム。
「はじまりはいつも雨」のASKA(チャゲ&飛鳥)以外は女性ヴォーカルです。

《曲目リスト》(【 】内はアーティスト)
1. Rainy Days And Mondays【アン・ルイス】
2. 雨の水曜日【古内東子】
3. 雨[1999]【森高千里】
4. Don't Go Away【広瀬香美】
5. 雨音【つじあやの】
6. 雨は憶えているでしょう【畠山美由紀】
7. Rain Song【Cymbals】
8. シェルブールの雨傘【nanan】
9. 雨音はショパンの調べ【小林麻美】
10. はじまりはいつも雨【ASKA】
11. TAXI('96 Re-Arranged Version)【鈴木聖美】
12. 愛してるなんてとても言えない【杏里】
13. ETERNITY【paris match】
14. Tema Purissima【大貫妙子】
15. LUA LUMINOSA (AMEFURI-OTSUKI) 輝く月(雨降りお月)【松田美緒】
16. OVER THE RAINBOW【FRIED PRIDE】
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