ウインカー・カメラの搭載・1 | 風のストレンジャー

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クリップ4/12までの作業完了分

桜バック&ウインカー・カメラの搭載



今まで、ウインカー時にリヤカメラ(バックカメラ)を動作させて、ナビのAV入力画面でモニタされるようにしていた。
それは興味本位の試みで、ナビのAV入力が実用になるのか、バックカメラの画質は有効なレベルなのか、などの関心のために、ナビとカメラの切替スイッチを設けて、次にウインカー連動にした経緯だった。

そこで次へのステップとして、ウインカー連動ならば、バックカメラよりも左右方向それぞれに向けたカメラ画面の方がいいのではないかと気づいた。カメラを2つ増設して、スイッチングするめたのリレーボックスも製作することにした。

ベルリレーボックス

 ガスタンク下のスペースに設置
 
 試作が本番になるので汚い。
 現場で修正して動くようにした。
 リレー6個並べて空中配線。
 
 ショートが怖い(笑)
 はんだが落ちてヒューズを飛ばしたことも。


秋月で購入したいつも愛用しているリレー「941H-2C-12D」。電磁式だがこれまで故障は一度もない。小さなLED1個程度の消費電流しか食わなくて、最大2Aまでの回路が制御ができる。このリレーの組み合わせで、ウインカー時とハザード時を判別、ビデオ信号と電源ラインをスイッチング、各カメラを動作させてナビ画面でモニタさせる。

厳密には既設の回路からの信号をもらっているが、6個をタカチのSW-55ケースに収納している。今回も逆起電力対策用のダイオードの接続なしで使っている。

また、これまで製作したいろいろな各ユニットは、ZZRの「R/BL」の電源ラインをアクセサリー電源として利用しているので、調整中ショートさせたりするとジャンクションボックスの10Aの「テールライトヒューズ」をとばしてしまい、その度にキャリアを外してサイドカバーも外さなけばならなくて面倒(笑)。しかし、己を破壊してまでも大事に至らず守ってくれるありがたい存在だとつくづく思う。

<用途別カメラ>

旗ウインカー左 右矢印 サイドカメラ左
旗ウインカー右 右矢印 サイドカメラ右
旗ハザード 右矢印 バックカメラ


<ニュートラル時は、カメラモニタ・オフ>


旗ウインカー/ハザード時であっても、ニュートラル時はモニタさせない。

右・左折信号待ちで、ニュートラルに入れて待っているような交差点では、ウインカーを出している場合でも、サイドのウインカー連動のカメラ画面よりもナビの画面を優先するように回路を組んだ。その時の音声も、ウインカーイヤモニでなくてナビ音声またはMP3音楽になって、ピー音よりは音楽でリラックスしながら信号待ちできるような仕様にした。
もちろん走行中では、直線道路で車線変更する際にウインカーを出すとそのサイド・カメラがモニタされて死角をカバーして、いつの間にか接近していた車両にヒヤリすることを無くす目的がメインだ。

ベルハンドルスイッチ

 サイドカメラの強制スイッチは、
 特に必要ないので設けない。

 リヤカメラ(バックカメラ)はそのままで、
 ニュートラルや走行時に関係なく
 スイッチでモニタできる。


背後の車が気になった時はもちろん、駐車場からの発進で、ZZRの軽量な車体を活かして、跨ったままで足を使ってスィー、スィーとバックしながら方向転換するときのバックカメラ・オンは実に便利であることは実感できた!バイクもバックするのである。「リヤカメラ」から「バックカメラ」に呼称変更の認識をした。

ベルキャリアの底面にカメラ設置

 キャリアのフックに被らない位置に固定

 中央がバック、両サイドがウインカー用カメラ

 バックカメラもナイトビジョン対応
 に交換した。


 アルミ複合板を使用

 同サイズのアルミ板より
 強度・厚みがあって安価。

 アングルを使いボルト・ナット固定。


 「ポリプレート」でカバー。

 上の写真のままでもよかったが、
 フラットにすることにした。
 
 荷物は載せやすくなって
 見た目もスッキリした。


カメラはそれぞれヤフオクなどで2千円から3千円までの範囲の安価なもので、バックカメラは鏡像でガイドライン無し、サイドカメラはライン無しで、防水仕様を選択。実装して街中を流したときのモニタ画質もきれいで満足だった。
また、バックカメラもナイト仕様で、ちょっとした明るさでも駐車場がクッキリ映し出されたのも感激した。

さて、かつてケースボックスを一時つけていたが、ジャンク品やら園芸ブロックなど積載することがけっこう多く、ボックスの基台部分でさえも邪魔で撤去していた。フック部分で紐を掛けて使って荷物は固定するために、キャリアの隙間と底面に紐をグルグルまわすことはない。

個人的感想だが、ZZRのボディーはカウルでデザイン的に前方に偏っている気がしていて、リヤキャリアを装着することでバランスが取れるような気がする。ちょうどNHKの「趣味Do楽」でボールペンでイラストを描く番組の中で、猫の尻尾をしっかり描いて全体のバランスを生み出していることからもそう思った。リヤもこうして適度なバランスでカバリングするといい感じになる。

ベルナビにバイザーを取り付け

 「VP-72 ポータブルナビ用 バイザー」

 両面シールで固定するようになっている。
 画面に合わせてサイズ変更できる。

 合わせて自作ナビケースの画面カバーを交換。
 100円透明プラケースを利用している。
 クリアになって透明度アップ。



 収納したとき

 使うときは中央手前部分を上にちょこっと
 引き上げればバネで展開する。
 プチ感動した。


曇り空の下では有効になるが、晴天の7インチサイズの画面を囲むことは辛い。もちろんあった方がいい。バイクナビは夕刻以降に威力を発揮するもので、それまではMP3プレイヤーとして大活躍だ(笑)。

<次回予定>

時間切れになったので週末にキャリアの補強材を挿入する予定。金具など使用せずに硬質ゴムを切断したもの、ゴムシートやポリプレートを重ねたものなどを、シートカウルとキャリアの間に挟み込む。材料については今考え中。
何度か園芸用のブロックなど重量があるものを積載したとき、日曜大工で出たSPFの端材を挿入して対応していたこともあった。

また、ナビバイザー部分をプラ板などでの拡張、キャリアの滑り止め用ゴムシートの装着なども考えているが、多分そのままでしばらく様子見だと思う。