2010-04-23 18:43:37

アリス・イン・ワンダーランド

テーマ:映画

“Seligkeit”-アリスインワンダーランド ※あらすじ(長いけど・・・)

 父が存命の頃を思い出す。まだちいさな頃のことだ。
 いつものように悪夢にうなされるアリス。不思議な世界に迷い込んでしまう夢。

 私は頭がおかしくなっちゃったのかしら・・・?

   『確かにお前は少しおかしいかもしれない。

   だが、優れている人は、みな頭がおかしいものさ』


 そんなとき、いつでもベッドの横でこう言って安心させてくれた。

 だが、現実の世界はそんなに甘くはなかった。



“Seligkeit”-(C)DisneyEnterprises,Inc.Allrightsreserved.

19歳に成長したアリスには許婚がいた。

 父が他界した後、会社を救ってくれた貴族の子息。
アリスはその現実をどこか受け入れることができないでいた。

貴族のしきたりに縛られた世界。表面上の「幸せ」を守るための虚構。
「自分」を置き去りにして勝手に進んでいく世界。


『集中しなさい!』

目に見えないものを想像することは、即ち悪である。
自分の知らないところで、勝手に仕組まれた「プロポーズ」。
YES. 以外の答えは用意されていない。


『私には時間が必要なの!』

アリスは「答え」から逃げ出した。
チョッキを着た奇妙なウサギの後を追って。

白いウサギが潜った大きな穴は、不思議への入り口。
覗き込んだ途端、アリスは「アンダーランド」へと落ちていく。

上は下。右は左。過去はイマ。あなたは私。
迷い込んだ所は、パラドックスと不条理と非現実のおかしな世界。

そこで待っていたのは、おかしな住人。
赤の女王から世界を救う「救世主・アリス」を待っていたという。
これは、私の見ている「夢」?なぜみんな、「私」を知っているの?
でも、「私」は「救世主」なんかじゃない!

いつまでも覚めない悪い夢。
いつしかアリスは過酷な運命の歯車に翻弄されていく。

その時アリスが下す決断とは・・・?




不朽の名作を、ティム・バートンが、ジョニー・デップと、3Dで。
それだけでもう、期待するなと言う方が「マトモジャナイ」。
公開初日に観て来ました感想です。無駄に長いです。


以下、ネタバレ。

・・・


今回ティム・バートンが撮ったのは、真っ当なディズニー映画だった。

貴族社会のしきたりに馴染めず、
周囲の期待や、自分の置かれた現実を受け止めきれない
どこかふわふわしたひとりの少女が、
様々な困難を乗り越え、自分の意志の力によって
不確かな「夢」を「現実」へと変えていく。

少女性からの脱却。
ワンダーランドからの卒業。
そんな真っ当なお話。

これを、どう捉えるべきか?

原作の世界観をベースに、
主人公とワンダーランドのその後を描くという大胆な発想の割には
「アリス」という題材に対する斬新な解釈や、
突拍子もないシナリオ展開はひとつも感じられなかった。
無難に再構築された感じ。

いつものバートン節はどこへやら?

ただ、映像は文句なしに素晴らしく
それを楽しむためだけにこの映画を見るのもやぶさかでない。
彼の衣装や小道具のディテールへのこだわりや、
まるで本当に見て来ことがあるかのように
不思議な世界を「創造」してしまう力にはいつも感服する。

(しかし美しい色彩は3Dメガネのおかげで台無しだったが)


でも、
やっぱり私は
ティム・バートンの
おかしな世界のおかしな者たちの描き方に
今回は納得がいかなかったのである。

色々と挙げていくときりがないが、
特に気になったのは


の女王」と「の女王」


の対比。


美しい容姿を持ち、誰からも愛される妹と
大きな頭にコンプレックスをもつ、激しい性格の姉。
ティム・バートンといえば
「シザーハンズ」があまりにも有名であるが、
彼は、姿形の美醜(特異さ、おぞましさ含む)というものの
人間の精神・感情に及ぼす影響を理解しつつ、
「異形」の者たちを、その悲哀を
たっぷりの愛情をこめて描いてくれる数少ない監督なのだ。


なのに、赤の女王に対する「救い」は用意されていなかった。


ジャバウォッキーとの戦いを終えたあと、
アンダーランドの統治権は白の女王に渡った。
そして「慈悲深い」妹は、姉に対しを下す。
そのシーンで、善=白の女王、悪=赤の女王という
対比構造が、ひっくり返ったような気がした。
それくらい、「救い」がなかったのだ。


「数あるファンタジーの世界と同じで、このアンダーランドにも善と悪が混在する。
でもここの面白いところは、
あらゆることがほんのちょっとだけズレているところなんだ。善人であってもね!」 

というバートンの言葉は、
こんな、悲しい「ズレ」を表していたのか・・・?

今回、アリスの敵は怪物ジャバウォッキーだった。
(現実とのリンクという構造で考えると、ジャバ=婚約者だし)
赤の女王は、確かに横暴で残忍でどうしようもない人間だが、
その生まれ育った環境や、コンプレックス、
ひとりの「女」として愛されたいと願うまっすぐな心、
そういった点で、彼女は「救い」を与えられるべきだったのではないかと思った。
もしくは、
その「偽善」を住人に見抜かれ、姉妹共に断罪されるべきなのではないか。

(もしバートンが、観客がこんな風に彼女に対して「同情」や「憐情」を感じるように
仕組んでいたのだとしたら、それはそれで、少し悲しい。。。)



結論。
この映画、私にとっての救いは、
相変わらずヘレナ・ボナム・カーターの演技が素晴らしかったこと。
バートン監督は、彼女には良い役を与えているなぁと思う(良い意味で。)
あと、ジョニー・デップは、主役を喰っちゃってた(笑
期待していた演技ではなかったように思う。

※見終わった後、色々と考えてみたり、他の人のレビューやブログを読んでみて
当たり前だが、人それぞれにお話の解釈の仕方が違っていて面白かった。
そして、もう一度見直してみようかと思った。
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2009-08-17 22:25:34

サマーウォーズ

テーマ:映画

“Seligkeit”-サマーウォーズ


「サマーウォーズ」を観て来ました。

川崎109シネマズ、満席続きのところを待って待って、ようやくです。


何か人気があるらしい。


程度の軽~い気持で、(ストーリーに関する)前情報一切無しで観た作品でしたが

これは観てよかったです。損はしなかった。



●簡単なあらすじ●


天才的な数学力を持つ(でも数学オリンピック代表落ち)内気な少年、小磯健二は高校2年生。

物理部の友人・佐久間とインターネット上の仮想世界『OZ』のメンテナンスのバイトをしていたところ

憧れの先輩・陣内夏希に頼まれ、“アルバイト”として長野にある彼女の田舎へ行くことになる。


そこで二人を待っていたのは、大勢の夏希の親戚たちだった。


夏希からはフィアンセのフリをしてと頼まれ、曾祖母・栄からは「幸せにする自信はあるか」と凄まれる。

個性豊かな親戚たち。慣れない大家族との団欒に戸惑う健二。

眠れない夜を過ごす健二に、一本のメールが届く・・・

それは、仮想世界『OZ』崩壊へのプロローグだった。


現実世界を巻き込んでの「大戦争」!果たして世界は救えるのか?



物語の重要な設定のひとつとして、「OZ」が登場します。

OZはインターネット上の仮想世界ですが、

世界で10億人以上の人々が利用しており、

翻訳システムによるシームレスなコミュニケーション(会話)はもとより、

ショッピングからビジネス、納税やその他様々な公的サービスまでもがOZを介して行える

現実世界と変わりのない「世界」になっています。


(・・・これは、そんなに遠くない未来。いつか迎えるべき私たちの世界だ。)


この世界ではアバターを利用し、アクセスには利用者識別のためのアカウントが必要になります。

ユーザーの個人情報は厳重なセキュリティによって「安全」に「守られている」のですが、

OZを守る2056桁の数字からなるセキュリティを健二が解いてしまったことから物語は始まります。


一夜にして何者かがネットワークに不正アクセスし、ハッキング。

OZの世界を改造するサイバーテロが引き起こされたのです。


現実世界と深く交錯するOZの崩壊。


何が起こるか。それは是非映画を観て確認してください。



-----


それからもうひとつ。物語の重要なキー。

それは「家族」


この物語は、忘れかけていた穏やかな夏の日を思い出させてくれるでしょう。


一緒に観た相方はジブリっぽい。

といっていましたが、どうかな?

私はOZのデザインがヴィトンの「SUPERFLAT MONOGRAM 」に似てるな~

と思っていたら、どうやら細田監督が東映アニ時代に監督した作品だったみたい 笑



“Seligkeit”-アバター ←この塔っぽいやつのデザインがそれっぽいの



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2009-04-30 23:57:31

スラムドッグ$ミリオネア

テーマ:映画
話題の映画、スラムドッグ$ミリオネアを観ようと思い、
昨日は銀座まで足をのばしたんですが…

完 売 !!

観れなかった~。
今週末再チャレンジの予定です。
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2009-04-28 11:50:31

ホルモォォォーーー!!!

テーマ:映画



“Seligkeit”-グラフィック0426.jpg 『ホルモー』とはなんぞや。
 …ホルモン?
 否、ホルモーは内蔵肉にあらず。
 しからば、ホルモーとは ――

 結局、見終わってもその答えは出ない。
 それほどまでに『ホルモー』の
 世界は、存在は、摩訶不思議なのである。



鴨川ホルモーは、
主人公 安倍(山田孝之)を始めとする京大青竜会の面々が
間抜けなポーズと、へんてこな掛け声=鬼語 で鬼を操り、
西の立命館大学白虎隊、南の龍谷大学フェニックス、北の京都産業大学玄武組と戦う、

という至極珍妙でバカバカしいお話なのである。


とまぁ、こう書くと
まるで嫌いかのようだけど、
私はすごく、好きです 笑!!


映画の前に文庫で原作を読んでおり、この世界観をどう表現するのかと。
期待しつつ、CMの「ゲロンチョリー」に半ば冷めつつ観ましたが、

思っていた以上に、楽しめました。

京都で学生時代(青春)を過ごした方には是非見て欲しい!!

特に立命出身者。ロケ、結構衣笠キャンパス使われてますよ~。



以下、個人的な評価点。


・とにかく、京都のあの空気。懐かしい町並み。

 鴨川、祇園祭の四条烏丸、そして我が母校!それだけで百点合格


・山田孝之の演じる冴えない学生役。ハマりすぎ。

 本人には気の毒だが、かっこいい役の時よりも、反対にかっこよく感じる・・・


・高村役の濱田岳。あの情けない姿に、何故かグッとくる。ホルモーの良心。


・凡ちゃんのメガネ


・菅原会長(荒川良々)の吉田代替わりの舞いで見せた、ゆるんだ体に何故か癒された。

 マイナスイオンでも発生していたのだろうか・・・?



逆にいまいちだった点


・原作と異なる展開、ラストに少々釈然としないものを感じた。

 安倍たちが披露した「十七条ホルモー」は果たして、ヤツらを満足させることができたのか?


・もっと、他大学との戦い・絡みが見たかった!

 若干内輪揉め部分にフォーカスされ過ぎていた気がする。残念。

 

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2009-04-26 15:53:44

鴨川ホルモー

テーマ:映画
久々に邦画を映画館で観ました。
“Seligkeit”-T0006107.jpg

『鴨川ホルモー』

邦画は基本DVD待ちの私。
が、映画館に足を運んだのは、
ひとえに、舞台が『京都』だったから。

見終わっての感想は、
「懐かしい。そして、面白い!!

詳しくは帰宅後…
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2008-04-06 02:41:06

PENELOPE

テーマ:映画

PENEROPE



今日は会社の同僚とGirlsデート。新宿で映画見てきました♪
※以下諸々ネタバレレビュー






アダムスファミリー、バッファロー66などでお馴染みのクリスティーナ・リッチ

“ブタっ鼻”の女の子を演じるということで?気になっていた本作品。
先輩のオススメもあり、最近仲良くなった同僚と遊びがてら観に行くことに。



あらすじとしては、

不肖のご先祖様のせいで生まれつき豚の鼻と耳を持って生きなければならないという

“呪い”をかけられた名家ウィルハーン家の娘ペネロピが、

自分自身を認め、受け入れ、自由を求め一歩踏み出す。というハートフルストーリー。


なんだけれども。


設定のぶっ飛び感もあって、最初は笑い溢れるコメディタッチで展開。
ぶっちゃけ、ブタっ鼻でもクリスティーナ・リッチはとてもcharmingラブラブなんだけれども、

ストーリー上は“醜いブタ女”なわけで・・・


結局オトコは顔で選ぶのね?的な?


そんなお決まり展開が進む中、ジェームス・マカヴォイが登場!
ナルニアでフォーンのタムナスさんを演じた彼が今回演じますのは“THEダメ男”

ギャンブルに溺れ、資産を食い潰す名家のどら息子マックス君です。。。


グラフィック0406.jpg



おそらくコイツがペネロピの呪いを解くんだろうな~。とか思ってたら、

あっさり裏切るし

あげく傷心のペネロピは家出をし、鼻を出し、友達を作り、自ら呪いを解いちゃうし!!

どないやねーーーーーん!!!笑


とまあ、多少強引な展開ながらも

マックスとペネロピ、

最後はお互い、自分の気持ちを素直に受け入れ 結ばれて ハッピーエンド

笑いの配分がちょうど良い、

ほんわかした気持ちになれる映画でした音譜


現実の自分を受け止めて、いいところもだめなところも好きになってあげよう。

前を向いて一歩踏み出そう。

ペネロピからは、そんな、ちょっとした勇気の大切さを教えてもらえた気がします。


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2007-04-30 21:43:53

やがてその街は、バベルと呼ばれた。

テーマ:映画

観てきた。BABEL。


菊池凛子、あれでいいのかな。毛。


何か消化不良な映画だった。


監督は、自分の撮った映像で、何が伝えたいのか


ちゃんと消化しきっていたのかな。


なんとも後味の悪い映画でした。


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2006-08-23 23:28:43

Secondhand Lions

テーマ:映画

ウォルター少年と、夏の休日

昨日は、N先輩おすすめの映画「ウォルター少年と、夏の休日」をDVDで鑑賞。


結論から言うと、結構よかったアップ


泣けたし。でもぼろぼろじゃなくって、つーって流れる感じ。


この映画ね、ほんと、邦題が良くない。というか題名のせいで損してると思う。


原題の「Secondhand Lions」は、最後まで見たら納得する。おぉ・・・ってなる。


主演?のハーレイ・ジョエル・オスメントくんの前半の大根役者並みのへたくそ演技も


後半になるにつれ良くなるし、なにより、


真の主役である《大叔父》マイケル・ケイン、ロバート・デュバルのふたりが素晴らし過ぎて、


何も文句は言えない。登場シーンから、あんなにイカシテルじじぃはなかなかいないだろ。

「男ってのはなぁ・・・」とかいう台詞を、並の男が口にするとナマいけれど、

ハブ叔父が「男とは」を説けば、納得せざるを得ないだろう。やー、かっこいい。

タイトルが胡散臭いのでどうしようか悩みましたが、

観て良かったです。心がすーんとしました。




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2005-05-24 14:57:47

バタフライエフェクト

テーマ:映画


Butterfly



The Butterfly Effect とは、



「ある場所で蝶が羽ばたくと、地球の反対側で竜巻が起こる」



初期条件のわずかな違いが、将来の結果に大きな差を生み出す。という意味のカオス理論の一つ。






Butterfly2





些細な行動が他の誰かの人生を、そして自分自身の人生を左右する。



「もしもあのとき・・・」



誰もが一度は考える「やり直し」。

もしもそれが出来るとすれば、あなたは一体いつに戻って、何をしますか?



※以下ネタバレ含みます。これから映画を見る人は読まないよーに。















彼氏と一緒に、誕生日に見に行きました。

心斎橋の映画館で、ミニシアターって感じのちゃっちぃ~感じが案外良かったかも。

CMの予告で結構期待してたんやけど、感想は



「ふぅ~ん、ハッピーエンドなんや」



って感じ。

ちょっと軽かったかも。もうちょいスリルのある話かと思ってたけど・・・

でもうちはこういう雰囲気の映画が好きやし、評価は★★★☆☆かな?

まあ、俳優が結構男前やったのと、ヒロインのエイミー・スマートの七変化にあと★半分追加しとこかな。



あと。うちは案外ビビりだもんで、音響効果と映像にいちいちビクついてましたw

ビデオで見てもいいけど、良さは半減しそう。

音の効果がデカイ映画やと思う。





で、肝心な内容の方はというと。



簡単に言えば「たられば」「人生やり直し」ストーリー。

ある女の子を救えなかった事を後悔して、何度も何度も過去に戻って人生をやり直そうとするっていうある意味ベタベタな話。

やり直す度に誰かが不幸になる。

こちらを立てればあちらが立たず。人生、そんなもんでしょうか?



でも、意味ありげに出てくる精神病を患った父親とか、私的にはどういう意味?って感じ。

結局エヴァンと父親はどこが違ってたの?

どこが境界線なのかがよく分かんなかったですわ。

なんでエヴァンは精神病患者にならんかったんやろぅ。

てっきりラストシーンは主人公の死で、他の人達だけが幸せな人生を送るっていう結末かと思ったのにね。ハッピーエンド、ちゃんちゃん。でしたね。



でもまあ、こういうどんでん返しどたばたホラー?みたいのもいいんちゃうかな。

最後はハッピーがイイ!っていう人には良さそう。



この映画でのうちのお気に入りは、過去への扉となる「日記」ね。

うちがずっと日記つけてるっていうのもあって、なかなかポイントでした。

文字が動きだすっていう映像のエフェクトが、視覚的にはキました (´^`)b
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