日本最北端へ 2
テーマ:ブログ10月6日
空腹ながらも歩かぬわけにはいかない、力なくテントをたたみ閉まっていた軽食屋を見るとどうやら営業開始はまだまだ先のようで力なく歩き始めた。この時点で既に宗谷岬まで100キロをきっていたので体に力は入らずとも気分的にはまずまずといったところだ。
午後を過ぎ空腹も限界を尽きた頃ようやく豊臣の町へ入る、、、、、そしてそして遂に念願のコンビ二、セイコーマート(北海道の代表的な?コンビニ、他店と違い割引商品が多数ある。)を見つけたのであった。いつもならおにぎりと野菜ジュースぐらいしか買わないのにこの時ばかりは大盛り弁当にパンとプリンを買い一気に平らげ満たされる。前日の反省もありここでこのあと二日分の食料も買い込み、これでもう心配はない……かと思われたのだが、、、このあと再び初歩的なミスが、、、、おそらくはゴール間近になってうかれていたのだろう。。
この晩のねぐら探しは大変だった、、、、、次の日の天気が崩れると聞いていたのでできる限り雨風を防げるところにと、当初は地図にあったPAを目指していたのだがここが防雪のためなのかコンクリートの覆いがあり狭く排気ガスと騒音のためやむなく断念、何もなさそうではあったがとりあえず進んでみたところで日も暮れてきた、、、。幸いなことに月が出ていたので薄っすらと明るい、懐中電灯の明かりとたまに走り抜ける車のヘッドライトをたよりに歩きながらあたりを捜索、、、、、、、、、、何もない、、、、、、、、、あまりに何もないので仕方なく牧場へ足を踏み入れた、、、、こっそりと。
そこには牧草ロールを貯蔵する大きな屋根があり見るとロールの隙間にちょっとだけスペースがある、ぎりぎり屋根の下、、、すぐそばで牛達が何事かと集まってくるが風もだんだんと強くなってきたためにここへテントを張ることにした、、牛達宜しく。
ますます強くなってくる風に四苦八苦しながらもようやくテントを張り終える、遅くまで歩き続けたおかげでもう既に稚内市に入っていた。いつもより長い距離を歩いたため疲れ果て横になり、ふと喉が渇きペットボトルに手を伸ばす、、、、、、、が、第二の失態、水がなくなっている。
ここから給水にってこともままならないため、仕方なく歯磨きもできないまま横になり眠る。冬だからこそ我慢もできるが(翌朝牧場から水を拝借。)、夏場日本海沿岸を歩いていた時のことを思い出した、、、、給水し忘れて自動販売機も何もない道を歩くとき、それは言いようもない恐怖に駆られる。
蛇口をひねれば水が出る、当たり前の事であるがなんとありがたい事だったんだろう。今まで当たり前だと思っていたこと、そのいくつかに実体験を持って
『ありがたさ』を気付かされたこの1年数ヶ月、、、、、、。
まさか翌日、渇くどころかバケツをひっくり返したかのような空になるとは思いもかけず眠る。
そばでは牛の気配がしていた、、、。











