メロメロパー
ク
2006-11-14 14:24:51

黒豆セッション二日目

テーマ:ブログ

黒豆セッション二日目、この日とくにイベント事はないとのことだったのでのんびりまったりと始める。

しかし昨日一日描き続けた紙面を見て愕然とした、、、、凄まじい事になっている。いつもなら紙面のどこかに核になるような部分がありそこを中心に多少なりとものバランスを保ちながら描いているのだが、今回に関しては全く違って、どこにも核はなく、そのかわりに紙面いっぱいにほぼ満遍なく手が加えられてある、自分で描いた筈なのにその密度もたった一日の進みっぷりとは思えないほどだ。昨夜は疲れ果てあまし気にはしていなかったのだが改めて見ると全く混沌とした状況、簡単に言えば収拾がつかない状態、しかしやらねばなるまい。


しばらくはお客さんも少なくのんびりと描き続けた、落ち着いた空気のせいか色を入れ始めると次第に紙面はまとまりを見せ始めた。しばらくしてトオル君到着、そしてまた『外神田』をリクエストしてしまう私、、、、しつこくてごめんなさい。



と、ここでセッションをしながら一つの提案の元俺も楽器を演奏することに。実はここ黒豆は2006年11月をもって移転することになったそうなのだ、決めたのもつい最近で引越し先もまだ何も決まっていない状況(もう見つかりましたか??)だがとにかく一度閉めることを決意した黒豆さん、よってこの場所での『黒豆』ももう一ヶ月ほどなのである。長らくこの場所でやってきた黒豆さんだったが最近は音楽イベントが続き、俺のようなものが旅人ネットワークの口コミで立ち寄る機会も増えた、夜のお客さんでお酒を飲む人もいる、…もろもろの理由から新しい場所に移ることを決めたという。というのもこの場所は隣にカレー屋、奥には長屋の住居が続き音量の制限がある(しかもライブイベントは遅い時間帯がほとんど)、お酒を飲む人はトイレも近くなりがちだがここにはトイレがなく近くのコンビニや隣の警察署まで行かねばならない、駐車場もない。


『札幌である程度の駐車場があって旅人を泊められるような広さもあってトイレに炊事場があって何よりも気兼ねなく音が出せるトコロ』

が黒豆さんの探している新天地である、きっと見つかるだろう。というわけで『この場所での黒豆』を残すため、『音』を作ることになった。ここに訪れる人達が紡ぐ音を一つのCDに残すプロジェクトが立ち上がる。そしてそんな素敵な提案にまだここに来て日も浅い俺も参加させてもらうことになった、俺が何をやるかって言えばもちろん『ムックリ』、たった一ヶ月のキャリアで何を偉そうに意気込んでいるのかと罵倒されそうだがエエジャナイカ、先日の口琴セッション時に手に入れたハレさんの作った鈴付のムックリを手に。



トオル君の持ち込み機材で簡単な録音が始まる、トオル君が試しに録音したものなどを聴かせてもらうがなかなかいい感じでワクワクする。この日やって来た仏画師のクニイさん 、持って来てくれた手作りのケーキに腹が減った俺やヨシマサががっつく、美味しかったです、どうもありがとうございました。クニイさんも口琴にムックリをひくそうなので(俺なんかより全然上手い。)一緒に録音させてもらった、クニイさんの口琴に俺はただリズムをとるための「ビョン~ビョン~」という単調な音を出すだけだったのに、、、、緊張のためか途中何度か音が途切れる、しかもたった3分ほどだったのに思いのほかムックリの糸を引き続けるのはしんどく終わる頃には緊張と腕の痺れからヒクヒクしてしまう有様。。。。。。。。。。。だが録音したものを聴かせてもらうと(機械で少し修正してもらったせいか)まんざらでもない感じだった、途切れた部分も「あえて途切れさせた感」をかもし出していて逆に良かったかもしれない(と思い込んでみる)、というわけで俺の初CDデビューは緊張と共に幕を閉じた。






その後も比較的落ち着いた空気の中制作は進んだ、風邪が悪化してきたヨシマサは室蘭に帰宅、わざわざ来てくれてありがとう。朝全く収集のつかなかったものは色を入れることによって見違える。ほんとは二日で仕上げる予定だったが前日の疲れもあったためか二日目はほどほどにして三日目に持ち込むことに、余裕をもって仕上げる方向へ。


夕方、先日考勝寺でのセッション作品を見たという二人のマッサージ氏の女性二人が遊びに来てくれた、その場で頼まれた絵を描きそのお礼に軽く揉んでもらうことに、、、、。ソファーに寝そべり長い歩き旅の疲労を癒してもらう、足の裏を指圧されながら

「ハゥ!!」

とか

「ファォ!!!」

などと悶えているところにビッグスターが現れる。明日ここでライブをする方がリハーサルに訪れたのだが、なんという幸運だったのだろうかこの後極上の演奏を聴くことになる。
谷本光君 、ここ黒豆では初ライブらしいのだが黒豆さん(ややこしいがオーナーの千田さんはみんなに「黒豆さん」と呼ばれていたために…。)は彼のライブをここでできることに感無量といった感じ、昔からのファンで彼との出会いもこれまた劇的だったそうな。なんとあのフジロックやライジングサンに単独出演しているという紛れもないスターである、しかしその物腰は穏やかでいてきさく、本当に好青年といった感じなのだがまさか自分よりも年下だったとことには驚いた。



 

 

諸事情でしばらくギターにふれていなかったらしく明日のライブのために少し練習をとギターを弾き始めた彼だが、本人にとっては練習なのだろうが聴いている方してみればこれはもう超贅沢なミニライブである。彼の超絶演奏の本番は翌日、ここではあえて書かないでおく。彼の熱烈なファンである黒豆さんの息子(ドラマー)がサインをもらうのに便乗して俺もマイネームにサインを頂いた、けっこうミーハー。

そして俺の制作も遂に最終日を迎える。


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