黒豆セッション初日
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でのセッション初日、札幌に以前立ち寄った際に黒豆さんと話し合った時は入り口のガラス戸にポスターカラーで描きなぐる形(室内のお客さんと対面して描くことができる。)や壁や床を使ってのライブを考えていたのだが、単発的なイベントよりもこの時はじっくり描きたい気持ちがあったために急遽『公開制作』という形をとらせてもらうことになった。
何故そういったスタイルをとったかというとそれはやはりこの『フリースペース黒豆』という場所によるものだろう。ここ黒豆はギャラリー・ライブハウス・教室・喫茶スペース・・・・・・なんでもござれといったまさに「フリースペース」なのだが、幅広く門が開かれた場であるがためにそこに集う人達もこれまた幅広い。そんな場所だったのでこれはもう30分~40分のライブで終わらせるなんてもったいない、じっくり時間をかけてこの『黒豆』という空気を堪能させてもらおうと考えたのである。
初日、正午過ぎに黒豆に入り早速準備にかかる。今回用意した和紙はいつもよりも小さめ(気分的には常に大きな紙面が欲しい私としては小さめといったサイズ。)だったが、ここにあったテーブルにジャストサイズだったためそのままテーブルを端に寄せ墨をする、ここから黒豆に集う人達や空気を見ながら制作に入る、3日間の気の長いライブセッションだ。
午後、制作開始すぐに来客あり。ミカさんは某A氏
から連絡が入り俺の応援?観察?に来てくれた、ありがたいこってす。その後も続々と来客、常連の方々が次々と顔を出し始めたかと思うと、即興のセッションがここからたてつづけに始まった。まず最初は前回黒豆に立ち寄った際に激ウマトウモロコシを差し入れしてくれたべーシストのカズヤさん・小樽でFMラジオのDJをつとめるマルチアーティスト(芸人)トオル君
のセッション。
序章といえば御幣がある素晴らしい演奏、というかショー。先日初対面したばかりの二人だったそうだがカズヤさんがトオル君に惚れ込み数日後のライブに二人で出演することになったそうな、その時の打ち合わせ的な演奏だったのだがこれがしこたま面白かった。ギター弾き語り+ボイスパーカッションのトオル君にカホンやベースを持ち替えコーラスするカズヤさん、いくつかの持ち歌はかなり俺のツボにはまり筆も進む、しかし中でも忘れられない……、そう、これは名曲としか言い様のないある一曲が俺のハートを激しく揺さぶった、演歌である、
その名は、『外神田』。
まるで昭和の歌謡放送を聴いているかのような切ないイントロ(トオル君の甲高い「ア~~ァ~~~~♪」から入る。)から始まるその曲はオリジナルとは思えないどこかで聴いたことのあるような懐かしい響きを思わせる、いや、正直ホントに昔の名曲演歌のコピーか何かと思ったので実家の母に、「外神田って曲知ってる??」と電話をかけそうになったほどだ、そしてそこにカズヤさんの絶妙なコーラスが入る。俺だけでなく居合わせた人たち皆の熱いリクエストから結局この日は5回(!)も『外神田』をやってもらった。曲としては帰ってこない恋人をただひたすら待ち続けるという切ない内容、、、、、、、、かと思っていたのだが実は違っていた。
『東京で働いていた当時、「すぐ戻ってくるから待ってて。」と上司に言われ事務所で待機していた。しかし待てど暮らせど帰っては来ない、時計を見ると1時間、、、2時間と時はただ過ぎていく。。。。疲れ果て、ただひたすら上司が戻ってくるのを待ち続けたその時に出来たのがこの曲、会社があった場所、そう、そこが千代田区外神田…。』
という内容だったらしい。そしてその内容を知って再び曲を聴くとそれはもう臨界点を超えた超絶演歌と化していた、筆を走らせるどころかうつむいてプルプルするだけで精一杯の俺、トオル君はさすがにラジオDJだけあってトークも抜群に面白く筆が止まってしまうこともしばしばだった、、、、いやしかし『外神田』の早期CD化を貧欲に熱望します。
(左からカズヤさん、トオル君、黒豆さん、右手前がマイテーブル。)
夕方近くまで続いたセッションは一時おさまり6時からは次の準備が進められる。7時から予定されていたライブのためタブラ奏者のデンさんとハンマーダルシマー奏者の小松崎さんが機材の設置にかかった、俺は邪魔にならないようにテーブルを隅に寄せ二人のライブ中も筆はすすめる。
時間になると黒豆内はけっこうな人が集まった、皆椅子につくとデンさんと小松崎さんから挨拶と楽器についての簡単な説明が始まった、俺もタブラの生演奏は初めて聴くしダルシマーに限ってはこの時初めて存在を知ったくらいなので興味深く話しに耳を傾ける、二人はけっこうな頻度でライブを展開しているそうだがこのタブラ(インド)&ダルシマー(アイルランド)の組み合わせはめったに聴けないだろうと思うとなんだか得をした気になった。
およそ一時間半ほどのライブはあっという間に終わった。ピアノの原型とも言われるダルシマーの繊細な響きにデンさんのタブラが力強いリズムを刻む、素晴らしいライブだった。俺はというとついつい聴き入ってしまいながらもちゃんと筆を進める、全体的に手が入ってなかなか一日の進み具合とは思えない密度になってくる。しかしまだまだこの夜は長い、ライブ終了後黒豆内には余韻を楽しむお客さんたちが残りその後ここで練習をする予定だった地元アカペラグループが急遽公開練習ということで再びライブの打ち合わせに入った、本日三回目。この時既に時計は午後10時近くを指していたがテンションは下がることなく続く、、、、。アカペラライブは本来のメンバーが一人欠けていたために本調子ではなかったようだが、それでも十分に聴きごたえがあり盛り上がった。
濃厚な一日は深夜日付が変わるまで続き、気がつけばこの日は10時間以上も描き続けていた事になる。。。。手首に痛みはあったものの充実した初日だった。
そしてこの日は夕方前にスペシャルゲストも到着していた、室蘭で出会い長万部~旭川間を共に歩いた我らがヨシマサ
が応援に駆けつけてくれたのである。旭川から室蘭に戻り相変わらず元気にひきこもっていたようで表情は明るい。遅くまで付き合わせて悪かったがこの日は迎えに来てくれたアキコちゃんと共に帰宅、室蘭で出会った三人は遅くまで語り合う。久しぶりの寝袋はしんどかったのか翌朝ヨシマサは風邪をひいてしまいました、いーね!












1 ■あなた待ちます♪
そんなにも気に入って頂けたなんて、複雑な心境ながらも、基本的に嬉しく思います。
他の皆さんを差し置いて、あの巨大フォント!
感激です☆
お礼と言っては何ですが、僕のHPのURLをお伝えします。
最近めっきり滞っているBlogも、面白さのクオリティーは下げないように頑張っておりますので、お立ち寄り下さいませ。
ではまた!