ネガティブの裏のポジティブ | ☆幸せのメカニズム☆本当の私へ還る道

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韓国在住タロットリーダーです。

アンニョンハセヨ  ラビの裏ブログです。( ´艸`)



ソウル100%の国立国際教育院 の記事を他の視点から書いてみたいと思います。

先にソウル100%の方を読んでいただくと、この記事の内容がさらによく理解できると思います。



今日は王子と乞食③を書こうと思ったのですが、その前にこのお話を書きたいと思ったので、ちょっと予定変更です。



私が現在いただいている、国立国際教育院の奨学金の存在を知ったのは語学堂5級に通っていた時だったのですが、ちょうどその頃は韓国で通訳翻訳大学院に行きたい、けど経済的に無理・・・という状態でした。


するとナイスタイミングで同じ語学堂に通っていた日本人のお姉さんから、自分の知り合いにこの奨学金をもらって、通訳翻訳大学院に通っている人がいるよ!という情報をいただき、直接その方を紹介していただく機会を得ました。



奨学金の申請の準備を初めて、書類上よく分からない事もあったので、紹介していただいた方に先輩として直接お会いしいろいろお話を伺いました。


当時私の考えは、『絶対に通訳翻訳大学院に入りたい。もしその大学院の試験に落ちたら、一般の大学院に行くつもりはないから奨学金をもらえることになっても辞退する。』というものでした。


それくらい通訳翻訳大学院しか見えてなかったんですね。

この奨学金はちょっと不思議で、大学院の合否よりも奨学金の合否の方が先に出てしまいます。

なので、奨学金に合格したあとで、大学院に不合格になる可能性も十分にありました。



先輩にお会いして、いろいろお話した後、家に帰った後でその先輩から携帯にメールが3つきました。

内容は…



『あなたみたいな人はこの奨学金に申請する資格がない。

私はあなたにそもそも奨学金に申請しないで欲しい。

あなたがもし合格すれば、他の人の機会が奪われる。

申請をやめてください。』



要約するとだいたいこんな内容でした。

すごくびっくりしたのと同時に、すごく悲しくて、たくさん泣いたのを覚えています。


すぐにその先輩のメールも連絡先も消してしまいました。



先輩には、私の『行きたい大学院に行けないなら奨学金を辞退する』という考えが、奨学金を申請する人にふさわしくない態度に見えたみたいです。


私の中では『無理に行きたくない大学院に行くぐらいなら、奨学金を辞退した方がいい。それだけ私の行きたい学校は明確だ。』というつもりでした。



結果的に… 私は奨学金に受かったものの、通訳翻訳大学院に落ちました。

実力が足りなかったんですね。



この状況になって、その先輩の言葉が思い出されました。

そして、今の一般の大学院に進むことに決めました。



大学院に入ってからも常にその先輩の言葉は心のどこかにありました。


だから必死で頑張りました。

そして、今回、賞をいただくことができました。



そこで、ふと気付きました。あの時の先輩の言葉があったから、今の自分があるんだと。



その時は、ただただひどいことを言われたとしか思っていなかったのに、結果的には先輩の言葉は私を後押しする言葉だったんです。 



どんなものにもポジティブな面とネガティブな面が隠されています。

でもネガティブな面しか見えない時って、単に自分を被害者扱いしてしまいますが、ポジティブな面が後で分かると感謝の気持ちになれます。


両面が同時に見えると一番いいのですが、だいたい片方しか見えない事が多いですよね。



誰かのせいで計画がダメになったとか

誰かに邪魔されて失敗したとか

誰かに急に振られた

友達だと思ってた人に裏切られた



そういうことがあった時にはじゃあ、計画がダメになったことで回避できた危険、失敗したからこそ得られた経験や改善点、別れがあったからこそ得られた出会い、裏切られることで自分の真の友達が誰か分かった…



そういったことを考えてみて下さい。

そのことが分かった瞬間、自分に酷いことをしたと思っていた人への見方が変わります。




ネガティブの裏のポジティブ、ぜひ探してみて下さい^^

今は分からなくても時間が経てばきっと分かる時がきます。




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奨学金の補足ですが、2010年度から、年間の学費が1000万ウォンを超える学校には奨学金が適応されなくなっています。

差額を払えば適応可といううわさも聞きましたが、ルールは毎年予告なしに変わるので、先によく確かめてくださいね^^