2011年5月29日に受けたTOEICで890点を取り、目標としていたA levelに入ることができましたので、今まで何をしてきて、どんな解き方をしたかということを書いていきます。

まずは、以下のグラフをご覧ください。
TOEICは2010年3月に初めて受けて、今までに4回受けました。
実は内心、伸び悩んだ時期もあると感じていましたが、時間軸で見るとほぼ直線になっていて、こういうタイプは珍しいようです。

40歳前後からの英語学習~We can do it as our 'self_agenda'!~-Total


次に、Listening/Reading別の推移です。
最初はReadingのほうがスコアが低かったのですが、3回目からは逆転しました。Listeningは、毎日相当時間数聴き続けていたのに一度スコアが落ちた時があり、結構へこみました。

40歳前後からの英語学習~We can do it as our 'self_agenda'!~-Listening


$40歳前後からの英語学習~We can do it as our 'self_agenda'!~-Reading





■前提
まずTOEIC対策以前のベースとして、iPhoneでAudiobookやPodcastを毎日聴きました。家から一歩外に出たらイヤホンを付けて英語を流して、電車に乗っても歩いても会社に着くまでずっと聴いて、家でも聴きました。
最初のうちは、移動中だと集中できなくて効果ないかなと思った時期もありましたが、やはり続けていくと、ちゃんと効果が表れるんだなと感じます。

読む方では、『7つの習慣』の英語版(The 7 Habits of Highly Effective People)を4ヶ月かけて読みきり、その後the meshを読みきりました。

また私は約一年、レアジョブというオンライン英会話を受講しています。その過程でリスニング力UPを実感しました。「今まさに発言された生の英語」を、会話が続くよう必死に聴き取ると、いい訓練になります。
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その上で、中村澄子先生のTOEIC対策本を読み、公式問題集Vol3とVol4、あともう1冊ちょっと難しめだけど去年買った問題集をやり込みました。何度かやると問題を覚えてしまいますが、音読したり単語を覚えたり文の構造を理解したり、解く度に成長できるよう繰り返しました。


次に、私がTOEICの練習と本番で心がけたことを、PART別に書いていきます。市販の本にはあまり書かれていない内容も含まれると思います。


■PART1
常に少し先回りをして、次の問題の写真を見ておいたほうがいいと思います。主役になるのが人か物か背景か、全てのパターンを予測します。「浜辺におっちゃんが寝そべってて、後ろに家が並んでるわ」とか、日本語でもいいので、音声が流れるまでに確認しておきます。

目立たないものが主役になることもあるので、写真は隅々まで見ておきます。私が苦手だったのは、人以外が主役になった時の、"物 has been 過去分詞"(現在完了の受動態)と"物 is being 過去分詞"(現在進行形の受動態)。その類は特に何度も聴きました。

■PART2
以前の私の問題点は、一つ一つは解けるのに、11~40まで通して解くと集中力が途切れて、何問か「ん?今なんて言った?!」という場面があり、勘で答えてしまうことがありました。そこで、PART2の勉強(練習)では必ず、11~40全てを通して解くようにしました。

11~40までを1セットで練習すると、集中力と正答数は必ず上がります。冒頭の一語目、WhenやWhy等を聴き逃さないことが大事なのですが、そこだけだと間違えることがあるので、問題文と応答文の全体を聴いて一番自然な答えを選ぶようにします。

■PART3、4
先読みのリズムを崩さないことがテーマでした。最初は英語を読むのが遅かったので、ストップウォッチを使って20秒以内で読むといった練習をしました。リズムを崩しやすい人は、音声が流れている設問番号のちょうど一つ先を読むようにすると、ペースメーカーになってやりやすいと思います。
本番ではぶっ通しで音声が流れるので、やはり集中力が切れやすいです。普段の練習でも、1問や2問ずつ細切れにやるのではなくて、PART3全問、PART4全問、といった一塊を区切りとしてやれば、集中力がつきます。


■Reading
Reading対策としては、BBC、Financial Times、NY Timesのいずれかの記事を、毎日4本読んでいました。内容理解よりも、初めて目にする文章を速く読むことを重視しました。これを続けると、TOEICの問題文はあまり難しく感じなくなります。ゆっくり読むのに慣れてしまうと、簡単な文でもゆっくりになる傾向があったので、ある時期から速度を意識するように変えました。

PART5、6、7の練習をする時は、必ずストップウォッチを使っていました。計りながら解くのは疲れますが、そうしないと速くならなかったからです。それとNews記事速読を繰り返した結果、5月のテストでは、PART6以外は問題文全文を読んで(読み飛ばさずに)解くことができました。

本番は13時から始まり、Listeningは45分なのでRedingは13:45から始められます。
常に時計を気にしながら、時間管理をしながら進めるようにします。

私の場合は、PART5を14:00までに終え、PART6は14:05まで、PART7のWパッセージ(Wを先にやるようにしました)は14:25まで、残りをシングルパッセージ、という管理をしました(実際にはオーバーしましたが、問題は全部解き終わりましたので、上記を少しぐらい超えても焦らなくて大丈夫です)。

■PART5
公式問題集以外に、『特急シリーズ』の語彙編2冊を、休みの日等に本屋で立ち読みをして(笑)解きました。ある程度パターンがあるので()の前後だけ見て解けるものも結構ありますが、私は早とちりして間違えることがあったため、全文をざっと読んで、根拠をしっかり見つけてから答えました。1問30秒以内で答えます。読むのが速くなると、問題によっては全文を読んでも5秒で答えられるものも出てきます。数秒じっくり考えてわからない問題は、それ以上考えずに消去法でマークして、次に進みます。

■PART6
PART6だけは、全文読みませんでした。読まなくても正解の根拠を見つけられる問題が多いためです。空欄の前後を見て、回答の根拠が見つからなければ文の最初から、それでもなければその前の文から、と拡張していきました。PART5と同様、雰囲気や勘で答えないように、解答の根拠を見極めた上で答えます。問題集で出てきた文法や単語は、全部覚えます。

■PART7
読む速度さえ上がれば、5や6よりも正解数を上げられると思います。ほとんどの答えが、本文中のどこかに書かれているからです。私の手順は①設問を1つ読む②タイトル(重要!)、本文を上から順に読む③設問の解答が根拠を持って見つかれば次の設問へ。曖昧なら本文をもっと読みます。
TOEICを受ける時に、どの順番で読んで解くかいう自分の手順をはっきり決めておくと、本番で迷わないのでいいです。

PART7でも、「多分これだろう」という解答の仕方だと間違えるので、このキーワードがあるからこの答え!という解き方を必ずする。私の場合は、ざっと目を通す読み方だと単語を見落とすことがあったので、全文、単語を見落とさないようにしっかりとした流し読み(?)をしました。

以前、テーマによって得手不得手があったので、毎日News記事を読む際には、敢えて自分のあまり興味のない(苦手な)記事で、かつTOEICに出てもおかしくない記事、というのも選びました。眠りそうになりながらも続けた結果、5月の時点ではどんなテーマが出ても苦手意識は消えました。

PART7では、先にWパッセージを解き(一問五分以内×四問で20分で解く)、その後シングルパッセージに戻る、と決めていました。Wは実は難しくないのに苦手意識があって、後半に残すと時間がギリギリで焦って間違ってしまうことがあったためです。


■その他
家でリスニングをする時は、イヤホンは使わないようにしてます。本番では小さなラジカセから、遠くからの音声なので、iPhoneを家の端っこに置いて、逆の端に移動して離れてリスニング、ということもやりました。

もしも本番で聴こえにくいと感じたら、絶対に遠慮せずに大きくしてもらってください。
私も5月のTOEICでは、後ろのほうの席だったので挙手して、「少し大きくしてください」と言って、だいぶ聴こえやすくなりました。もしかすると実際の音量は小さくないのかも知れませんが、遠くで音声が鳴っていると、普段とのギャップで聴こえにくく感じました。

あとは、普段から自分の部屋だけで完全に一人の状態ばかりでやるより、たまには図書館等、周りに適度に人がいる環境で勉強すると、本番に近い状態で集中できるようになるのでおすすめです。電車の中等、ざわついたところでのリスニングや勉強も、気が散らないようにする訓練になっていいです。

もしも本番で周りの人が気になって集中できなくなったら、下を向いて問題文だけに目を向けたり、両手で仕切りを作って自分だけの状態を作る等するといいです。
問題文を読む時は、文を左から右へ指でツーッとなぞりながら読むと、集中もできるし単語の見落としを避けられるし、文の流れもつかみやすいです。

語彙は、TOEIC用のものを一冊やって、後は問題集に出るものを覚えました。公式問題集はVol3、4は10回以上やり、一時期、音読したりもしました。音読すると体に入ってくる感覚があって、問題の傾向をつかめますし、リスニング力も上がるようです。

公式問題集のVol1、2も本屋で立ち読み(笑)でざっとですが、一通りやりました。ただ、Vol3、4もそうですが、今のTOEICは公式問題集より難しいです。私はリスニングをiPhoneで2倍速で聴き続けたり、リーディングの速度を一秒でも速くしたり、レベルを上げるよう意識しました。
公式問題集は十回以上やったので、本番前には満点近く取れるようになり、リーディングも30分ぐらい時間が余るようになりましたが、本番では、リスニングの手応えはあまりなく、リーディングも時間ぎりぎりでした。本番の結果は、リスニング430点、リーディング460点でした。

年々難化傾向があるというのは本当だなと感じました。そのため、普段から公式問題集よりも難しめで長めの文(News記事等)と、速めの音声(リスニングを倍速で聴く等)で練習して、本番に臨みました。
問題集は、問題だけ解くのはもったいないなと思っていて、繰り返しやって、英語がたくさん載ってる素材として活用すると、面白くなると思います。

もしもTOEICの前日にあまり眠れなかったり、体調が優れなくても、あきらめないでください。私はTOEIC前日にほとんど一睡もできませんでした(緊張のため?^^;)でも、充分睡眠が取れていたらもっと点が高かったとも思いません。今までの蓄積が必ず結果に出ると思います。
TOEICは、本番の2時間中、途中聴き取れなくても、やっちゃったと思っても、いかに捨てずに、立て直して1問でも取りに行くか、ということで結果が変わってくると思います。

あと、ユンケル(私が飲んだのはユンケルファンティ。本番1時間半位前に飲みました)を飲んだら最後まで眠気や怠さがなく、集中できました。

ぺんてるマークシート用シャーペンもオススメです。問題集で練習する際も、マークシートを使った方がいいと思います。本番のPART3、4で塗り潰すタイミングですが、私は先読みが間に合えば全部塗り、だめなら点だけ付けて先読みと音声聴き取りに集中し、余裕ができた時に塗り潰しました。それでも残ったらPART4が終わった瞬間に一気に塗りつぶしました。


以上、長くなりましたが、読んでいただいてありがとうございます。
一人でも、TOEICに向けて頑張っている方の参考になれば、とても幸いです。

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