月KiSS月
重なる夏の日に焼けてこびり付いたシミみたいに気付けば心も凝り固まった欲まみれ、どこか修行にでも行かねばと思うのもまた欲で▶︎無駄に焦燥狂ってるのは誰のせいだろうと考えている。
音もなくスルスル流れる雲から覗く月はレース越しの見てはいけないもののような妖艶さがありました。贅沢を見下すというよりは、慣れが育てた安っぽさを笑うよう。初めての経験が懐かしい発見に変わってゆく日々も悪くないですね、が写真に写らない自然の演出に見出す答え▶︎無駄に自分勝手なのは誰のせいだろうと考えている。
夏の終わりは衣替えが惜しいし、バングラディッシュ人が作ったカレーには唇奪われたし▶︎無駄にヒリヒリ荒れ放題なのは誰のせいだろうと考えている。
selephant