関根鋼管 鉄鋼事業部のホームページへ



冒頭の表でNo.となるこの鉄の小刀は、結局《はがね》であると考えられます。出土した地層は青銅器時代前期で、ヒッタイト古王国の始まりより300400年も遡ります。こを図示すると図6のようになります。


ステンレスパイプ販売&#59;ステンレス鋼材規格材料販売&#59;パイプ販売&#59;継手販売&#59;塩ビ!インターネット通販 関根鋼管株式会社
分析対象は、
2005に調査されたNo.1の地層Cのさらに下、第Ⅳa層からもたらされた遺物です。No.は、出土年代が紀元前2220紀ごろ>、すなわち紀元前21001900年代ですから、No.No.3とほぼ同年代の「人工鉄」の鉄器=世界最古の《はがね》です。

アッシリア商人の製鉄関与説も、これで吹き飛んでしまいました。原料鉄と炉が出土したことから、ここで実際に鉄が作られていたのではないか。製鉄は、ヒッタイトでもない、アッシリア商人でもない、アナトリアの先住民族であるプロト・ヒッタイトによって、アナトリアの地で「独自に」始められたのではないか――そう考えざるを得なくなったのです。
ステンレスパイプ販売&#59;ステンレス鋼材規格材料販売&#59;パイプ販売&#59;継手販売&#59;塩ビ!インターネット通販 関根鋼管株式会社

つまり、No.3No.5の発見は、鉄の使用開始時期を数百年引き上げる大発見だったのです。2005の結果(紀元前19世紀頃)を300年、製鉄開始の通説(紀元前14世紀頃)を800年も前倒しする発見です。それにもかかわらず、新聞そうとはっきり書いてくれていないため、インパクトが弱まってしまっているのが何とも残念です。

中近東文化センターからは、No.5の分析に使われた鉄剣と鉄

写真が提供されていますが、それを見ると、ほぼ4000前の古代の鉄剣は、その刃の跡をくっきりと見せています

 

それにしても、こんな小さな鉄滓を、よくも見逃さないで発見できたものです。日本で遺跡を発掘する場合、水田を知っているからこそ、水田跡だと気づくのだそうです。きっと、発掘の総指揮を執られている中近東文化センターの大村幸弘(さちひろ)・アナトリア考古学研究所長が、その著書『鉄を生みだした帝国――ヒッタイト発掘』(NHKブックス)からも分かるとおり、鉄をひたすら追い求める方だったからこそ、目に留まったのでしょう。



 新聞は、この分析結果に関する赤沼英男、大村幸弘両氏の言葉を載せています。




   〇赤沼氏:前回は別の場所で作られた鋼が持ち込まれた可能性もあったが、今度は炉の一部とみられる粘土片や原料も見つかった。鉄にかかわる生産活動が行われていた可能性は高い。No.に関して)




   〇大村氏:鉄の生産はアナトリア半島で独自に始まり、後に北方から進入し征服したヒッタイト人が武器として利用し、その技術を秘密として守ることでオリエントに覇を唱える帝国を築き上げたのだろう。No.に関して)




 定説は覆りました。追い求めた鉄の起源は、遂にここまで来たのです。



●図7の本物の写真と本文(1)⇒「世界最古の鉄剣」 トルコで発見 ヒッタイト起源説覆す」(朝日新聞2009年03月26日)

http://www.asahi.com/national/update/0352/TKY20090

(この記事は現在削除されています。ご覧になりたい方はこちらをどうぞ⇒ 当時の記事


図7本物の写真と本文2)⇒世界最古の鋼と判明 トルコ遺跡の鉄器ZAKZAK 20090326

http://www.zakzak.co.jp/top/200903/t2009032645_all.html


中近東文化センター付属アナトリア考古学研究所
http://www.jiaa-kaman.org/index.html


●ヒッタイトの遺跡とその出土品は、こちらからどうぞ。
http://www.mineprofs.org/info/research/SOMP-05-Research-Ancient%20Metallurg-Ozbal.pdf


ステンレスパイプ販売&#59;ステンレス鋼材規格材料販売&#59;パイプ販売&#59;継手販売&#59;塩ビ!インターネット通販 関根鋼管株式会社

(C)Dr.Kazuko OKADA


関根鋼管 鉄鋼事業部のホームページへ


関根鋼管株式会社 鉄鋼事業部 リニューアル ホームページへ


ようこそ!\(^o^)/鉄鋼事業部のホームページへ

ようこそ!\(^o^)/IT事業部のひまわりショッピングモールへ

ようこそ!\(^o^)/ひまわりショッピングモール(フィギュアブログ)へ

ようこそ!\(^o^)/ひまわりショッピングモール店長のひとりごとへ

ようこそ!\(^o^)/ひまわりショッピングモール店長のひとりごと(外部ブログ)へ

AD