今年の年末年始もあっという間に過ぎた。親類との忘年会、新年会と毎年恒例の予定をこなせば、もう仕事始め。昨年の後半は仕事が忙しく精神的余裕がなかったため、今年の休みはたっぷりゆっくり休むと目論んだのだが、ダメだった。ということで、今年最初の三連休は存分に京都旅行を楽しんだ。
思えば去年のマイブームは坂本龍馬だった。一昨年の大河ドラマ「龍馬伝」の総集編で心を奪われ、一年遅れで龍馬伝をDVDで鑑賞。インターネットで調べると「好きな歴史上の人物は」という質問の答えでは必ず3位以内に入る超有名スーパースターにもかかわらず、日本史、とくに近現代を学ぶ機会が物凄く少なかったため、ここまで琴線に触れることはなかった。
一番心を揺さぶられたのは、幕末志士たちの熱さ、ひた向きさだ。探究心は、龍馬だけでなく、敵対する新撰組にまで及んだ。
昨年8月には壬生、10月には木屋町通りと龍馬の墓がある霊山神社を訪れたが、どちらも時間に限りがあり、存分に京都、龍馬、幕末を楽しむことは出来なかった。
今回の京都旅行。初日は伏見~清水寺、2日目は二条城~壬生~木屋町~京都御所、3日目は下鴨神社~北野天満宮~祇園、と京都づくしの三連休だった。
現在の日本を思えば、幕末から明治にかけては本当に重要な時期だ。泰平とは言え、斬捨御免が公然と許されており、下級身分の人々の命が虫けらのように扱われていた時代。つまり、常に死と隣り合わせで生きている状況の中で、幕末志士たちは、外国人から日本を守るために命がけで物事に取り組んでいたわけだ。
龍馬だけでなく、志半ばで命を落とした者は数え切れない。そういう多くの命の上に明治が成り立ち、ひいては現在がある。そう考えると、目先の仕事の悩みなど、本当にちっぽけ。志を成し遂げるため、家族と縁を切り、故郷を捨て、寝食を忘れて時代を走り抜けた志士たちの思えば、今の難局を乗り越えることもそう難しくはないのかもしれない。
あそこが痛いここが痛いと言っている場合ではない。彼らが人生を謳歌していた時代はエスカレーターやエレベーターなんてなかった。ましてや車も電車も飛行機も。
今年は気持ちをしっかり持って物事に取り組んで行きたいと思う。