お姉さま、……肝心要の要って何かご存知ですか?


あれって扇の留め金のことなのですけど……。その扇……日曜日のお稽古に忘れて行ってしまいました……。踊りに行くのに扇を忘れるって、まさに肝心要のものなのに……。大変申し訳なくも、上級クラスのお姉様に扇をお借りして舞って乗り切りました……。ああ、記憶力の低下が呪わしい。。。

それにしても、現在習っている「潮来出島」なのですけど、後半……とんでもなく激しいのですけど……。日本舞踊って想像以上にハードよねと思っていたのですが、その想像を軽々凌駕するアグレッシブな踊りにまったくついていけません……。手を打ち鳴らしてターンするわで、ほとんどフラメンコののりなのですけど……。


わ、わたくしはカルメン?ここはアンダルシア?


だったら素敵なセニョールがわたくしを迎えに来てくれても良いのではないかと思いつつ……



赤貧亭

家呑みです……

<献立>

さつま芋の小豆添え
野菜スティック
烏賊の自家製燻製
牡蠣と椎茸のオイスターソース煮


週末の家呑みの献立なので、酒肴作りにも気合いが入ります。気合いが入るといいますか、米に合うものではなく酒にあうものへと料理の趣を変えるといいますか。普段は夜遅い友人の身体が温まるようにだとか、ご飯がすすむようにだとか考えながら作っておりますもので。

で、本日は赤ワイン呑むわよとはりきりつつ、マリアージュを試してみたいものを作った次第……。

烏賊の燻製はするめ烏賊が見切りで98円で売っていた際、平日だというのに買いだめし、一部はさばいて冷凍、一部を醤油、酒につけておき、週末に燻製器で燻製にしたもの。

 いやいや、半生タイプの自家製燻製はやはり最高ですね。燻された香りがワインにも良く合います。ウイスキー、日本酒ももちろん合うと思いますよ。


赤貧亭

牡蠣と椎茸のオイスターソース煮


牡蠣といえば一般的に白ワインなのかもしれませんが、オイスターソース、醤油、味醂で甘辛くさっと煮れば絶対赤ワインと合うに違いないと妄想し作った一品。……ええ、間違いなくあいます。……が、間違いなくご飯が欲しくなる味……。多めに作り、翌日丼にして愉しむことをお勧めしたい……。


<材料>


牡蠣 1パック、椎茸 6枚、水 カップ1、酒 大匙3杯、醤油 大匙1杯、味醂 大匙1杯、オイスターソース 大匙 2/3杯、米飴 大匙1杯、片栗粉 小匙2杯


<作り方>


・ 鍋に水、酒を入れ煮たてます。煮立ったところで牡蠣を加え、1分程煮、牡蠣を引き上げ皿などに入れておきます。


・ 煮汁に椎茸を入れ、他片栗粉、米飴以外の調味料を全ていれ、煮汁が2/3から半量になるまで煮詰めたところで米飴を加え一度火を止めます。


・ 再び牡蠣を入れ、水溶き片栗粉を加えてとろみをつけ、軽く火を入れたらできあがり。

注意していただきたいのは、ソースは椎茸と共にしっかり煮詰めた方が美味しいのですが、牡蠣は煮ると身が硬くなり縮んでしまって悲しい感じになるということで……。あくまでさっと煮る程度にしていただきたく……。


そして、デザート感覚で食べようということで作ったのが

赤貧亭

薩摩芋の小豆乗せ

南瓜のいとこ煮の薩摩芋版といってしまえばそれまで。ただし、一緒に煮ると汚くなってしまうため、さつま芋を別途蒸し別途にた小豆をかけてみました。その方が色もきれいですし、塩っ気と甘さという二つの組み合わさりを楽しめるというか、アクセントがついて良いですよ。むしあがったさつま芋には塩を絡め、小豆はほの甘く煮、甘さと塩っ気がなんともいえず美味しいです。で、言わずもがなでさつま芋も小豆も赤ワインに良く合うと思います……。


あと、母からいただいた味噌を堪能したくて野菜スティックですが。……まあ、味噌と赤ワインって合うと思うのですが、だからといってぼりぼり野菜スティックを食べて赤ワインって合うかと言われると……。

ま、まあね……。


……全然関係ない話……ついうっかり見てしまいました

http://www.haagen-dazs.co.jp/
ああ、ハーゲンダッツで経理を募集している……。……いやいや、甘いものはもう外で食べないと誓ったじゃない……。社割……。……いやいや……。