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福島原発事故以降、福島県では自殺者が急増していることが判明しました。福島県の自殺者数は2011年6~12月で10人だったのに、昨年は23人も自殺者が発生しています。しかも、この数字は東日本大震災以降に年々増加。そのため、政府は福島県の現状を調査するために、内閣府職員を福島県に派遣し、自殺の実態などを調査するために乗り出しました。

また、これとは別に、福島県では震災関連死の方もかつて無いほどの勢いで急増しています。2014年3月時点で、東日本の震災関連死は3000人以上となっており、福島県に限定すると、津波や地震による直接死よりも数多くの方が震災関連死で亡くなりました。

政府は「福島原発事故からの長引く避難生活で亡くなる方が増えている」と述べていますが、私は放射能被曝による免疫力や身体機能の低下による影響が大きいのではないか?と見ています。チェルノブイリ原発事故で多くの被曝患者を治療したバンダジェフスキー博士は「セシウム137の体内における慢性被曝により、細胞の発育と活力プロセスがゆがめられ、体内器官(心臓、肝臓、腎臓)の不調の原因になる」と指摘。東大の児玉教授らも「放射能は少ない量でも内部被曝で癌などを誘発する」と述べています。

つまり、全員とは言えなくとも、震災関連死の多くは放射能被曝による何らかの影響を受けて亡くなった可能性が高いということです。断言するには遺伝子などを解析しないと難しいですが、既に福島県に住んでいる方から実際に損傷している遺伝子が見つかっているので、今後も油断が出来ないことは間違いありません。そして、時間が進むことに、放射能被曝の影響はハッキリとした形で見えることになるでしょう。


☆自殺者2年連続で3万人を下回るが、東日本大震災関連の自殺者は増加


☆震災から3年 震災関連死で残された遺族の悲しみを取材しま...(14/03/11)


☆本県自殺増、国が調査へ 震災影響、内閣府が職員派遣
URL http://www.minyu-net.com/news/news/0326/news1.html

引用:
森雅子少子化担当相(参院福島選挙区)は25日の閣議後会見で、東日本大震災後に本県の自殺者数が増加傾向にあることを受け、内閣府職員2人を27日に県に派遣、自殺防止対策の実情を実態把握し体制強化につなげる方針を明らかにした。内閣府によると、特定の県の自殺防止対策で国が強化に乗り出すのは異例。

 内閣府によると、東日本大震災に関連した本県の自殺者数は2011(平成23)年が6~12月で10人、12年が13人、13年が23人と毎年増加。岩手、宮城の両県の自殺者数と比較して増加傾向は顕著で、今年も1~2月ですでに6人が確認されており、内閣府は対策の強化が必要と判断した。
:引用終了

☆震災関連死3000人超に 長引く避難、福島では直接死上回る
URL http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140304/dst14030408110002-n1.htm

引用:
 東日本大震災後の避難生活もまもなく3年となるなか、体調悪化や過労などで死亡する「震災関連死」の死者数が2月末現在、岩手、宮城、福島など10都県で少なくとも3032人に上ることが3日、各都県への取材で分かった。東京電力福島第1原発事故などで現在も13万人以上が避難している福島県では、半数超の1664人に上り、津波や地震に起因する「直接死」の死者数1607人を上回った。

 昨年9月末時点での復興庁のまとめでは10都県2916人で、この5カ月間で116人増加。このうち約8割に当たる92人は福島県の被災者で、被害が長期化する原子力災害の深刻さが浮き彫りとなった。
:引用終了

☆体内蓄積のセシウムが心臓疾患誘発 病理解剖学者「汚染食品食べない努力を」
URL http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20130729161203925

引用:
チェルノブイリ原発事故最大の被災国ベラルーシで、死亡した人を解剖して臓器ごとの放射性セシウムを測定した医師がいる。ウクライナ在住の病理解剖学者ユーリー・バンダジェフスキー氏(56)だ。低線量内部被ばくに警鐘を鳴らす研究は当局に危険視され、投獄される憂き目も見た。来日した「不屈の学者」に聞いた。 (佐藤圭)

 「たとえ微量であっても、セシウムなど放射性物質が含まれる食品を継続的に食べ続けると、健康被害を誘発する恐れがある。内部被ばくと健康被害には相関関係がある」

 バンダジェフスキー氏は今月10日、市民団体の招きで来日し、21日まで東京など全国6カ所で講演した。日本を訪れるのは昨年春に続いて2度目。チェルノブイリの教訓を日本に伝えるためだ。
:引用終了

☆バンダジェフスキー博士の警告 人体に入った放射性セシウムの医学的生物学的影響
URL http://alter.gr.jp/Preview.aspx?id=8691&cls=

引用:
内容要約

食物中のセシウム摂取による内部被曝の研究がほとんどない中、バンダジェフスキー博士は、大学病院で死亡した患者を解剖し、心臓、腎臓、肝臓などに蓄積したセシウム137の量と臓器の細胞組織の変化との関係を調べ、体内のセシウム137による被曝は低線量でも危険との結論に達した。

*セシウム137の体内における慢性被曝により、細胞の発育と活力プロセスがゆがめられ、体内器官(心臓、肝臓、腎臓)の不調の原因になる。大抵いくつかの器官が同時に放射線の毒作用を受け、代謝機能不全を引き起こす。

*セシウムは男性により多く取り込まれやすく、女性より男性により強い影響が出ており、より多くのガン、心臓血管不調、寿命の低下が見られる。

*細胞増殖が無視できるかまったくない器官や組織(心筋)は、最大範囲の損傷を受ける。代謝プロセスや膜細胞組織に大きな影響が生じる。生命維持に必要な多くの系で乱れが生じるが、その最初は心臓血管系である。

*セシウムの平均蓄積量30.32±0.66Bq/kgにあるゴメリの三歳から七歳の子供は蓄積量と心電図に比例関係があった。

*チェルノブイリ事故後のゴメリ州住民の突然死の99%に心筋不調があった。持続性の心臓血管病では、心臓域のセシウム137の濃度は高く、136±33.1Bq/kgとなっていた。

*ミンスクの子供は20Bq/kg以上のセシウム137濃度を持ち、85%が心電図に病理変化を記録している。

*ミンスクの子供で、まれに体内放射能が認められない場合もあるが、その25%に心電図変化がある。このように濃度が低くても、心筋に重大な代謝変化を起こすのに十分である。

*動物実験で、セシウムは心筋のエネルギー代謝をまかなう酵素を抑制することがわかった。

*平均40-60Bq/kgのセシウムは、心筋の微細な構造変化をもたらすことができ、全細胞の10-40%が代謝不全となり、規則的収縮ができなくなる。

*収縮器官の破損は以下のように観察された。最初にリーシスのないタイプの収縮が現れ、筋形質ネットの毛細管が広がり、ミトコンドリアが膨れ、病巣筋形質浮腫が記録された。これは膜浸透性の不調とイオン代謝の重大変化の証拠である。ミエリン様組織の存在は過酸化膜酸化の増大の証拠である。ミトコンドリア破壊はその増殖と肥大を示し、インターミトコンドリアの数が増えている。持続する機能緊張と増大する酸素欠乏は内皮浸透性の増進で証明され、上記の組織変化の理由となりえる。

*動物の体内の100-150Bq/kgのセシウムはさらなる重大な心筋変化、すなわち、拡散する心筋は損傷、リンパ細胞とマクロファージの病巣浸潤物および血管多血が認められた。

*900-1000Bq/kgのセシウム蓄積は40%以上の動物の死を招いた。
:引用終了


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