ギターは鳴らない方が面白い!!
テーマ:記事久しぶりにギターを弾いた。
元々、ライヴ1週間くらい前のリハや
曲を創る時以外は、家でギターに触らない。
昨夜、YOUTUBE 動画で、「22才の別れ」を弾く
石川鷹彦氏のギターの響きにノックアウトされたからだろう。
それはそれは、惚れ惚れするほど美しい音色で
終始、胸が「キュンキュン」鳴りっぱなしだった。
YAMAHA LA-57custom ・・・ また巡り逢ってしまった。
昔、対バンで、あるシンガーが弾いていた
このギターの響きが忘れられずにいた。
「雷撃の恋」なんて表現があるが
このギターとの出逢いは、そんな感じだった。
恋に落ちるなんて、3秒あればお釣りが来る。
勿論、自分でも弾いたことがある。
たった一音だけで
一気に世界を彩ってしまうような、それでいて
インクがじんわり滲むような、染み透っていくような
はたまた、瞬時に心臓を鷲掴みにされたような
あの芳醇な響きは何だろう・・・
このギターは、レコーディングで使いたい。
音数の少ないバラードで
その行間にこそ、想いを込める文学のように弾きたい。
ここまで美しい響きなら
歌は無しで、インストを奏でたくなる。
・・・って、これは鳴るギターのお話。
ライヴともなると、全く逆のギターの方が面白いんだ。
今回は、鳴らないギターのお話。
その代表格は、1960年代のOLD GIBSON だろう。
正確に云えば、鳴らないのではなく
音の厚みとサステインを抜き去り、思い切りレンジを絞った音。
スカスカのこの音を嫌う人も多いけど
16BEATを刻むには
これ以上無いくらいカッコイイ響きをもたらす。
自分の愛器も、このOLD GIBSON に近づけたカスタムを施してある。
鳴るギターを持てば、奏でる本人はどうあれ
ギターの潜在能力がカバーしてくれる。
それより、鳴らないギターをどうやって震わせるか
その想いで爪弾く音には色気が宿る。
自分だけのトーンが生まれる気がするんだ。
そして、ものの見事に
そのトーンを生み出した人がいる。
「荒く、ダーティーな音」と称されるOLD GIBSONを
切なく甘い響きに昇華させ
この世界で、最もGIBSON を美しく奏でた人。
それが、ジェイムス・テイラーだ。


キャロル・キング作の「You've Got A Friend 」が富に有名だが
自分は、この「SWEET BABY JAMES」に収録された
「FIRE AND RAIN」「OH,SUSANNAH」がお薦め。
このアルバムは、ジェイムスの甘く切ない
GIBSON J-50 の独壇場と云える。
フォーキーな中に
ジャジーなエッセンスを吹き込んだ第一人者。
そして忘れてはならないのが、やっぱりこの方
ジョン・レノン。
リッケンバッカーがトレードマークのような印象だが
実はエレクトリックでの音源と信じられていた
そのギターサウンドもかなりの割合で
このGIBSON J-160Eだったと確認されている。

エレクトリック・アコースティックの奔り的なこのギター
その為に生音は、極力鳴らないように作られているらしい。
それでもジョンは、敢えてこのギターの生音に拘っている。
エレクトリックでの使用も多いが生音の音源も数多い。
ジョンが生涯、愛し続けたギターとして名高い。

ジョンが奏でる、このGIBSON J-160E
「Across the Universe」のイントロなども印象深いが
アルバム「RUBBER SOUL」は
恐らくBEATLESの中で最も、アコギ色が強い作品。
その中でも「Norwegian Wood 」「Girl」あたりは
この鳴らないけど鳴っている特有のトーンを満喫出来る。
先程のYAMAHAと同じくらい、今自分が最も欲しいギター!!
しかし、BEATLES、STONES、ZEP といい
ブリティッシュのビートグループは
エレクトリックの中にアコースティックを
個性的に織り交ぜる名手揃いだ。
ジェイムス・テイラーを敬愛し、ジョン・レノンに浸るも
今回自分が、最もプッシュしたいのはこの人
ライトニン・ホプキンス。

やはりロックの源流はブルースである。
源流であるからして、それはカントリー・ブルース。
カントリー・ブルースの世界を
非常に浅くかじっている自分なので多くを語れないが
兎に角、この方の全部が好き。
やはり鳴らないけど鳴っている
GIBSON J-50 をかき鳴らしながら
途中いきなり、単弦でソロらしきものをとってみたり
非常に適当に弾いているようで、細やかだったり
実に味がある。
今回紹介したい動画の中のライトニンおじさんも
実にご機嫌だ!!
曲のフィニッシュでは
恐らく、親指にはめたサムピックが
勢い余って飛んだのだと思われるが
自分には、どうしても「入れ歯」が飛んだようにしか見えない(爆)
そう見えるのは僕だけ・・・?

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★★ 小林洋一 YouTube動画 ★★








1 ■サイコ~です!
入れ歯には超ウケました(≧▽≦)
それ以上にライトニン・ホプキンスの渋さにノックアウトです!いい映像ありがとうございます!
僕のJ50は’07年製だからまだまだこれからですが、同系列ギターでの作品紹介していただき、更にこのギターが好きになりそうです!
僕は結構音楽知識がない方なので^^;
いやあでも、ギター&音楽に対する愛情がすごく伝わってくる記事でした。嬉しくなっちゃいます(^ε^)♪