※これはメッセージボードです。記事ではありません。記事はこのメッセージボードの下にあります※



ご訪問ありがとうございます。


当ブログは

『声優になりたい人、または新人声優向けのブログです』


厳しい声優業界を生き抜く為に必要な情報や、現状を私なりの解釈で綴っております。


内容もアマチュアの人には少々厳しく感じるような記事もございます。ご了承の上、ご覧ください。





【はじめての方へ】

質問やコメントなど受け付けておりますが、その答えが既にこのブログに書いてある場合がございます。ある程度このブログの記事をお読みになって頂いた上でご質問して頂けると、より内容の濃い返答ができると思います。私のブログを定期的に読んで頂けるのであれば、お願いがあります。


まず、この記事を読んで下さい↓

http://ameblo.jp/seiyu-ninarouyo/entry-11703620754.html


ウザったい事が書いてあります。

しかし、これを理解してもらわないと、私のブログを見ても意味をなさない場合が出てきてしまいます。


できれば、この記事の内容をご理解して頂いて、私の駄文にお付き合い頂ければと思います。




【高校生の方へ】


卒業してから声優を目指そうと思っていらっしゃる方も多いでしょう。この手の質問は非常に多いです。


まず、この記事を読んでください↓

http://ameblo.jp/seiyu-ninarouyo/entry-11686577945.html


この記事を読んだ上で何かご質問があれば受け付けます。




【声優の事についてのお悩み、ご相談、カウンセリングをご希望の方へ】


多くのお悩み、ご相談、カウンセリング希望の連絡を受けておりますが、私からまずお願いがあります。


まず、この記事を読んでください↓

http://ameblo.jp/seiyu-ninarouyo/entry-11716254346.html





【あなたの資質、才能、現実などを診断します】


自分に才能があるのか、自分が声優に向いているのか、今の自分のレベルなど、現実的な自分を知りたい人は私があなたを業界目線で判断させて頂きます。


まず、この記事を読んで下さい↓

http://ameblo.jp/seiyu-ninarouyo/entry-11817961480.html





【最後に】


声優業界は厳しい世界です。恐らく何が厳しいかがわからない人が大半でしょう。


私の記事を見て尻込みしたり、気持ちが萎えてしまうのであれば、それはもしかしたら声優には向いていないという事かもしれません。


でもそれで諦めてもらってもいいのです。

そういう人であれば最初から声優を目指さない方がその人の為なのですから。


私は真剣に声優になりたいと思っている人は全力で応援しますし、アドバイスもします。


『本気で声優になりたい人だけ見てもらえればいい』

というコンセプトのブログです。


声優になれて、仕事が沢山舞い込んで来るようになれたらそれは素晴らしい事です。


ギャラは少々安めではありますが、とてもやり甲斐のある仕事です。


声優になるまでも大変ですが、声優になってからはもっと大変で、売れてからはさらに大変で、売れ続けるという事はとてつもなく大変な事です。


全てを引っ括めて『声優という職業を愛せる人』は是非、私のブログをお読みになると良いでしょう。


偉そうにすみません。


何卒、宜しくお願い致します。







  • 02 Jun
    • 声優への憧れと、理想と現実の差

      私は、本当に声優になりたいのであれば、という前提で声優志望者にアドバイスをして差し上げるのですが、私のアドバイスがその子らにとって的外れなアドバイスになってしまう事があります。 何故、的外れになってしまうのか。 それは、私が体感している声優の仕事の内容と、声優志望者が思う声優の仕事の内容が食い違っているからです。 わかりやすく説明しますと、イベントに出たり、歌を歌ったり、ラジオで喋ったり…表立って目立つ仕事が声優の仕事だと思っている声優志望者が非常に多いのです。そんな事を夢見ている子らに私が思う厳しい声優の世界を説明しても寝耳に水です。 イベントや歌などを歌いたいと思う夢は結構な事ですが、それは、声優になり、声優として売れてから考えるべき課題でありますので、声優にすらなっていない現在にイベントや歌などをどう上手くこなすかなどという努力をしても無駄だとしか言いようが無い、むしろ、声優がやらなければならない声の表現に対する努力であったり、事務所に入る為の努力を考えて欲しいと言うのが私の考えなのですが、イベントや歌などに意識が向いている声優志望者にはやはり、寝耳に水なのでしょう。 物事には必ず、理想と現実が存在します。理想を想像するのは簡単ですが、現実を想像するのは難しい事です。はっきり言いますが、理想だけを追い求めていても夢は実現しません。しかし、それを、うら若き声優志望者達に諭すのも至難の業です。特に中学生高校生の声優志望者ならば夢だけを見ていたい年頃でもあるわけですからね。 現実は厳しいです。 厳しいという言葉から得られる印象の1000倍以上に厳しいと思っておいて下さい。 厳しい現実を突きつけてしまったら、声優になる夢を諦めてしまう人もいるかもしれません。私は夢を壊してしまう嫌な大人になってしまっているのかもしれませんが、中途半端な覚悟で何とかなる世界ではありませんので、私の言葉で夢を失ったとしても罪悪感は感じません。私如きの言葉で夢を失うようであれば、それはこの世界で生きて行く才能が圧倒的に足りていませんので他の夢を見つけた方がその人の為だとさえ思っています。 声優は誰でもなれるような職業ではありません。声や容姿が優れていても、それだけで成功するとも限りません。 生き残れる声優というのは厳しさに耐えられる人です。厳しさを楽しめる人です。 声優志望者も声優も必ず厳しさと直面しますが、その厳しさとしっかり向き合えるかどうかが、成功への鍵となるのではないでしょうか。 声優の世界は楽しい事ばかりな世界ではありません。むしろ辛い事の方が多いです。声優志望者諸君が主に見ている世界は声優の華やかな部分だけかもしれませんが、その華やかな部分ですら裏側には厳しい現実が存在しています。 表面的な部分を加味するのは簡単ですが、裏側にあるものも見るようにして頂けると、声優としての成長を得られるのではないかと思います。

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  • 09 Apr
    • 声優になれる人の共通点

      養成所生の所属審査に関する質問のメールが一段落しました。良い結果が出た人、悪い結果が出た人、結果は様々ですが、当然の事ながら良い結果を出せた人というのは極々僅かです。 私は、声優志望者からのメールを沢山読んでいます。結果を出せる人と出せない人というのが、もはやメールの文体から察する事ができるようになってきたようにも思います(笑) 今回は結果を出せた人のメールの内容と、出せなかった人のメールの内容の違いのようなお話をさせて頂ければと思います。 所属になるレベルの人のメールの内容というのは皆、例外無く『メールを送る際の礼節をわきまえている』という事です。声優としての(社会人としての)当たり前の礼節が身についている、という事ですね。声優志望者の中には中学生や高校生もいるとは思いますが、声優の世界に足を踏み込んだからには、学生だ、という甘えは通用しませんので、一般社会でも通用する最低限の礼節は身につけておく必要があるでしょう。実際に、高校生で所属になった子もいましたが、その子のメールは一般社会でも通用するような礼儀をわきまえたメールでした。上下関係や礼節に厳しい世界ですから、メールすらにも気を遣えなくてはなりません。所属を勝ち取る人というのは自然にそれができている、もしくは、ちゃんと声優の世界の事を勉強しているような人だ、という事ですね。 所属になれないような人のメールは上記に該当しないような内容のメールです。要するに、メールにプロ意識を詰め込めないという、プロ意識の低い人、という事ですね。声優に礼節が必要だという事を知らない人はある意味論外なので何も言えませんが、せめて養成所に通っているような人であるならば、メールにすらプロ意識を詰め込まなければいけない、という事くらいは察して欲しいものです。 グーグルなどで『メール 書き方』とでも検索すれば、すぐに答えは出ますし、メールの書き方などというものは左程難しい事ではありません。 メールがちゃんと書ければ声優になれるのか、という話では無く、所属を勝ち取るような人は、細かい部分にまでプロ意識が浸透し、私生活から声優になるという意識で生活している、という事です。 私の体験でしかないような話ですが、所属を勝ち取った人に共通する部分があるという事は、覚えておいて損は無いでしょうし、参考にしてみても宜しいのではないでしょうか。

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  • 12 Feb
    • 声優の仕事というのは期待に応えるという仕事でもある

      事務所側の需要に応える、ディレクターの演出に応える、ファンの期待に応える、などなど…つまり『求められている事に応える』という事を声優、または声優志望者は考えなくてはいけません。 何が求められているのか、という事を嗅ぎ取る嗅覚と、それに応える実力が必要だ、という事です。 実力ばかりを鍛えようとして、上記した、嗅覚的な部分を疎かにしてしまっている人が非常に多いです。特に、このブログを好んで読んでしまっている凡才諸君はボケっとしていてもチャンスはやって来ないのですから、今の需要などを鋭く嗅ぎ取る努力が必要です。 声 優の仕事は期待に応えるのが仕事です。ですので、まずは身近な人で構わないので、とにかく『人が何をされたら喜ぶのか』みたいな事を考え、喜ばれる為の行 動を心掛けてみて下さい。それは媚びであったり、かしこまったりする事では無く、一人一人喜ぶポイントは違うわけですから、その対象となる人をよく見極 め、その人に合った方法でアプローチしてみて下さい。 人に喜ばれる事がちゃんと出来る人は、人に喜ばれるような芝居もちゃんと出来ますし、単純に好かれやすいので、チャンスも多くなって行くでしょう。 声優になりたい、という気持ちを強く持つのは結構な事ですが、その、なりたいという気持ちが自分勝手なものであってはいけません。いけません、と言うよりは、どうせ頑張るのであれば、身になる頑張りをして下さい、と言う事です。 声優志望者であれば、まず、事務所の需要に応える事です。事務所の人間に好かれる事です。事務所の需要に応える努力をし、事務所の人間に好かれる努力をするという事です。 日頃から、色々な人を観察し、人が何を求めているのか、という事を察するクセつけると良いでしょう。察するだけではただの勘違いで終わるかもしれませんので、ちゃんと結果を求めたい所ですが。 人に求められなくなっては生きていけない仕事ですので、人の期待に応える意識は常に持っておくべきだと思います。 今までは『与えられていた立場』の人が殆どだと思いますが、声優を目指すという事は『与える立場になる』という事です。 身近な人の期待にすら応えられないような人が、多くの人の共感を得る事は難しい事です。 声優は求められてナンボです。 求められるような声優になる為に、事務所にあなたが欲しい言わせる為にも… 普段から人の期待に応えられるように自分の魅力を鍛え上げておいて下さい。

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  • 17 Jan
    • ボイスサンプルや原稿作りについて

      年が明け、養成所生達は所属になれるかなれないかという大事な時期に突入しようとしています。 年末辺りからその手の相談が非常に増え、その対応に追われる日々を過ごしています。 日ナレも進級審査が始まり、そして、意識の高い日ナレ生はもう既にボイサン作りに着手しています。日ナレに限らず、ボイサンの提出、発表会、オーディション…等、所属審査の形は養成所や専門学校によって様々ですが、養成所生や専門学校生は今が踏ん張りどころなのではないでしょうか。 ボイサンを作らせたり、自分で原稿を用意させての審査を行う養成所が多いようで、どのような原稿を作ったら良いのか、という質問が非常に多いです。今回は、ボイサンや原稿作りのコツを教える…とまでは言いませんが(個人によってアプローチは違うので)何か参考になるような記事が書ければ良いと思っています。 結論から言うと『個性を魅せつけろ』という事でしかないのですが、その『個性』に気付いていない養成所生がとても多いように思います。例えば、ナレーションを1つと、台詞を2つ、という指定があった場合、その3つの表現は全部違うものにしよう、なんて思う人がとても多いという事です。 3つの表現を魅せようとする発想は悪い事ではありませんが、そのような発想になる人が多いので、日ナレなどのような人数が多い養成所ですと、聴いている審査員が『またこのパターンか』となってしまって、聴きたくなくなってしまう可能性が非常に高いと思います。審査する側も人間ですから全員のサンプルを全員分真剣に聴く集中力があるとは限りません。 3つの表現を入れたい人の中で『自分は器用に色々な役が出来る』という武器(個性)を魅せつけたい人もいるかもしれませんよね。器用さで売って行こうと思っているのであれば3つの表現を入れてもいいかもしれませんが『何となく』3つが良いのではないか、というような安易な発想であれば是非止めて頂きたいと思います。 本来ならば、声を作らず自然の自分の声で勝負すれば良いだけなのですが、容姿や良い声などが標準装備されている天才に勝つ為には凡才は自然の声では絶対に勝てません。では、どうすれば凡才は天才に勝てるか、どうすれば天才と勝負できるかというと、やはり『個性』しかないのです。その個性があった所で、その時に事務所にその個性を持っている声優が沢山いたならば必要とされない個性も残念ながら出てきてしまいます。こればかりは運だと思いますが、凡才はその僅かばかりの運すらも引き寄せない事には天才には勝てません。 話が横道に反れてしまいましたが、凡才がボイサンを作る為に必要なのは『個性』だという事です。ボイサンだけに限らず、結局声優は個性が無いと生き残れませんから養成所レベルの天才もいつかは個性という壁にぶち当たります。 自分はデブで声が低くてブスだ、なんていう人でも、裏を返せばデブでブスで声が低いなんて個性を持っているわけですから、それを全面に押し出して行けばいいのです。そのラインであるならば、外画などの仕事の需要に応える為に、外画のデブのおばさんみたいなサンプルを作ればいいのです。お母さんみたいなサンプルを入れてお母さんという個性を魅せつけてアニメも狙えればいいんです。そんな需要本当にあるの?なんて思われるかもしれませんが、デブで低い声でおばさんができる、なんていうジュニア声優は中途半端なアイドル声優よりも仕事の本数は多いと思います。需要はあります。 当然、声優になりたいと思っているわけですから、日々、需要という事を考えてアニメや外画やナレーションを研究していると思いますが、その研究が中途半端だと、個性の研究も中途半端になってしまうでしょう。何が需要かわからないようでは、見当違いなボイサンを作ってしまう事になりますので、当然、所属への道は遠のきます。 あなたの個性は何ですか? その個性はどの分野でどのような需要がありますか? 個性の話を理解して貰えたとして、次は内容です。 おばさんキャラで行こうと決めたとします。 当然、3つとも同じような内容では面白くありません。 おばさんの中での変化をつけないといけませんよね。 それと、おばさん声が出るだけでは表現として未熟ですので、ちゃんとこのおばさん声で芝居ができます、という事をアピールしなければいけません。 おばさん声で何となく喋る、なんて事ができる人は沢山います。しかし、その声でちゃんと芝居ができるのかどうかが重要なのです。 その声で喜怒哀楽が表現できるのか。 そんな事を意識したサンプルを作って貰えると良いかもしれません。 声を作ると叫べなくなったり、笑えなくなったりする人も多いですからね。逆に言えば、そういう表現をサンプルに入れられたら人と差をつける事ができるのではないでしょうか。 大変だとは思いますが、今が正念場です。 養成所にまだ通っていない人も、何となくそんな事があるのだな、と思って貰えると良いかもしれません。 良いサンプルや原稿が出来上がる事を祈っています。

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  • 23 Dec
    • 頑張れ!未来の声優達!

      今年はあまり記事の更新をしなかったように思います。 昔と違い、今はかなりの人数の声優志望者から相談のメールが来るのでそちらを優先してしまったからです。 この記事は恐らく今年最後の記事となるでしょう。 私の記事や、私からのメールで厳しい現実を突きつけられて凹んでしまった声優志望者も多いかもしれません。 しかし、これだけは覚えておいてください。 甘やかされて声優になれるのは、ごく一部の恵まれた才能を持った天才だけです。 このブログを好んで見てしまっている凡才諸君は甘えていたら絶対に声優にはなれません。 色々と厳しい事を言ってしまいますが、厳しい事を言わないとプロという頂きに辿り着けないから厳しい事を言うしか無いのです。 声優の世界は厳しいです。一般的な職業の何十倍も厳しいと思っておいてください。 その厳しさに耐えられる者だけが声優の楽しさを味わえるのです。 しかし、厳しさに耐えるだけの価値はある、とても素晴らしい仕事です。 声の世界は奥深く、一生をかけて勉強していくような仕事です。 喋るのは好きですか? 表現をするのは好きですか? 夢を叶えて下さい。 夢を叶える努力をして下さい。 来年も出来る限り記事を更新したいと思います。 皆さんにとって来年が良い年でありますように。 寒くなりましたので体調管理を万全にして下さい。 私は風邪をひいてしまい先程病院に行ってきましたが…(笑) 少し早いですが、良いお年を…。

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  • 20 Dec
    • 進級審査を控えた日ナレ生へ

      この時期になると、日ナレ生からの相談メールが非常に多くなります。 たった今、メールボックスを開いてみたら気が遠くなりそうな位にメールが溜まっていたので、そっとメールボックスを閉じ、この記事を書くという行為に逃げてしまいました(笑) 進級審査の事であるとか、関連会社オーディションの事であるとか… いよいよチャンスの舞台が迫ってきたので目の色が変わってきた日ナレ生も多いように思います。しかし、今さら目の色が変わった所で遅いような感じではありますが、日ナレ生にとっては正念場が訪れている事は間違い無いようです。 相談のメールに対しては出来る限り親身になってアドバイスはして差し上げるつもりです。親身にはなりますが、その親身という言葉を優しくアドバイスしてくれるのだとは思わないようにしてください。人によってはかなり厳しい事も言ってしまうような私ですから。 親身になると言いましたが、直接的な答えは教えません。 何故なら、その答えは自分で捻り出さなければいけないのですから。 『自分で捻り出した答えが自分の表現なのです。』 その自分で捻り出した表現を、審査員に、マネージャーに、制作に、視聴者に認めさせて行くのが声優の仕事です。 この声優の仕事である『創造する事』を放棄し、私に答えを求めてしまっては声優の仕事を放棄している事と同じです。 日ナレ生のみなさん。 まずは進級審査ですが、軽く考えないで下さい。今年一年の総決算です。あなたのこの一年の努力が結果として現れる時が来たのです。 頑張った人は頑張った分だけの結果が必ず出ます。必ずです。しかし『頑張った分だけの結果』しか出ませんし、良い結果であるとは限りません。あくまで頑張った分だけの結果、しか出ません。 頑張らなかった人には結果は絶対についてきません。ただし、抜群の容姿に恵まれている人であれば話は別です。頑張らなくても結果がついてきてしまう場合があります。 どんな結果になろうとも結果は結果です。 結果は真摯に受け止めましょう。 良い結果が出る事を祈っています。

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  • 13 Nov
    • 【質問】声優になるには年齢が若い方が有利なのですか?

      今回の記事は、主に女性に向けて書こうと思っていますが、男性も参考程度に見ておくと良いと思います。 『声優になるには若い方が有利だ。』 『23歳を超えると女性は声優になるのが難しくなる。』 『中学生や高校生のうちに養成所に行っておかないと声優になれない』 …色々な情報がありますが、ハッキリ言いますと、何歳だろうが声優になれる事はなれます。年齢なんて関係ありません。 しかし、大半の皆さんが思い描いているような声優(アイドル的なアニメ声優)になろうと思うのであれば、年齢は若い方が有利かもしれません。 普通の芸能界を見ていてもアイドルの低年齢化が進んでいますよね。若くして売れた方が、長い間稼げますし、女性の見た目の美しさのピークはやはり若いうちにあるような風潮ですので若いうちに売れてしまう方が何かと都合が良いように思います。自分的にも事務所的にも…ファン的にもです。 上記したような事を読めばある程度察しの良い人であればおわかり頂けると思いますが、主に『容姿』の話をしています。声優なんだから容姿なんて関係無いだろう、なんて思っている20年前の声優志望者的発想は現在では通用せず、アイドル声優になりたいのであれば容姿が良いという才能が必要になってきます。 『アイドル声優になりたいわけではなく、主人公のそばにいるような友達役みたいな声優になりたいんです…』なんて言う人もいますが… 残念ながらそれもアイドル声優の役目なんですよね。その友達という役がその作品でどういう立ち位置なのかにもよりますが、その友達もメインの役であるのであれば、それは立派なアイドル声優の役回りです。主役だけがアイドル声優の役回りだと勘違いしている人も多いので一応釘を刺しておきますが、若い役で、その作品のメインキャラクターであれば、アイドル声優の仕事だと思って下さい。 その作品の主役のキャラにたまたま合っているような個性を持っているアイドル声優が主役をやります。そして、その作品の友達役のキャラにたまたま合っているような個性を持っているアイドル声優がその友達役をやる、ただそれだけの話です。 とにかく、若くてかわいい役は殆どアイドル声優の仕事だと思って下さい。 少々話が反れましたが、とにかく若い声優(アイドル声優)はチャンスが多いです。大きな仕事を得るチャンスが多い、という事です。若い役は若い声優にやらせた方が技術面は抜きにしてリアリティーがありますし、かわいい役をかわいい声優がやれば、相乗効果でキャラの人気も出ますし、声優の人気も出るという事です。今は『売れている声優』というと、アイドル的な仕事をしている声優を指す事も多くなってきたような気がしますし、視聴者もかわいい画でかわいい声で、かわいい声優であって欲しいという願望もあるでしょうし、そういう番組が多いですから、多少下手でも若い声優を使わないといけないような時代なんですよね。 若い声優にチャンスはあるとは言いましたが、逆に、女性の旬というのは非常に短いですし、若い声優は次から次へと現れますので、世代交代のサイクルが非常に早いです。売れるか!?と思ったようなチャンスを掴んでも、連続してチャンスを掴み続けないとあっという間に旬が過ぎ、若い声優に取って変わられる…という事になってしまいます。 厳しい世界だと思ったでしょうが、あなた方声優志望者にとってはチャンスであるわけですよね。特に、若い声優志望者達であれば、今がチャンスかも!なんて思う気持ちもわからなくはないです。 しかし… 若さとは未熟さでもあります。 声優の仕事というのは普通の中学生、高校生程度の意識では厳しいものがあります。まず、甘ったれた子供らの意識をプロの意識にする作業がとても難しいのです。中学生高校生なんて子供も子供です。そんな遊び盛りの子供を声優という厳しい世界に対応できるように教育する事が難しい事でもあるのです。 まず、プロ意識を植え付ける事ですら難しいのに、更に容姿であったり声であったり芝居であったり人間性であったり…色々な事が備わっていないといけませんので、若い子(小中高生声優)を育てるというのは難しい現状であるように思います。 そもそも反抗期のように大人の事が嫌いな時期の若い子が、大人の言う事を素直に聞けるのかどうかという疑問もありますし、色々な感性を育てなければいけない多感な時期に声優業界のような閉鎖的な世界に足を踏み入れるのもどうなのかと思わなくもありません。 声優の技術というのは、歳を重ねないとわからないような事が沢山あります。それを若い子に理解しろというのは酷な話です。40歳位の技術や感性で高校生役などを演じて欲しいと思いますが、実際の40歳ですと技術はありますが、残念ながら見た目や声などに若さが出ませんので学生役は難しいですよね。 まず、ディレクターの演出に応えられるような技術や知識がその若さだと身に付かないような気がしてしまいます。作品にもよりますが、細かい人間描写が必要な作品であったり、難しい内容の作品での演出は人間としての経験値なども問われますので、若い子では演出の意図すら汲み取れない可能性も多くあるように思います。 何はともあれ、若いうちに声優を目指すと決めた人は、まず自分の容姿、声、などをよく分析してみて下さい。 撮影に耐えられるような容姿なのか、アイドルと名乗って遜色無い容姿なのか、アイドルというイメージを与えられるような声なのか… クラスで一番かわいい、というような低レベルな話ではなく、芸能界という場所で輝けるような素材なのかどうか、という事を良く考えてみて下さい。友達からかわいいと言われるだとか、親からかわいいと言われるだとか…狭い世界での意見を加味するのではなく、芸能界の中でかわいいのかどうか、というような視線で自分を分析してみて下さい。 アニメなどの仕事よりもイベントであったり、撮影であったり、喋りの仕事よりも映りの仕事の方が多くなる可能性もあるわけですから、容姿は重要なのです。想像を絶するようなかわいい子と同じ土俵で戦わなくてはならないわけですから、中途半端なかわいさでは無理だと思って貰っても構いません…厳しい言い方ですが。 『声優になるには年齢が若い方がいいのですか?』という質問の答えは… 『アイドル声優を目指すのであれば』若いうちから始めたほうがいい、というだけの話であって、若い役だけが声優の仕事ではありませんし、アニメやゲームだけが声優の仕事ではありません。色々な方向性や可能性が声優の仕事には満ち溢れています。 ただし、どんな年齢で声優を目指そうと、楽して声優になれるような事はまずありえません。このブログを好んで読んでいるような凡才諸君では尚更です。 若くして声優を目指そうとしている人は『自分にアイドル声優としての需要はありそうなのか』という事をまず考えてみてください。 声は二の次…でいいと思います(笑)まずは容姿です。容姿でOKを出したなら次は声を分析してみましょう。適度なアイドル声であれば最低限、アイドル候補生と戦える準備は出来たような感じになります。 あとは、色々な才能があればある程いいので色々な事を貪欲に吸収するようにすればいいのではないでしょうか。 今回の記事は、愛すべき凡才諸君に対する記事ではなく、天才諸君に向けたような記事かもしれませんね。 変な話ではありますが、上記のアイドル声優の条件に該当しないような凡才諸君であるならば、アイドル声優以外の声優の道を模索する必要があるようにも思いますので凡才諸君がこの記事を見た時間は決して無駄ではないと思います。 自分という素材を良く見極めて良いタイミングで声優を目指す事が重要なのかもしれませんが、そんな冷静に考えられるような人は…あまりいないかもしれませんよね。 やはり、声優になるという事は難しい事なのだなと思います。

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  • 07 Nov
    • 個性について悩んでいる声優志望者達へ

      色々なメールが来ますが、個性について悩んでいるというメールはとても多いです。 個性で悩んでしまっているという時点できっとその人は役者的には凡才なのだろうと私は思います。 個性が備わっているような人はどんな場所であっても、どんな人に会っても『○○って感じだね』と、共通した個性を指摘されるのであまり悩む必要も無く自然にその道を突き進めるのではないでしょうか。 個性を出せ個性を出せ、と私は比較的小うるさく言うのですが、一期一会の世界で個性を出せないようでは、本当に一期一会で終わってしまい、一度だけ仕事をさせて頂いて、それ以降その人からの仕事が無いなんて事になりかねない、という事です。 一度仕事をして、相手に強烈な印象を残す事ができたなら、次にまた仕事で呼んで貰えるという可能性が残る、という意味でも個性はとても重要なのです。 制作側からしてみると、沢山の個性豊かな声優と仕事をするわけですから、中途半端な個性で何となく現場に佇んでいても自分を覚えてもらう事はできません。個性的な声優ですら吐いて捨てる程にいるわけですから。 そのような事情がわかっているからこそ、声優事務所のマネージャーは個性のある声優を探しているわけです。 前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。 『学校の友達やバイト先では○○っぽいねと言われます。これは個性になりますか?』 というような質問がとても多いです。 単刀直入に言うならば『それだけで個性を判断してはいけない』と私は思います。 学校であったり、バイト先であったりというような狭い世界で○○と言われた所で、プロの世界に行ってそれが同じように通用するかどうかはわからない、という事です。 それらは、個性とは何か、という事の入口程度の事でしかないと思います。 仮に、その○○という個性を受け入れ、そのままの自分が養成所などの世界に入っても○○という個性が養成所の世界で受け入れられるかわかりませんし、ましてやプロの世界で○○という個性がそのまま通用するわけもありません。 その○○という個性を『伸ばす努力』が必要になるわけです。 天才のように元々強烈な個性が備わっているのであればあまり考える必要の無い事かもしれませんが、凡才諸君は小さく芽生えた個性を大きく伸ばす努力をしないといけません。もはや、見た目だけで『○○だ』と知らない人にも思われなくてはならない位に個性を伸ばす、という事です。 友達同士であったり、バイト先であったりというような極度の緊張状態では無いような場所での個性はある意味どうでも良く、しかるべき場所で発揮できる個性を身につけなくてはなりません。 例えば… 声優業界の偉い人と二人で話をする時に萎縮せずに自分の個性を出せるかどうか、大先輩の前で萎縮せずに自分の個性を出せるかどうか、声優の仕事場で萎縮せずに個性を出せるかどうか…そういった場所でも自分の個性が出せる、いえ、普通に話をしていても勝手に個性が出てしまう、位の個性が必要なのです。つまり、台詞を喋っている、仕事の真っ最中以外の時間ですら個性を出して欲しい、という事です。台詞などで個性を出す事は声優にとっては『当たり前にやらなくてはいけない仕事』ですから敢えて今回は触れません。 ちゃんと個性が出来上がっている人は、おとなしくしていようが何をしようが無意識的に個性が滲み出てしまうしまうものです。わかりやすい例を挙げますと、かわいい、かっこいい、という個性を持っている人は黙っていてもかわいいですし、かっこいいのです。 狭い視野で見つけた個性らしき個性は、ただの性格であって、個性で無い場合が多いようにも思います。 おとなしい印象の養成所生を捕まえて話を聞いてみると平気で『明るい元気な役が得意です』と見た目や言動からは想像もつかないような事を平気で言う養成所生も多いです。そういう役がやりたい、そういう個性を出して行きたいと思うのであれば、私生活から元気で明るく過ごすべきだと思いますし、素の自分を変えて行かなければ個性は育ちません。明るく元気な個性を出すと決めたならば素の自分を明るく元気に変えて行く、という事です。根本的な自分を変えなければ個性をものにする事はできません。見た目から受ける印象ももっと考えた方がいいのではないかなと思います。 凡才諸君は個性を後付で無理矢理考えなくてはならないような部分もありますが、素の自分が業界にイコールで通用するなんて事はまずありません。素の自分が認められるのは天才だけです。 個性を決め打ちするのは覚悟がいる作業です。しかし、いつまでも個性を決めかねているとあっという間に時は流れ、気付いた時には養成所ジプシーになっているなんて事も多くあるように思います。 個性という部分は養成所の講師などが教えようと思って教えられる部分ではありません。自分で見つけなくてはならない部分なのです。 自分の声、自分の容姿、自分の性格、自分の服装などなど…自分を深く分析し、自分で個性を見つけなくてはなりません。 おとなしいのに元気系、だとか、格好悪いのにかっこいい系、だとか…そのような違和感をまず取り除いて行く事です。 自分を分析するという事は、他人の分析もちゃんとできるようでなければとんだ勘違いを生んでしまう可能性もあります。 他人を知り、自分を知る事です。 ちゃんと人間社会というものを俯瞰で見定められるような目も養って行かなくてはならないように思います。一般的な目線も持っていないと、何が普通で何が特殊かが理解できないでしょうからね。 声色を作り、何となくの芝居ができれば声優になれると思ったら大間違いです。 人生がレッスン、24時間がレッスンだと思って下さい。 考える事は無限にあります。 気を抜いている暇はありません。 本気で自分と向き合ってみて下さい。 『本気』になれれば… 自分に合った個性は見えてくる筈です。 自分と向き合うのは辛い事でもあります。現実を知らなくてはならない事でもあります。 しかし、現実がわかってからのスタートだとも思います。 良い個性と出会う事を祈っています。

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  • 13 Oct
    • あの人は今…

      先日… メールから読み取れる声優志望者の意識のような話をブログにアップしたのですが↓ http://ameblo.jp/seiyu-ninarouyo/entry-12082668796.html 私は、メールでしか声優志望者の人達と触れ合いませんので、できるだけ注意深くメールの内容をチェックするのですが、今まで色々な人がいました。 今回は私と『密に』メールのやり取りをした人達の話をします。私自身も、この記事が皆さんの為になるかどうかはわかりませんが、私は今回の内容に『声優になれるかなれないか』という重要な何かが隠されているように思います。意味が理解できない人もいるかもしれませんし『だから何?』と言った程度の内容かもしれませんが、興味のある方は最後までご覧になってみてください。 定期的にやり取りをするようになる人というのは私の経験上『結果を出せるタイプ』の人が多いです。事務所に所属できたような人も何人もいます。 基本的に私は、良いものは良い、悪いものは悪いとハッキリ言うタイプなので、恐らく、悪いと言われ続けている人は私のダメ出しに嫌気が差して途中で音信不通になってしまうのでしょう。そして、当たり前ではありますが、良いと言われるような人は、褒められるという嬉しさもあってか、長い間メールのやり取りが続きます。 自信過剰な発言かもしれませんが、私が『良い』と思うのですから、当然、結果は出ますよね。良いのですから。当たり前の話です。 つまり、良い人はどんどん良くなって行くわけです。 褒められれば誰だって嬉しいですし、もっと頑張ろうと思って更に頑張ると更に褒められる…というような良い循環になります。 逆に私に悪く言われるような人はどうでしょう。 食い下がってくるようなガッツのある人はあまりいません。 当然ですよね、ボロクソに言われてまでどこの誰だかわからないような人間に頼りはしないと思います。 私は、私のブログやツイッターなどで声優になる為に必要な事を発信していますが、自分の素性を明かすつもりもありませんので、ブログやツイッターの内容で私を判断して貰うしかありません。信じられないのであれば私の言う事など聞く必要もありませんし、私に何を言われようと気にする必要はありません。 しかし、私が発信する言葉にそこそこ心を動かされたからこそ私に意見を求めたり、実力を見て貰いたいと思ったのであれば、私の言葉は真摯に受け止める必要があるのではないでしょうか。そもそも褒められなかったからと言って意気消沈してしまう程度の情熱であるならば声優を目指さない方がマシだとも思います。 悪く言われる人でもたまにではありますが、食い下がってくる人もいます。何度も声を送ってきたりとそれなりのガッツを見せてくれます。努力の跡が見えて、良くなっているようであれば当然私も褒めるわけですが、やはり褒められるとやる気が続くのか、長くメールのやり取りが続くようになる事が多いですが、褒められない人はそうそう長くは続きません。 一度や二度、悪く言われた程度で凹んでしまったり、腹を立てたりするような人は声優にはなれないでしょう。断言してもいいです。後に意識が変われば別ですが、現時点のその考え方では絶対に声優にはなれません。 私の元に何百、へたをすれば何千という人からメールが来ますが、プロになれそうだなと思うような人はほんの片手位の人数です。その片手位の人数の人ですら絶対にプロになれる、というわけではないのです。 私に稽古をつけてください、と物凄い熱意で懇願して来る人もいます。『私は他の人と違い本気なのでお願いします!』などと言う人もいますが、私があれやこれやと注文を付けるとそのうちに面倒臭くなったり、バイトや勉強が忙しいなどと言い訳を始め、音信不通になる人もいます。このブログを始めてから『本気だ』という言葉が酷く嘘臭く感じるようになってしまいました。 私の指導が理不尽なものであったり、教え方が悪いのかもしれませんので、音信不通になろうが何をしようが勝手ではありますが、長い間、声優志望者を見てきて、途中で稽古が面倒になってしまうような人が大成するという事はありませんでした。 忙しい、面倒だ、などと思うようであれば声優を目指すのを止めた方がいいです。心の底からそう思います。特にこのブログを読んでいるような凡才諸君であれば、稽古を人の倍以上してナンボですので、稽古が嫌いなのであれば絶対に声優になれません。バイトや学業を優先してそちらの方面で頑張って欲しいと思います。 声優になるというのは難しいのだな、と思う理由の一つに、上記したような事がかなり含まれます。嘘の本気の持ち主が多い、という事です。 私は機械的にメールに返信しているだけなので、メールが来なくなった人にわざわざメールを送ったりしません。アドレスも登録していませんし、メールが来なくなったら縁の切れ目だとも思っているので、思い起こせば沢山の人と音信不通になったような気がします。 たまにふと思います… 『元気にしてるかな』 『結局プロになる事はできたのかな』 『今は何をやっているのかな』 …などと。 本気という意思は、本気という文字で示すのではなく、態度で示さないと駄目ですね。メールでどうやって態度を示せというのだ、なんて声が聴こえてきそうですが… やはりわかりますよ。本気と本気じゃない人の違い位は。 超私感的な記事になってしまいましたし、嫌な思いをされた人もいるかもしれませんが、声優になるというのは本当に難しいのです。メール一つでも色々と言われてしまうような細やかな世界です。喋って歌ってチヤホヤされて…そんな事でお金を戴けるなどという楽しい事ばかりな世界ではありません。 メールとはいえ、色々な事が見えてくるものです。

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  • 10 Oct
    • メール一通から感じ取る事が出来るその人の声優としての実力

      私の元には毎日沢山のメールが届きます。 私は来たメールに対して機械的に返信をするだけなのですが、メール一つでその人の様々な事を察する事ができます。 これは沢山の声優志望者のメールを見て来た私の統計ではありますが、共通する事があります。 メールの作り方が良い人は、実力がある人が多く、メールの作り方が悪い人は実力が無い人が多い、という事です。 『伝える』という事が声優の主な仕事ですが、その伝えるという事を深く考えていれば必然的にメールにもその『伝える』という技術が反映されるように思います。 芝居をする事も多い仕事ですが、芝居の事をちゃんと考えている人は当然、相手の事も考えます。相手の台詞の意図を理解し、汲み取り、相手に台詞を良い状態で返してあげる事などを当然考えるわけですが、そういった部分もちゃんと考えられているような人のメールはやはり、気遣いが垣間見えます。工夫も垣間見えます。つまり、私にとって印象の良いメールの構成になっているというわけです。 私のブログやツイッターだけではなく、声優志望者ならば色々な場所でプロになる為の情報を集めていると思いますが『礼儀が大事』『アピールが大事』『上下関係が厳しい』…などなど、何となく聞いた事のあるような事は多いと思いますが、それを実生活で実践している人というのはもしかしたら物凄く少ないのかもしれません。少なくとも私にメールを送ろうと思う人達というのは私を業界の人だと思っている人が殆どですので、当然、メールでも礼儀やアピールや上下関係といったような事を考えたメールを作らないといけないと(強制しているわけではないですが)思うのですが、それらの配慮をするような人は残念ながら非常に少ないです。 自分の名前も名乗らず(アピールができていない)、目上の人に対するような文章ではない(礼儀が出来ていない)…というようなメールを貰った私の気持ちを考えもしないのでしょうが、私も人間ですし、この業界に長く居ますので平常心ではいられませんよね。 友達にメールを送るのであれば、タイトルを無題にしてもいいですが、私の事を気遣って頂けるのであれば『きっと沢山のメールが来ているだろうから、名前と要件をタイトルに入れておこう』などというほんの少しの気遣いができれば私も助かりますし、2通、3通とメールをやり取りした際に、過去のメールを見返さなくてはならない機会も多いので、タイトルに一工夫があれば検索が楽になります。毎日不特定多数の人から沢山メールが来るわけですから、いちいちアドレス登録もしませんし、『こないだ質問した者ですがー』などと名乗りもしないでそんな事を言われても、誰だかもわからなければ前にどのような質問があったかもわからないのでこちらとしては無駄な手間をかけて過去のメールを検索する羽目になります。気遣いや工夫というよりは社会人として当たり前の事なので、良い機会なのでメールの送り方などを勉強してみては如何でしょうか。 一度名乗ればもう自分を知って貰えているだろう、という人も多いですね。何百人だか何千人という人数の中で『こないだメールしたアヤです』なんて言われても、こちらとしては『誰だ?』となりますし、仮名を名乗るにしてもありふれた名前だとインパクトに残りませんし、『お久しぶりです』なんて言うだけで名乗らない人だと、これまた『誰だ?』となります。この業界で名前を憶えて貰うというのは新人声優にとっては大事な作業です。名前を覚えて貰うという事はそんなに簡単な事ではありません。あなた方声優志望者をそんな暖かい目で見ているような人はいませんので、『無理矢理にでも覚えて貰う』というガッツが無いとなかなか覚えて貰えません。『アヤです』なんていうインパクトの薄い、よくあるような名前では到底覚えられません(私は)。アヤと名乗りたいのであれば『★★★★★★AYA(清純派声優を目指す15歳!★★★★★★)です!』という位にやって貰った方がまだインパクトはあります(この例が正しいというわけではありませんよ。例えですので曲解しませんように)。それを毎回毎回しつこく添付してくるのであればやっと『ああ、あの子か』とやっと記憶に残ります。 ※仮名ですから何をやってもいいと思いますが、本文まで悪乗りしてはいけませんよ(笑) メールで名前を憶えて貰えるような努力ができない人が養成所生活の中でちゃんと自分の名前を憶えて貰えるようにアピールできるかは心配です。 『どこの養成所がいいと思いますか?』 という質問も非常に多いです。『どこの養成所がいいと思いますか?』という文章だけしか送って来ないという強者も沢山います(笑) 人それぞれに合った養成所がありますので、ある程度、その人の情報は知りたいわけですよ。そういう情報を一切書かずにどこの養成所がいいか?なんて聞かれても答えようがありません。 プロ意識を高く持って生活している人であれば、上記したような事は当たり前に意識してやっていますが、まだアマチュア気分でいる人はメールもアマチュアですよね。そのような意識でいる人がいくら『本気で声優目指してます!』なんて言っても非常に嘘臭く聞こえてしまいますよ。 私が楽をしたいからこのような事を言っているわけではなく、このような部分にその人の意識が良くも悪くも出てしまいますので、気を付けてみてはどうだろうか、という提案です。 私は、メールを送ってくれた人の熱量を感じ取り、その人と同じような熱量以上の熱量でメールを返すように心掛けています。私がそっけないメールを返すような人はそれなりの熱量しか私に伝わらなかったという事です。ちゃんと筋が通っているメールに対してはウザったい位の熱量でメールを返している筈です。一通のメールを返すのに1時間以上かける事も珍しい事ではありません。 送ったメールに対してのお礼のメールが私にとっては唯一の楽しみではありますが『とても役に立ちました。ありがとうございました!』というありきたりな文章のみが送られて来ると少々ガッカリします(笑)…が、正直に言いまして誰からの返事かわからない事の方が多い(名乗らない人も多いので)ので、あまり気にしていません。 個人的にレッスンをして欲しい、という人も非常に多いのですが、メールの作り方がよろしくない人にはそんな事をして差し上げようとは思えません…という前に、そんな事は基本的にはしていないのですが…なんて事を言いながらほんの数人、定期的にアドバイスをさせて頂いている声優志望者はいるのですが、その人達はメールでもちゃんと筋を通してきましたし、私も人間ですから『感じの良い人だし、ちゃんと面倒見てあげよう』などと、何様気取りかわかりませんがそんなような気持ちから面倒を見ている人はいます。当然、メールに好感が持てないような人にはそんな気は起こりません。 たかがメールくらいで何を言ってるんだ、なんて思う人もいるでしょうが、メールを『たかが』なんて思ってしまうようでは、この世界で生きて行くセンスがあまりにも無さ過ぎるように思います。逆を言えば、メール一つでチャンスが開ける世界でもありますが、その話はまた別の機会に…。 わからない事があったら知りたくなるのは当然です。手っ取り早く、その答えを知っている人に聞きたくなる気持ちもわかります。 しかし、聞かれる側の気持ちを考えた事はありますでしょうか? 私がお金を貰って質問に答えているのであれば、何も文句は言いませんし、『そんな事言うならブログなんてやらなきゃいいじゃないか』なんて思う人もいるかもしれませんが、私の心情を吐露する事により、何か伝わる事もあろうかと思い、今回の記事を書いてみました。 人に良い印象を与える… これは声優として生きて行く為には必須とも言うべき技術です。 相手の事を思いやり、どうすれば相手が自分を良く思ってくれるのだろうか、という事を少し考えてみてはいかがでしょうか。 私は無料で質問に答えますし、ごく稀にではありますがレッスンめいた事もしますし、人によっては定期的にレッスンもします。無料でやっているからこそ見えてくるものは沢山あります。 メール一つにしても気を抜かないで下さい。 ツイッターなどでもよく言いますが『日常にプロ意識を持ち込んで生活する事』です。それができない人は確実に声優にはなれません。断言しても良い位です。当然、メールにもプロ意識を持ち込んで下さい。 文字を打つ事も自己表現の一種です。あなたの体から生み出される出来事は全て『あなたの表現』なのです。 あなたの表現が良いと思われる為にも… 細かい事に気を使ってください。 芝居もナレーションも… 表現というもの全てに共通する事ではありますが『独りよがり』では良い表現は生まれません。聴く人の事を考え、自分を使ってくれる人の事を考え、共演者との芝居の掛け合いの事を考え…色々な事を考えて初めて成立するものです。 相手の事を考えてあげる事です。自分勝手に好き勝手にやっているだけじゃお金になる表現は出来ません。 メールも同じ事です。 自分勝手なメールは相手に意図が伝わらないどころか、メールを送った事によってマイナスイメージになりかねない、という事です。 自分の事ばかり考えていると表現もメールも独りよがりなものになってしまう、という事です。

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  • 19 Sep
    • 実力診断を終えて見えた声優志望者の実情

      ご無沙汰しております。 声の実力診断というものを実施し、自分で自分の首を絞めるような苦しみを味わいましたが、やっと全員に返信し終えた所でこの記事を書いています。 今回は300~400人位の声優志望者から声を送って頂きました。夏休み期間という事もあってか、学生さんが多く参加してくれたように思います。 もし、まだ返事が来ていない、などというような事がありましたらメールをください。至急対応させて頂きます。 さて、本題に入ります。 何からお話していいのかわからない位に色々な事がありましたが、まず、この実力診断で感じた一番大きな事は… 『皆、表現が同じ』 という事です。 驚くべき事に、作った声まで一緒なのです(笑) 驚くを通り越して若干呆れました。 台詞①では、かわいい声であったり、かっこいい声を 台詞②では、悪役っぽい低めの声 ナレーションでは、ただ字面を追うだけの普通の声 あの題材に正解はありませんが、皆が皆、同じような表現という事はそういう発想になってしまう人が沢山いるという事ですが、百歩譲ってそれで良しとした所で、そのラインで勝ち抜くにはやはり、私が常々言うような『容姿の良い子』である必要が出てきてしまうわけですよね。 かわいいという個性で勝負したい、かっこいいという個性で勝負したい、という人が多い、というのであれば良いですが、わけもわからず、それっぽい声を出してそれが芝居だと勘違いしているような人が殆どだと私は思います。 とは言え、レッスン生でも無い限り、声を作るだけになってしまうのは理解できます。仕方の無い事です。 レッスンを受けている養成所生や専門学生の場合も、基本的には上記したような感じの人が多かったのですが、レッスンを受けていると多少芝居を詰め込もうとしてきます。それはそれでいいのですが、その芝居も皆、同じような芝居が多いのです(笑)面白いですよね。どこかでそのようなテンプレートがあるのでしょうか? 昔は人と同じような表現なんてやる位だったら役者を辞めた方がマシだ、なんて言う人もいた位に人と同じ事をやるのを嫌がる人が多かったのですが、最近はその逆なのでしょうか?ハッキリ言わせて頂くと、誰もが思いつくような芝居なんて面白くも何ともないですし、お金になりませんよ。プロってそういう仕事じゃありませんから。 養成所に長年通っている人も沢山参加して頂きましたが、素人よりも滑舌が悪いような人も沢山いましたし、芝居も全然できないような人が本当に沢山いました。ごく一部の人だけ、というのであれば理解できますが、沢山いた事に本当に驚きました。一体、今の養成所では何を教えているのだろうか…とますます養成所の教育に不信感を抱きました。 ここから先の話は私の憶測ですが… 私の想像以上に今の養成所の講師というのは生徒を甘やかしているのだと思います。『日ナレの研修科です!』なんていう人が基礎科並みの滑舌であったり芝居であったりする人が平気でうじゃうじゃいるわけですから本当にビックリしました。 生徒に厳しくできない、なんていう講師をやっている声優の口からよく聞く言葉ですが、ここまで酷いとは思いませんでした。もはや、講師の意味があるのかどうかを問いたい位です。 声優を目指している皆さん…特に私のブログに群がってくる凡才諸君は特に良く聞いて欲しいのですが… 『養成所内だけで自分を判断すると痛い目を見ますよ!』 生温い環境でプロになれるのは天才だけです。その天才を育てる為のレッスンを凡才諸君が受けていても凡才諸君はプロにはなれません! 講師が厳しくしてくれないのであれば、自分で自分に厳しくするしかありません。しかし、それには限界があります。きっとそんな事が可能な凡才はいないと思います。 昔は講師が厳しかったので凡才でもプロになれる可能性はありましたが、今の教育では凡才がプロになるのは難しいです。 養成所はチャンスを掴みに行く場、と割り切り、外部にスキルアップを求めなさい。 今は色々なワークショップが沢山あります。勿論、ピンからキリまであるので素人が選ぶのは危険ですが、そういう場所にスキルアップを求める時代になってきたのかもしれません。 詐欺みたいなワークショップも沢山ありますので、ワークショップに参加する前に私に相談して頂ければちゃんと助言します。 大変な時代だなという事を、実力診断をやってみて痛感しました。 私の返信メールに傷ついた人も多いでしょう。辛口過ぎると思った人も多いでしょう。 しかし、それがプロの世界で生きるという厳しい意見なのです。しかも、私も優しい言葉を極力使うようにしましたので声優業界の現実と比べたらまだまだ甘いです。 私のような似非偽善者ではなく、本当の厳しさを教えてくれるような師に会える事を祈っています。 何かあればいつでもメール下さい。相談に乗ります。

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  • 18 Aug
    • 実力診断、質問などのメールの返信について

      実力診断や質問などのメールが毎日大量に届きます。 毎日できる限りお返事をしているのですが、予想を遥かに超える大量のメールで正直びっくりしております。 メールを送ってくださるのはいいのですが、私のメールアドレスを受信できる設定にして頂かないとメールが私の元へ戻ってきてしまいます。 私もそれなりの時間を費やしてお返事をしていますので、そのメールが届かないと本当に悲しくなります。 メールを送る前に私のメールアドレスを受信できる設定かどうか確認してください。 どうか徹底して頂けると助かります。 現在、8月8日までに届いたメールには返信済みです。8日以前にメールを送ったのに返事が来ないという人がいらっしゃるならば、私のメールの返信が届かなかったという可能性があります。今一度、設定を見直し、再度ご連絡を頂ければ再送します。 20人近い人のメールが返ってきてしまっています。 これからメールを送ろうと思っている人も、メールの設定を確認の上、送信して頂ければと思います。 宜しくお願いします。

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  • 01 Aug
    • お知らせ

      前回の記事に… 『声の実力診断を実施します』 http://ameblo.jp/seiyu-ninarouyo/entry-12054412213.html という記事を載せたのですが、思った以上の反響があり、正直ビックリしております。 これの対応に追われていると相談などのメールが返せなくなってしまいます。 この実力診断に関しての返信は少々お時間を頂く思い、今日この記事をあげてみました。 相談のメールなども一週間位お待たせしてしまうかもしれませんが、相談などのメールを優先していきたい気持ちがありますので、どうか、実力診断の結果は忘れた頃にやってくる、とでも思っておいてください。 よろしくお願い致します。

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  • 25 Jul
    • 声の実力診断を実施します

      暑い日が続きますね。 学生の皆さんは夏休みに入っていると思いますが、夏休みを声優になる為の有意義な時間として使えているでしょうか? 休みなのだから沢山稽古をしろ…などとテンションが下がるような事は言いたくありませんが、せっかく時間があるのであれば少し位は声優になる為の努力の時間として費やすのも悪くは無いのではないでしょうか。学生じゃない皆さんも、暑さに負けず努力を怠らないようにして頂きたいものです。 以前、ブログでレッスン、などという無謀な企画を試みた事があるのですが、かなりの人達がレッスンに参加して下さって、私は死にそうになった位に時間をそれに削がれた記憶があります。 今回は、ブログでレッスン…とまではいかないまでも、それに近いような『中間テスト的なレッスン』をしてみたいと思います。レッスン…というよりは、テストです。 課題を出しますので、それを表現した声を送って頂き、私がそれを『採点』させて頂く…という感じの企画です。 養成所や専門学校に行っている人ならば、自分が今、どれくらいの実力なのかという事を点数で知る事ができますし、まだ本格的にレッスンを始めていない人も、自分がどの程度の実力なのかを知る事ができる良い機会だと思います。 あまり堅苦しく考えず、気軽に参加してみてください。 課題の音源と簡単なプロフィールを添えて提出して下さい。 プロフィールは… ・年齢 ・性別 ・出身地 ・職業 ・レッスン歴 …程度で構いません。もっと色々と書きたい人は色々書いて貰ってかまいません(笑) 【男性課題】 ★台詞① やっと着いた おお いい景色だな おい アレ見ろよ アレだよアレ 凄いな ちょっと遠かったけど 来て良かった こんな場所よく知ってたな サンキュー マジで嬉しい ★台詞② 私をここまで追い詰めたのは貴様が初めてだ しかし ここでサラっとやられるわけにはいかんのだよ 覚悟しろ 必殺 コロラドベルローズ ★ナレーション ネコの本来の食性は、肉食性である。たんぱく質や脂質を必要とし、半野生的な生活を送っているネコは、生きた小獣、小鳥、小型爬虫類、小型両生類、魚、小型節足動物といった小動物を捕食し、また飼育下に置かれているネコは、与えられた獣肉、魚肉や、動物性の人工飼料からそれらの栄養素を摂取する。 【女性課題】 ★台詞① やっと着いた わあー 綺麗な景色 ねえ 見て アレ アレよアレ 凄いね ちょっと遠かったけど 来て良かった こんな場所よく知ってたね ありがと ホント嬉しい ★台詞② 私をここまで追い詰めたのはあなたが初めてよ でもね ここでサラっとやられるわけにはいかないの 覚悟しなさい 必殺 コロラドベルローズ ★ナレーション ネコの本来の食性は、肉食性である。たんぱく質や脂質を必要とし、半野生的な生活を送っているネコは、生きた小獣、小鳥、小型爬虫類、小型両生類、魚、小型節足動物といった小動物を捕食し、また飼育下に置かれているネコは、与えられた獣肉、魚肉や、動物性の人工飼料からそれらの栄養素を摂取する。 …以上の台詞の音源とプロフィールを seiyu_counselor@yahoo.co.jp に送って下さい。 8月31日まで受け付けます。 この夏を有意義に過ごすお手伝いが出来ればと思っております。 頑張ってくださいね。

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  • 22 Jul
    • 教わる体質になってしまうという恐怖

      養成所やワークショップなどで色々な事を教わった人が陥りやすい事についてお話しましょう。 私は『教わる』という言葉があまり好きではないのですが、これから話すお話は、何故私が教わるという言葉が好きではないかという事がわかってもらえるようなお話かもしれません。 教わる体質になってしまっている人というのは『教わった事以上の事をやろうとしない』というクセがあるように思います。 しかし『自由にやっていいんだよ』という講師の言葉は何故か鵜呑みにしないんですよね(笑) 形を教えて貰いたがる人が非常に多いのです。 基礎的な部分は形で教えられる事は多いですが、基礎以外の部分なんてものは、本来は自分の個性溢れる発想で自由に表現して貰いたい…というより、表現しなくてはいけないのですが、最近ではその表現方法すらも教えないといけないようなレッスン生が増えているようです。 教えてもらった事以外できない人というのは、ある一定の枠から飛び出る事ができません。単純に考えたら教えてもらった講師以上の存在にはなれないわけですし、もっと簡単に言うなら、非常に面白く無い表現になってしまう事が多いのです。可も無く不可も無い表現…と言った所でしょうか。 仮に面白い表現を思いついたとしても、レッスンなどの場で『こんな変な事をやったら怒られるだろうな…』などと思ってしまいがちなのですが、現場が求めているのはその『変な事』である可能性が高いのです。なのにそれを『教わった事では無いからやってはいけない事だ』なんて思ってしまう人が多いのです。 レッスン内では当たり障りのないようなクセの無い芝居やクセの無いナレーションを教え込まれがちですが、現場では当たり障りのない事が求められている仕事以外ではクセのある芝居やクセのあるナレーションが求められる事が多いです。売れたいと思うなら尚更それを考えないといけません。 プロになって現場に出て他の役者を見るとビックリすると思います。『こんな事…やっていいんだ…!』と。ここでやっと、自分の殻を破り始める作業が始まるのです。とはいえ、やっとここで気付くという体たらくでは先が思いやられるのですが…。 では、養成所でその事を教えればいいじゃないか、と思う人もいるかもしれませんが、養成所では、変なクセを取り除く作業と、基礎を叩き込む作業で手一杯なのかもしれません。基礎がしっかり出来て、クセの無い喋りができるようになってから、色を付けて行きたい、という方針の養成所も多いでしょうからね。逆に言えば、普通ができないというのはただのクセですからね。 今の時代は生徒に厳しくできませんから、満足な教育ができる養成機関は少ないでしょう。そして、忍耐という事を知らない世代の子が増えましたので、短期間で声優になれるようなカリキュラムを作らないといけないのかもしれません。 その結果(かどうかはわかりませんが)プロになってもレッスンを受けないと不安だという声優が沢山生まれています。毎日何かしらのワークショップに通っている、なんていう声優もいます。 教えられた事しかできない、という体質になってしまったら、ワークショップなどで誰かに何かを教えて貰わないと自分は上手くならないのだ、と思ってしまうのでしょう。 今はわからない事があったらインターネットで調べれば答えは簡単に見つかる時代です。 声優になる方法や、芝居が上手くなる方法も簡単に答えを求めようとする人も多いでしょう。 声優の養成ビジネスに関わっている人達はこの時代のニーズに無駄に応えようとしているのか何なのかわかりませんが、すぐに答えを教えてしまう講師が多いのではないでしょうか。言ってしまえば、講師がインターネットの代わりになってしまっているのです。 答えを教えるのは簡単です。 しかし、その前に『自分で考えさせる』事を植え付けなくてはいけません。 プロになったら、自分で考えて生きて行かなくてはならないのですから、自分で考える力を育てないといけないと私は思います。 営業も自分でやらなければなりませんし、自分の方向性も自分で決めなくてはなりませんし、宣材も自分の発想で作らなければいけませんし、台本や原稿を貰ったら自分で表現を考えなければなりませんし… 一人で色々な事をやらなければいけないのです。 一人で何でもできるようになって初めてプロと呼べる筈なのですが、与えられたエサだけしか食べて来なかったような甘ったれた声優は講師がいなければ何もできません。仕事が入り、台本を貰ったら『仕事の前に芝居をチェックしてもらえませんか?』と、教わっていた講師に相談をしにくるというとんでもない声優もいるそうです。 養成所の講師は自分で選ぶ事はできないでしょうからどうでもいいですが、養成所以外で声優のレッスンを受けている人も多い事ですし、くれぐれも講師は慎重に選んで頂きたいと思います。 養成所では現実的なレッスン(アフレコやマイク前の芝居という意味ではなく、業界を生き抜く為のレッスン)をしてはくれません。生徒に厳しくできない養成所はもはや天才だけを育てるというぬるま湯と化しています。そうなると養成所以外で教わるレッスン、講師が非常に重要になってきたような時代になってきたようにも思います。 今受けているレッスンや講師に問題が無いかどうか、声優のレッスンを受けようと思っているけど誰のレッスンが良いか悪いかわからないという人は、遠慮無くご相談下さい。 自分で考えるという事ができる声優になって欲しいと思いますし、自分で考える事を教えてくれる講師に出会えるといいと思いますが、お金儲けに走っているような講師はほぼ生徒を甘やかしますので、そこはちゃんと見極めて欲しいと思います。 良い講師に出会うのも、運なのかもしれませんが、運という不確定なもので人生を左右されて欲しくはありません。 運に頼る出会いになる前に、一言ご相談頂ければと思います。

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  • 21 Jul
    • 今やっている稽古は何の為の稽古なのかを考えよう

      夏休みに入った学生さんなども多いとは思いますが、そのせいか、中高生からの質問のメールが非常に増えてまいりました。 このブログで何度となく言っているような事ではありますが、あえて、今回、いつも言っているような事を書いてみます。 特に、中高生などはよくこの記事を見て、色々と考えてみてください。 発声や滑舌の訓練は必要です。 そして、発声の為の題材や、滑舌の為の題材はインターネットなどで容易に探し当てる事ができます。 それらの事は総称して『基礎』と呼ばれるような訓練です。 なので、それができたからと言って台詞が上手く読めるようになる、だとか、良い発声で台詞が喋れるというわけではありません。 基礎は応用ができて初めて役に立つのです。 例えば『外郎売』という題材を発声と滑舌の訓練の為に使ってみたとしましょう。 大きな声で、滑舌よく外郎売が読めるようになったとしても、それは『発声を極めた』『滑舌を極めた』という事ではありません。むしろ『できたから何?』というレベルのものです。 外郎売は色々な事に使える題材です。 滑舌は勿論、発声、文章読解、芝居、ナレーション…視点を変えればどんな事にも役に立つ題材です。 上記したような事全てができるようになったとしましょう。 外郎売が完璧にできるようになったから、色々な事ができるようになった筈だ、と思うような人もいるかもしえれませんが、それは正解のようであり、ほぼ間違いです。 他の題材を渡されると、外郎売で学んだような事が一切できない人が多いのです。 外郎売でやっていたような発声や滑舌をその別の題材に活かせればいいのですが、不思議と他の題材を渡されると外郎売で培ったそれが活かせないのです。外郎売と他の題材は別物だ…とでも思ってしまっているのでしょうか。 外郎売を大きな声で喋れるのだから台詞も大きな声で喋ればいいですし、外郎売で滑舌良く喋れるのだから台詞でも滑舌良く喋ればいいのですが、他の題材を見ると外郎売でやっていた事全てがどこかに消え去り、素人同然の自分が顔を出すんですよね。 基礎練習は、応用出来て初めて役に立つのですが、外郎売で身に付けた事が『外郎売だけに対する技術』だと思ってしまう人が多いのです。 外郎売で出来るようになった事を、他の題材でもできないと、いくら外郎売が上手くできたとしても何の意味も無いのです。 外郎売を滑舌良く喋れるようになったのであれば、他の題材も同じような滑舌で喋らないといけません。外郎売を良い発声で喋れるようになったら他の題材でも同じような発声で喋らないといけません。外郎売の文章全体の意味をちゃんと読解して、その読解した内容を表現できるようになったのであれば、他の題材でも同じように台詞の意味を読解して表現しなくてはなりません。 要するに、色々な題材に対する心構えみたいなものが基礎練習なのです。その心構えを身に染み込ませ、他の題材に応用して行くのです。 なので、いくら外郎売が完璧にできようと、他の題材にそこで身に付けた技術を応用できないようでは全く意味が無いという事です。 色々な題材に対するアプローチの方法を学ぶのが基礎です。 やたらめったら外郎売だけをやっていても成長はしません。 外郎売+他の題材 他の題材でも外郎売をやった時のような事ができたならば、それは成長と呼べるものなのです。 何の為に外郎売をやっているのかよく考えてみましょう。 外郎売のスペシャリストになりたいから外郎売をやっているわけではないでしょう。 色々な稽古がありますが『この稽古は何の為にやっているのか』という事をよく考えて稽古に取り組んでみてください。

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  • 15 Jul
    • 地獄の沙汰(声優になれるかなれないか)も金次第

      養成所や専門学校に行くには当然、お金が必要です。 学費を親から出して貰っている人や、働いてお金を稼いだ事が無い人にとってはあまりリアリティーの無い話かもしれませんが、今回は声優になる為に必要なお金の話をしたいと思います。 学費が安いと言われているような日ナレなども入所金やらを含めると初年度には30万円程の金額が必要になるでしょう。 週に一回のレッスンで一年間…つまり48回位のレッスンに30万円を払うという事ですね。 この30万円を安いと思うか高いと思うか。 たったの30万円でチャンスが買えると思えば安いものだ、と思う人もいるかもしれませんね。 では、48回のレッスンの一回辺りの金額はいくらになるのか。 30万円を48で割ると、6250円という数字が出ました。という事は、一回のレッスンにつき、6250円を払っているという感覚です。 一回のレッスンを3時間程度と考えましょう。 しかし、自分一人が3時間を独占できるわけではありません。レッスンには沢山の生徒がいます。 クラスによって人数はまちまちですが、自分一人に使ってくれる時間というのはせいぜい5分程度でしょう。準備運動やら発声練習やらで1時間くらいは潰れそうですし実際はもっと短いかもしれません。 となると… たったの5分に6250円という金額を支払っていると言っても過言ではないように思います。 5分6250円が高いと思うか安いと思うかはその人の生活レベルにもよると思いますが、普通に考えたら決して安い金額では無いと思います。 とは言え、レッスンを受けてしまっている以上、その5分を有効に使わないといけません。 その5分を『教わる為に使うのか、自分を魅せつける為に使うのか』という選択に迫られるでしょう。 この5分を教わる為に使ってしまうとあまり意味は無いように私は思います。やはり、その5分は自分の素晴らしさを講師に魅せつけ、良い評価を貰う時間に充てた方が建設的と言えるでしょう。 しかし、そうなると、その5分を自分のアピールに使うのですから『教わる事ができなくなるのでは?』なんて思ってしまいがちですよね。教わるなんて事は他の人のダメ出しや講師の話をしっかり聴いていればわざわざ自分の為の貴重な5分を使って教わる必要はないのです。要するにレッスンの日以外の6日間でしっかりと予習復習をしていれば教わるという事に貴重な5分という時間を使う必要は無いという事です。 …と、軽く言ってしまいましたが、これができない人がとても多いのは事実としてあるように思います。 私のブログで何度となく言っているような事ですが、レッスン以外の6日がとても大事です。この6日をちゃんと密度の濃い稽古が出来ていればレッスンなんて恐れる事でも何でもありません。 物理的に、稽古をしない人も多いと思います。効率的な稽古ができないような人も多いと思います。つまり、効率の良い稽古ができる才能、みたいなものが必要になってきます。 最近は、養成所をアピールの場だと割り切って、外でワークショップなどに通い、技術を高めるようにする、なんていう人も沢山いますね。養成所の費用だけではなく、その養成所で結果を出す為に更にお金を使うという凄い時代になってきたように思います。養成所の掛け持ちをしている人も沢山いますしね。 技術を磨く為に通ったワークショップでも、自分の時間が5分位しか貰えない、なんて事もあるようですし、ワークショップの情報自体もあまり表に出ていないような場合も多いので良いワークショップを探すのも一苦労だと思います。詐欺にあわない為というのもありますし、質の良いワークショップに行きたい場合は一言私に相談して頂ければとも思います。 とにかく、声優になるにもお金が必要な時代になってきたのでしょう。地獄の沙汰も金次第…という言葉もありますが、お金が無いとチャンスを掴めないような世の中だという事ですね。ただでさえお金が無い声優志望者からどこまでお金を搾り取るのだろうかと心がとても痛みます。 今は色々な声優ビジネスが蔓延しています。養成所で結果を出す為にワークショップに行く…なんて事が当たり前になりつつある現状を正直な話、あまり良くは思っていませんが、そのような現状なのであればそれなりに対応して行くしかないのでしょう。本当に大変な時代に皆さんは声優を目指してしまいましたね。 できれば、養成所や専門学校に行ってるだけでちゃんと成長できれば良いのですが、生徒が辞めるのを恐れてちゃんとした教育ができない養成機関に通っているだけでは凡人が声優になるのは難しいでしょう。 夏なので夏季限定ワークショップなどと謳った詐欺が多くなる時期です。しつこいようですが、そのワークショップに申し込む前に、一度相談して頂ければと思います。 適正な金額で自分の糧になるような指導者に巡りあえる事を祈っています。

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  • 11 Jul
    • 日ナレに居ても意味が無いから辞めた

      日ナレに通っていても意味が無い。 このような事を思って日ナレを去って行く日ナレ生が非常に多いです。 毎度の如くに日ナレを例に出してしまって申し訳ありませんが、どこの養成所にもある程度同じような事が言えると思います。 今回は『この養成所に居ても意味が無い』という人の発想を否定してみようと思います。 養成所を去る人の理由は人それぞれです。 ただ、無駄にレッスンを受けるだけでチャンスが巡って来ない、生徒が多過ぎて自分という存在すら見つけて貰えない、クラスの人数が多いから自分にかけてもらえる時間が少ない… これらの言い訳は、残念ながら甘えでしかありません。 最近の養成所は、時代の流れもありますが、昔に比べるとぬるい教育をしています。 そのぬるま湯が『当たり前』だと思ってしまうような人はもはや論外と言っていいほどにプロにはなれません。 講師も厳しくしたい気持ちはあるものの、今はクレーマーだったり、小さな事で騒ぎ立てるような人が非常に多いですし、酷い話になると、生徒の親が自分の子供の為に○○を××するなんていうケースもあるようなとんでもない時代になりましたので、生徒に厳しくできない現状なのです。 そのようなご時世なので、ますます天才の需要が高まっているように思います。凡才が天才に勝つには厳しい教育が絶対に必要なのですが、それができなくなってきましたので、色々な才能を標準装備している天才達ばかりがプロになって行くのかもしれません。 凡才が天才と同じ感覚で稽古やレッスンを受けていてはプロにはなれないでしょう。天才は1の努力で済む所を凡才は100の努力をしなくてはプロにはなれませんからね。 前置きが長くなってしまいましたが『この養成所に居ても意味が無い』と思ってしまった人の全員が『結果が出なかった人』ですよね。天才であれば黙っていても事務所から声がかかりますが、凡才が黙っていても何が起こるわけでもありません。 ここで凡才は気付かないといけません。 養成所から逃げるのではなく『戦う』という事が必要だという事に。 レッスンは天才の為のレッスンだと言っても過言ではありません。天才であればレッスンの教えの通りにやっていれば良いだけですが、凡才はそれだけでは天才に勝てません。 『現状を打破するには何をすればいいのか』という発想になってもらいたいですね。 養成所というのは業界の縮図のような場所です。 今、上手くいっていないような養成所生活であるならば、プロの世界でも同じような生活が待っているという事です。 八方塞がりになっているような現状を『自分の力で』打破しない限り現状は変わらないのです。その方法が今いる養成所を辞めて他の養成所に行く、などという事ではなく、その八方塞がりになっている現状とちゃんと向き合い、その状況を打破しなければならないのです。その努力がちゃんとできるような人であれば、プロになってどうしようもないような状況に追い込まれても、養成所の時のように、現状を打破できるのではないでしょうか。 苦しい現状と戦いもせずに違う養成所に行った所で結局は同じような壁に突き当たります。いつかはちゃんと戦わなくてはならない時が来る、という事です。 逃げずに戦ってみてください。そして戦うとは何をする事なのかという事をちゃんと考えてみて下さい。

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  • 06 Jul
    • 嘘の本気は三ヵ月も持続しない

      この春から養成所に通うようになった人達からやる気に満ち溢れたメールを沢山頂くようになりました。 そして、私に稽古をつけて欲しいと、音声を送ってくる熱心な人も本当に沢山います。 最近、なかなかブログが更新できないのは、そのやる気に満ち溢れたような人達からの相談や音声などに対する対応でブログにまで手が回らない状態だった…という言い訳じみた理由にしておきましょう(笑) 三ヵ月ほど経ちましたが… やる気に満ち溢れた声優志望者からのメールがやっと減ってきました。 やっと減ってきた、とはおかしな言い方でしたね。 もう減ってきた、のです。 つまり、4月に燃え盛っていた声優になる為の情熱が、もう冷めてきてしまっていると言っても過言ではない、という事でしょう。 たったの三ケ月ですよ。 『本気なのでお願いします!』『絶対にプロになりたいんです!』などと言っていたあの言葉は何だったのだろうと思いますよ。 私は学校の講師ではありませんので、ダメ出しは厳しめです。良い部分があれば当然褒めますが、基本的に良い部分があるような人は少ないので厳しい言葉だらけのメールが返ってくる人が殆どでしょう。中には頭に来たのか何なのかお礼のメールすら返して来ないような人も非常に多いです(笑) 私は頭が悪いので『本気だ』と言われたら『この人は本気なんだろうな』と思ってしまい、本気の熱量でダメ出しに応えてしまいます。本気なのであれば、専門学校の講師のようにその人に気を使う事も媚を売る事も無く、ダメなモノはダメと言っても大丈夫だろうと思うのですが、あまりにも言葉がきついとメールでのレッスンですら凹んでしまう人が多いみたいですね。私にしてみれば言葉がきついなんて事は無く、それを言わないと育たないからそう言っているだけなのですが、核心を突かれたり、現実を突きつけられると都合良く心のシャッターを閉めてしまう人だらけで『本気』という事を口にする人が酷く嘘くさく感じるようになってきました(笑) ちゃんとやっている人はちゃんとやっています。言われなくても週に一度、必ず前回のダメ出しに応えるような声を送ってくれます。これくらいの意識を持っていて初めて『本気』という言葉を使ってもいいと思いますが…それでも私の本気とはまだ差があります。 ダメ出しに対する稽古をし、それを克服した声を一週間後に送ってくる人と、二週後にそれを送ってくる人と、三週間後にそれを送って来る人…成長速度が早いのは当然、週に一度、声を送って来る人である事は誰が見ても明らかですが、一ヶ月以上音沙汰が無いなんていう人はもう論外です。そんな人の言う『本気だ』なんて言葉は信用できなくなりますよね。 ちゃんとやる人は当然、どんどん成長していきます。やらない人はその場で立ち止まっているだけで成長はありません。 本気という意思は、言葉では無く、行動で示して欲しいですね。 本当に本気で声優になりたいと思えている人は、メールの内容から既に本気度が伝わってきますからね。メールの送り方も知らないような下準備の足りないような人がたった一行二行の文章で『本気です!』なんて書かれても、全然本気度が伝わってきません。 試験勉強が忙しい… バイトが忙しい… そんな事を言い訳にするのであれば声優を目指すのを諦めてしまいなさい。声優になる事よりも、試験勉強の方が大事なのでしょうし、バイトの方が大事なのでしょうから。 本気で目指すと決めたならば、何を最優先しなくてはならないかというと… 『声優になる為の稽古』 ですよね。 本当に声優になりたいと思っているならば。 稽古が面倒臭いと思っているようであれば、もうその時点で声優になる才能が著しく欠落していますので、意地悪でも何でもなく、他の道に進んだ方が良いと思います。試験でもバイトでも仕事でも何でもそちらの方が大事なのでしょうからそちらの道に進めばいいのですよ。 本気を強制するわけではありませんが、普段の自分の行動が本当に声優になる為の行動として成立しているかどうか…今一度、見つめ直してみてはいかがでしょうか。 最後に… やる人は声優になれる『かも』しれません やらない人は絶対に声優になれません 0%か、0.0000000001%の違いかもしれませんが、0%は0です。何も希望が無いという事です。 どちらを選ぶかはあなた次第です。 あなたの『本気』は… 本当に『本気』ですか?

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  • 26 Jun
    • ナレーションの現場で失敗しない為には

      今回はナレーションの仕事を上手くこなすコツみたいな話をしてみたいと思います。 声優志望者にとってはあまりよろしくない情報も含まれると思いますのでプロ以外の人は何となく見ておく程度で良いと思います。 良いナレーターとはどのようなナレーターなのか。 一言で言ってしまえば『噛まない、トチらないナレーター』です。 失敗をしないナレーターというのは制作的にありがたいのです。MA作業なんていうものは早く終わらせたいと思っている制作も沢山いますし、OAが迫った中で時間との戦い的な現場も多いのでいちいち噛んだりトチったりするとディレクターはかなりイラつきはじめます。イラつかれるという事は次の仕事に繋がらない、という事です。表現より、失敗しない方を優先するような風潮だという事を覚えておいてください。 勿論、噛まないトチらない、だけが全てではありません。細かく言えば物凄く沢山の技術が必要です。 しかし、最近のナレーションのディレクションは非常に甘いように思います。 甘いというよりは、その甘さが逆に厳しい、という言い方が正解かもしれません。 自分がしっかりしていないと、とんでもない音声が世の中に流されてしまいます。 アクセントなどを、ちゃんとわかっているディレクターが少なくなりました。 それは、声優がちゃんとアクセントを知っていて、ちゃんとした言葉を喋ってくれるので声優に任せておけば安心だ、と思ってしまっているような部分が大きいと思います。ディレクターが声優の仕事を信頼しきっているからディレクターが育たないのかもしれません。 甘噛みしたり、間違えて読んでしまった文言なども下手をするとスルーされてOKになる場合があります。失敗してしまったという自覚症状があったならば積極的に確認してもらってください。 噛みさえしなければOKみたいな現場もとても多いです。なので、自分がしっかりしていないといけないという意味の一つに、こういう部分が挙げられます。しかもテスト無しでいきなり本番で録るなんて事もざらですので、テストがあるから、なんて事を思わずに、現場に入ったら100%のパフォーマンスができるようにコンディションを整えてから現場に入ってください。 『あのナレーターを呼んでおけば安心だし楽だ』と思われれば仕事は増えて行く事でしょう。 時には文章の添削もしなければなりません。 日本語がおかしかったら臆せず訂正を求めなくてはいけません。『てにをは』であったり『人称』などにも気を配る必要があります。 更にはありえない内容の文言があったならば、それも訂正しなければなりません。ナレーターは国語力のみならず、一般常識であったり、時事ネタ…とにかく色々な知識があればあるほど現場での信頼感が上がります。 尺に収める、という技術が高いといいですね。 気の利いた制作の原稿には出だしのタイムとケツのタイムが丁寧に書かれていますので、ケツのタイムギリギリに喋りを収めるという事は楽なのですが(とは言え、技術と経験は必要ですが)、ケツのタイムが書いていないような原稿を渡す制作もかなりあります。経験を積むと、ケツのタイムがわからなくても、画面や音からヒントを得て、だいたいのケツがわかってくるのですが、経験の浅いナレーターだと読むのに精一杯でこれがわかりません。こういう時は何となくちょっと巻き気味で読んでおいて尺内に収めるという工夫をすると良いでしょう。ケツが余り過ぎて録りなおしになるかもしれませんが、ケツのタイムを書いていないそちらがいけないんですよ、という言い訳ができますからね(笑)。ただ、良いナレーターはケツのタイムがわからなくても何となく合わせてくるのです。これは経験しないと覚えられない事なので一つ一つの現場の経験を大事にして行ってください。 ナレーションの仕事はヘッドフォンをしながら喋ります。 ヘッドフォンから自分の声や番組の音声などが聴こえてきますので、諸々の雰囲気を掴みながら喋るわけですが、ヘッドフォンで喋る事になれておくと良いでしょう。一番の問題は自分の声がヘッドフォンから返ってくる事です。凄く気持ちよく喋れますが、自分のミスも如実に聴こえてきます。喋れていると思っていた言葉が喋れなかったりする事もあります。現場でテンパってしまっては意味がありませんので、日々の稽古からヘッドフォンをして、自分の声を返しながら稽古をする事をおすすめします。 共演者が沢山いるような台詞の仕事とは違い、ナレーターは自分一人の場合が多いのですから、全ての責任を一人で背負う気持ちで取り組まないといけない仕事でもあります。ディレクターが何とかしてくれるだろう、という甘い気持ちでいてはいけません。 ナレーションの仕事は、先輩後輩だのという煩わしい人間関係は発生しませんが、一人現場なので制作の人らとコミュニケーションを取る必要があります。演者が一人だけなのですからどうしても注目は自分に集まります。なので面白い事の一つや二つ言えないようでは円滑に現場が回りません。 コミュニケーションを取るのが苦手な人もいるでしょうが、大人の世界ですし、相手はお客様なのですから苦手だなんていう甘えは許されません。普通の会話も仕事のうちです。自分と一緒にいる時間は楽しんで貰う努力が必要です。 『差し入れ』を持っていくようにしましょう。 コンビニで買えるようなお菓子ではなく、ちょっと珍しいお菓子であったり、話題のスイーツなどであればお菓子が好きじゃない人でも『話題になってるお菓子だしいい機会だから食べてみよう』と思ってもらえる確率は高いので、差し入れに喜ばれそうなモノを日頃からチェックしておくクセをつけておいてください。現場によってはその差し入れでナレーターの質を見極められてしまうので手なずけておきたい制作の仕事であれば多少見栄を張って高価なものを買って行くのもありかもしれません。 ナレーションの現場は台詞の現場とは違い、同業者の仕事を間近で見る機会が極端に少ないです。なので先輩の技術を盗む場が『テレビなどのOAで』という感じになりがちです。ナレーターは本当に他のナレーターの番組をよく見ています。勉強の場がそこしかないのですから当たり前ですけどね。基本的に一人現場なので視野が狭くなってしまうナレーターも多いです。視野が狭くなるとダメな事を良しとし続けてしまったり、良い事をダメだと思い続けてしまう可能性が高いという事です。無駄に自信家になるナレーターもいれば、無駄に自信が無いようなナレーターもいますが、どちらかというと無駄に自信家になるナレーターが多いように感じます。比べる対象が現場にいないので仕方の無い事ではありますが、自信過剰は非常によろしくありません。そうならないように沢山のナレーターと仲良くなって情報交換の場を持ってもらいたいものです。 テレビ局で収録する場合の注意点ですが、特にキー局と呼ばれるような局は建物の敷地が物理的に広いです。10分前にスタジオ入りすればいいや、なんて思っていると、思った時間にスタジオに入れない場合があります。受付で入館証を貰うまでの手続きにも時間はかかりますし、入館してからどこにお目当てのMAがあるのか探さなければいけません。迷路のようになっている局もあります。深夜からの収録の時なども、普通の受付が閉まっていて、夜間受付の窓口を探さないと入れない場合もあります。MAに向かうだけならいいですが、番組の部署を探して担当者に直接会いに行くというパターンもありますので時間にゆとりを持ってスタジオ入りするようにしてください。局以外の普通のスタジオであればそこまで時間に余裕を持たなくても基本的には大丈夫です。 まだまだ色々ありますがキリが無さそうなので今日はこの位にしておきたいと思います。 事務所にもよるでしょうが、マネージャーが同行しない事の方が多いです。というよりほとんど同行しません。特に大手の事務所であれば一人で現場に行く事になる確率は高いと思いますので一人でちゃんと行動できるようにしておいてください。 今回は、ナレーションの現場で失敗しない為のコツみたいなお話でしたが、あくまで『失敗しない為』という保守的な話であって、ナレーターとして売れる、売れないの話ではありません。要するにこれらはナレーターであるならば『当たり前』にできなくてはいけないような事だと私は思います。 台詞と違った奥深さがある仕事です。

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