ほんの思い出 -2ページ目

第13回ベートーヴェンは凄い!

正月の飾り付けも終わり、

飾り付け


6年連続で、今回も行ってきました。

「ベートーヴェンは凄い!全交響曲連続演奏会2015」(東京文化会館)

ベートーヴェン


2015年12月31日13:00から年が変わる手前まで、第一から第九をすべて演奏する会です。

ここ5年は、小林研一郎指揮。駆け足気味に指揮台までやってきて、膝を少しまげ、前かがみになりながら小気味よく指揮をしていきます。

S席20000円のいい席ですが、贅沢にも交響曲第5番と交響曲第6番だけで帰ってきました。十分満足な時間です。

ついでといってはなんですが、今年の記録を追加で少し。

10月24日「カレーライフ」原作:竹内真(Zeppブルーシアター六本木)
Zeppは初めてでした。

カレーライフ


11月22日「東京交響楽団 第635回定期演奏会」(サントリーホール大)
指揮は、ジョナサン・ノット。

定期演奏会

しかし指揮者が登場する前に始まりは、
リゲディ・ポエム・サンフォニック ~100台のメトロノームのための。
これも初めて。




ワインの会

久しぶりのワインの会

予定通り、半年ぶりのワインの会でした。
予定通りのスペイン、ポルトガル。

ワイン

1)    Sherry, Amontillado
2)     Quinta da Aveleda VV 2013
3)     Aveleda Reserva da Familia Alvarinho , Branco
4)     Douro Evel Reserva , Tint
5)     Quinta do Mouro, Tinto
6)     Calendas, Tinto, 2013
7)     Pasquera, Tinto Crianza, 2011
8)     Pasanau, Tinto, 1998
9)     Artadi, Pagos Viejos, Tinto ,2009
10)     Royal Oporto Tawny 10Y
11)     Madeira, Barbeito (H)

意外によかったのが、
Douro Evel Reserva , Tint
ワイン評論家のヒュー・ジョンソン氏も『探し出してでも飲め!』とお薦めのワインのひとつ。

Quinta do Mouro, Tinto
ポルトガル国内はもちろんのこと、海外でも高い評価を得ている。ワイン評論家のヒュー・ジョンソン氏も★★★★と大絶賛。

もちろんこれも素晴らしい。
Artadi, Pagos Viejos, Tinto 2009
R. B.Parkerも最高級と賛辞を呈し、特に作り手であるJuan Carlos Lopez氏を高く評価しています。

料理2

料理1


いつも通り、飲んで食べて1日が終わりました。

鶴見俊輔

2015年7月23日に、鶴見俊輔が亡くなったのがわかった。享年93歳。

1922年東京生まれ。母方の祖母が後藤新平。
1番が嫌い、東大が嫌いで1938年渡米し、翌1939年ハーバード大学哲学科に入学。

1949年京都大学人文科学研究所助教授、54年東京工業大学助教授、60年安保条約強行採決に抗議して辞職。61年同志社大学教授、70年辞職。
残念ながら直接お目にかかったことはないが、これらの大学で教えていた時代に同僚だった方に聞いた話。

1938年10月30日、H・G・ウエルズの「宇宙戦争」を、オースン・ウエルズがラジオドラマで放送。冒頭に、これはラジオドラマですといって放送したが、緊急ニュース仕立てというなまなましい放送だったため、本当に宇宙人が攻めてきたと思った人たちが、パニックを起こした。

このときアメリカでこの放送を聞いていた鶴見俊輔は、まわりの学生たちがパニックを起こす中、1人だけ落ち着いていた。後に周りから、肝っ玉の太い奴だと一目おかれたが、実のところは、英語がよくわからなかったというのが真相。

そのときのパニック騒動の研究は本になっている。

『火星からの侵入』(川島書店/H・キャントリル著 斎藤耕二・菊地章夫訳/1971年9月28日第1刷/780円)

火星からの侵略

★Amazonへのリンク  火星からの侵入―パニックの社会心理学


『限界芸術論』(勁草書房/鶴見俊輔/1973年7月30日第4刷/1200円)

限界芸術論

★Amazonへのリンク  限界芸術論 (ちくま学芸文庫)


『不定形の思想』(文藝春秋/鶴見俊輔/昭和46年3月10日第2刷/750円)

不定形の思想

★Amazonへのリンク 不定形の思想 (1968年) (人と思想)


『ジャーナリズムの思想 (現代日本思想体系12)』(筑摩書房/鶴見俊輔/1971年7月15日初版第2刷/650円)

ジャーナリズムの思想

★Amazonへのリンク 現代日本思想大系〈第12〉ジャーナリズムの思想 (1965年)


『コミュニケーション思想史 (講座・コミュニケーション1)』(研究社/編集 鶴見俊輔/1973年11月10日/1300円)
この「講座・コミュニケーション」は、全6巻から成り、3人の編集委員(他に、江藤文夫、山本明)が、各2巻ずつを担当している。鶴見俊輔は、1巻と2巻を担当。

コミュニケーション思想史

★Amazonへのリンク 講座・コミュニケーション〈1〉コミュニケーション思想史 (1973年)


『コミュニケーション史 (講座・コミュニケーション2)』(研究社/編集 鶴見俊輔/1973年2月10日/1300円)

コミュニケーション史

★Amazonへのリンク 講座・コミュニケーション〈2〉コミュニケーション史 (1973年)


ヒッチコック

最近はケーブルTVで昔の映画が放送されるので、つい見てしまうことが多い。
先日、ヒッチコックの「サイコ」を見た。

アップの多用を感じ、お楽しみのヒッチコックも発見したが、その時、映画より先に見たのがこれ。
大部なので、映画によりその箇所を読む。索引も充実しているので、結構いろいろな箇所を読んでしまう。

映画の見方としては邪道かもしれないが、それでもヒッチコックの意図を確認できたのは面白かった。

『定本 ヒッチコック映画術』(晶文社/トリュフォー 山田宏一・蓮實重彦 訳/2011年8月20日15版/4000円)

ヒッチコック映画術

★Amazonへのリンク  定本映画術 ヒッチコック・トリュフォー


実はその後、「サイコ2」も見た。

ヒッチコックではなく、ロバート・ブロックの原作があるわけでもない。
しかしながら、アンソニー・パーキンスの主役は変わらず、「サイコ」の22年後が描かれていて、これはこれでよくできた作品であった。

その後もヒッチコックが放送されるたび、録画してある。
老後の楽しみコレクション。


洋画だけでなく、なつかしの邦画も放送される。
それようということでもないが、こんなのも読んでみた。

『映画術』(イーストプレス/塩田明彦/2014年1月16日第1版/2300円)

塩田明彦映画術

★Amazonへのリンク  映画術 その演出はなぜ心をつかむのか

あわただしい福岡

6月23日(火)北海道の次は福岡だった。
あわただしい日帰りで何も記録がない。

おみやげの「うまかっちゃん」と「めんたいせんべい」

うまかっちゃんとめんたいせんべい