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激動期に勝つ“良い会社”をつくるために     小島正憲の「読後雑感」



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SJC2016.8月例会【同伴会】

「絶品イタリア郷土料理とワインで国交150年を祝う」
----日本で唯一のアブルッツォ州料理店でイタリア文化の奥深さに触れる


今年は日本とイタリアが1866年に日伊修好通商条約を締結してから150年目に当たります。そんな記念の年を、日本で数多いイタリア料理店の中で唯一、アブルッツォ州の手作り郷土料理が楽しめる「トラットリア・ダイ・パエサーニ」でお祝いしつつ、各地域が独特の個性と特徴を誇るイタリア文化の奥深さを味わいます。

アブルッツォ州はイタリア中部のアドリア海沿岸にある州です。オーナーのジュゼッペ氏は日本在住16年。イタリアのソムリエ資格を持ち7ヶ国語を操ります。シェフのダビデ氏は駐日イタリア大使館で5年間働いた実績がある料理人。二人が同じ村出身なので「dai paesani」=村人のお店、という店名にしたそうです。唐辛子入りの自家製サラミ「ベントゥリチーナ」、生ハム「プレザオラ」、自家製ソーセージ「サルシッチャ」、四角い断面のパスタ「キタッラ」や、それら個性的な料理に合うモンテプルチャーノ・ダブルッツォなど上質なワインを提供し続けています。

イタリアに13年在住し日伊をつなぐコーディネーターとして活躍する石田雅芳氏から昨年のミラノ万博やバチカン図書館の希少な逸話など現地コーディネーターならではの「ここだけの話」を聞きます。さらに、当日は東京在住のイタリア人数名も参加予定。イタリアを満喫する夜です。 ★ぜひご参加下さい!

■挨拶 ジュゼッペ・サバティーノ氏(「トラットリア・ダイ・パエサーニ」オーナー)

1957年イタリア・アブルッツォ州生まれ。サラミ職人である祖父の元で7歳から仕事を手伝い始めた。アメリカ、フランス、スペインなど6ヶ国でシェフやソムリエとしての経験を積んだ後、2000年に来日。2014年10月に「トラットリア・ダイ・パエサーニ」をオープン。

■解説 石田雅芳氏(イタリア語通訳案内士、フィレンツェ市公認ガイド)

1967年福島県生まれ。フィレンツェ大学に学ぶ。98年よりフィレンツェ市公認の美術解説員。2002年よりイタリアに本拠を置く国際協会「スローフード・インターナショナル」の日本担当官として勤務。07年帰国。イタリア文化全般にわたって、コーディネーター、フリーライター、イラストレーターとして活動。


■日 時 8月25日(木) 17:30~20:30
    (17:30~18:40 店主からの挨拶と石田氏講演、18:40~20:30まで食事会)


■場 所 
トラットリア ダイ パエサーニ
(東京メトロ東西線「高田馬場」徒歩7分、JR「高田馬場」徒歩10分、副都心線「西早稲田」徒歩5分)


■ビジター参加費  清話会会員 20,800円   
              一般の方  30,800円 
             (SJCメンバーは無料) (税込み、お食事・飲み物代込み) 
■お申し込み
下記を切り取り、清話会オフィスまでメールinfo@seiwakai.comにてお願いいたします。

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■ 8月25日 SJC2016. 8月例会(同伴会) 
■会社名
■ご担当者               
■ご参加者
■ご住所 〒
■TEL                  ■FAX
--------------------------------------------------------------------
ご質問等ございましたら、お気軽に清話会オフィスまでご連絡ください。
03-6228-5481

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「安倍晋三と岸信介」
----安倍家三代の家系から読む日本政治の課題と悲願


安倍晋三首相は「昭和の妖怪」と言われた「最高の政治的悪党」岸信介と「最高の善人」安倍晋太郎のDNAを受け継いでいる。祖父と同じく「日米同盟強化」「憲法改正」を唱える安倍首相だが、日米安保改定をなした岸元首相が退陣に追い込まれたのは、若者たちの「六〇年安保闘争」に起因する。その無念と悲願を達成すべく在任中の憲法改正に強い意欲を示す安倍首相の家系をたどりつつ、戦後日本政治の課題と今日の政治動向に重ね合わせる。

■講 師 大下英治氏(作家)


1944年広島に生まれる。一歳の時に被爆。父を失う。苦学の末、広島大学文学部仏文科を卒業。大宅壮一マスコミ塾第七期生。70年『週刊文春』特派記者いわゆる"トップ屋"として活躍、圧倒的な取材力から数々のスクープをものにする。81年『小説電通』により作家デビュー。83年『三越の女帝・竹久みちの野望と金脈』が大反響を呼び、三越の岡田茂が社長退陣に追い込まれる三越事件のきっかけともなった。同年『週刊文春』を離れ、作家として独立。政治・経済・芸能・ 闇社会まで幅広いジャンルにわたり旺盛な執筆活動を続け、著作は400冊以上に及ぶ。近著には『田中角栄秘録』『官房長官秘録』『小泉純一郎・進次郎秘録』『清和会秘録』(ともにイースト・プレス)『映画女優 吉永小百合』(朝日新聞出版)『専横のカリスマ 渡邉恒雄』(さくら舎)『田中角栄の酒』(たる出版)『誰が復興を阻んだか』(悟空出版)『二階俊博の政界戦国秘録①』(紀州新聞社)などがある。

■日 時  2016年 7月15日(金) 14:00~15:30

■会 場  お茶の水ホテルジュラク 中2階「白鳥」
    (JR「御茶ノ水」駅 聖橋口より徒歩3分)


■参加費  
・清話会会員・・・無料
・一般の方・・・事前予約 10,000円/当日 15,000円/学生 3,000円


■お申込み 
下記を切り取り、清話会オフィスまでメール info@seiwakai.com  にてお願いいたします。

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■2016年 7月15日 清話会講演セミナー【東京】参加希望
■会社名
■ご担当者              ■ご参加者
■ご住所 〒
■TEL                 ■FAX
------------------------------------------------------
ご質問等ございましたら、
お気軽に清話会オフィス までご連絡ください!

TEL 0120-181-334

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小池浩二氏の [プレイングマネージャーの仕事術] シリーズ (5)
「チームリーダーは動かす技術を身につけろ」

小池浩二氏(マイスター・コンサルタンツ(株)代表取締役)

■動かすとは人、チームを動かすこと


チームリーダーは動かす技術を身につけることです。プレイングマネージャーであるチームリーダーの最大の仕事は「動かす技術」に集約できます。大企業は組織が人を動かすが、中小企業は人が組織を動かしていきます。

動かすとは人を動かし、チームを動かすことであり、その為にチームに必要な仕組みをつくり、習慣化させて、動かしていくことです。

組織運営の最大のポイントはパターン化することです。パターン化することで誰もができるやりやすさが生まれます。行動し、継続すれば習慣化になり、一つ一つのやるべきことの習熟度が増し、精度が上がります。やりなさい、動きなさいとよく耳にします。

しかし、上手くいかない理由にやり方がわからない、やり方のバラバラさがあります。これを払拭しないとプレイングマネージャーだけで組織を動かすようになり、成果はでにくい。つまり、全員でチームを動かすプレイングマネージメント体制のスタートラインに立てません。

■あなたが考えている価値判断基準を伝え、理解させること

そして、チームリーダーのあなたが考えている価値判断基準を伝え、理解させることです。仕組みをつくれば、チームリーダーのパワーで最初は動かすことができるでしょう。しかし、やらされ感が強くなり、長続きはしません。大切なことは、何故これをやるのか? 何故この見方が必要なのか? どうしてこうなるのか? この時はどうしたよいのか?……等の物の見方考え方を教えていかないと習慣化はできません。

やり始めるスタートは大事ですが、それ以上に大切なことは継続して定着させることです。

■チームとしての判断基準の軸をつくる

あなたのチームメンバーに、「チームの目標は何? それを達成させる為のチームの課題は何? その課題を解決する為にチームとして明日からやるべき具体策は何ですか」と問いかけたら、何割のメンバーが答えられるでしょうか?

行動を移す最初の段階で、やるべきことのピントがズレたら、取り返すのは大変です。

その為には、自分の考えているチームの方針、起こりそうな問題、解決すべき課題やテーマを日常の中でメンバーに問題提起していくことです。自分たちのチームは、この方向性を目指していく、ここが問題、この課題にとりかからないといけないと説明していくことです。チームとしての判断基準をチーム内でたえず確かめる場をつくり、判断基準の軸がぶれないように、共有化されていきます。

そして、人の動かし方を間違えないように、目標を達成するために何をすべきかを全メンバーで考え、決定していくことです。

どんな課題があるか、その優先順位はなにかを検討段階から参画させることは、当事者意識を持つことにつながります。

■メンバーに役割認識を植え付けろ

メンバーを迷わせないことです。
メンバーひとりひとりに仕事の役割そして、自分があなたに何を期待しているかを伝えることでチームメンバーは、自分の役割認識を持ち始めます。
それはメンバーと話し合うことで、チームリーダーの要求基準が明確になるからです。

そうなると、メンバーに頻繁に声をかけやすくなりますし、失敗やミスへのサポート、アドバイスする機会が増えます。日常の中で、メンバーの成長をフォローし、本人のレベルアップを確認できますので、これからの課題も共有化できます。
つまり、メンバーの働きに正しい頑張り方を与えることになるわけです。



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■ 小池浩二氏 (マイスター・コンサルタンツ(株)代表取締役)

実践に基づいた「中小企業の基礎打ち屋」として、中小企業成長戦略のシステムづくりを研究。これまで500社以上の中小企業経営に関わり、経営診断、経営顧問、研修等を実践。多くの経営者から「中小企業の特性と痛みをよく理解した内容」と熱烈な支持を得ている。


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         筆者 小池浩二氏が
【プレイングマネージャーの仕事術】の概論を
YouTubeで説明しています

     http://www.m-a-n.biz/8-1-0.html  

         是非、ご覧ください
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小島正憲氏のアジア論考
毛沢東とアウンサンスーチーの引き時(前篇)


小島正憲氏 ((株)小島衣料オーナー ) 


毛沢東とアウンサンスーチーの比較を試みることは、荒唐無稽なことかもしれない。しかし中国とミャンマーでビジネスを展開してきた私には、なぜか過去の毛沢東の姿が現在のアウンサンスーチーに重なって見える。

両者には、「両者が清貧な生活を送ったカリスマ指導者であり、高齢になってから、平時の国家建設を託された」という共通項がある。

しかし中国共産党を率いて武装闘争を展開し、見事に中国革命を成功させた毛沢東は、建国後の平時の経済建設においては大躍進運動に失敗、しぶしぶ権力の座を降り、巻き返しのために文化大革命を発動、中国全土を大混乱に陥れるという悲惨な結果を招いてしまった。私は、これは毛沢東が引き時を間違えたからだと考えている。

果たしてアウンサンスーチーは、毛沢東の轍を踏むのだろうか。

一般に戦時のリーダーはトップダウン型、平時のリーダーはボトムアップ型がふさわしいと考えられている。リーダーにとって、戦時も平時も共に困難なことは自明のことであるが、戦時は軍事が中心になるため、下級は上級の命令に絶対服従、組織は一枚岩に団結していなければ、戦いに敗れる。

したがって戦時の組織はトップダウン型リーダーでなければ統率することはできない。平時は経済建設が中心になるため、末端組織に至るまでの人員に、現場での創意や工夫を発揮させることが必要である。下級の要望を上級が汲み取り政策に反映させていかなければ、持続的な経済成長を遂げることはできない。したがって平時にはボトムアップ型のリーダーが望ましい。

また経済建設には、自力更生型と他力依存型がある。昨今では、恥も外聞もなく、外資を導入して素早く経済水準を向上させる他力依存型が主力となりつつあるが、やはり基本は自力更生型である。まず自力更生、つまり自分の力でコツコツと努力してお金を貯め、それを元手にして事業の拡大を図るというのが、ビジネスの王道である。

他力依存、つまり外資導入で、手っ取り早く経済水準の向上を図るということは、まず借金をして、その上で事業を伸ばすという手法と同じであり、邪道である。それは「卵が先か鶏が先か」という議論に似ているが、人間のモラルという観点から考えた場合、「借金はしない」という点がきわめて大事である。このビジネスモラルをなくすと、事業家は簡単に金融資本の軍門に降ってしまう。

私は37歳のとき、毛沢東をはじめとして壮年期に素晴らしい戦果を上げた英雄たちが、60歳を過ぎ老年期に入ると、とんでもない失態を演ずることが多いことを不思議に思い、それについて小論を書いたことがある。

当時、私はそれを、「老人が、体力の衰えと共に、人生の残りが少ないことを読み込むため、あせりやあきらめ、わがままなどの感情を噴出させ、権力を濫用するようになるからだ」と考え、「老人は老害を自覚せよ」という警告を発した。今でも、その論考は正しいと考えている。いかなる知者も勇者も、高齢には勝てない。引き時を誤ると、「老害」となることは必定である。

本小論の目的は、両者の共通項に注視しつつ、トップダウン型・ボトムアップ型、自力更生・他力依存、老害という視点からも、毛沢東とアウンサンスーチーを比較検討することによって、アウンサンスーチーの今後を占うことである。

まず毛沢東のカリスマ性に注目してみよう。毛沢東と言えども、最初からカリスマ性を備えていたわけではない。青年期には幾度も挫折を経験したことがあるし、湖南省での秋収蜂起のとき、単身、捕縛され、命からがら逃亡したこともあった。中国共産党創設時においても、張国燾らの前では末席に座っているのみで、発言機会も与えられなかったという。

それでも毛沢東は軍事の天才であり、井崗山を乗っ取った後、紅軍を率いて長征に出て、貴州省の遵義において、その指導者の位置を確立した。その後の「四度赤水渡河作戦」は、まさに毛沢東ならではの見事な作戦であった。さらに続く長征途上、毛沢東はその優れた戦略・戦術で、幾多の苦難を乗り越えた。

その上、毛沢東は強運の持ち主だった。長征途上、最大の危機とも言われている四川省での紅軍分裂の危機を脱し、甘粛省の哈達舗に逃げ込んだとき、行く先を決めかねていた毛沢東の前に、たまたま延安に根拠地を作って活躍している劉志丹の新聞記事が目に飛び込んできたのである。

小躍りして喜んだ毛沢東は、延安に乗り込み、この根拠地を我が物にした。余談だが、毛沢東の窮地を救った劉志丹は,後に謎の死を遂げるし、この根拠地の指導者の一人であった高崗は建国後の粛清第1号となった。

また習近平総書記の父親の習仲勲もこの根拠地の幹部であり、文革中には当時のことを糾弾されている。しかも毛沢東が延安で雌伏している間に、日本軍が参戦し、主敵国民党は日本軍対策にやっきとなり、毛沢東率いる紅軍の殲滅にまで手が回らなくなり、毛沢東は漁夫の利を得て勢力を温存、拡大することができた。周恩来や劉少奇、鄧小平などの取り巻きも、この毛沢東の軍事の才能や強運を褒めそやし、革命闘争に利用した。こうして毛沢東のカリスマ性は不動のものとなっていった。

まだ権力の座についていないときだから、当たり前かもしれないが、井崗山時代や長征途中、そして延安時代も毛沢東の私生活は清貧であった。衣服はつましいものであり、食べ物に関してもそれほど贅沢はしていない。住も延安の洞穴など粗末なものである。権力奪取後でも、その生活は質素であり、中国の歴代の権力者と比べたら雲泥の差である。死後にも、金銀財宝などの資産が問題になったこともなかった。

もっとも毛沢東には楊開慧、賀子珍、江青をはじめ数人の妻や女性がいたが、同時並行はほとんどなく、これまた後宮3000人などと呼ばれた皇帝と比べたら、可愛いものであるといえよう。この清貧さは、毛沢東を際立たせているし、それがカリスマ性を大きく補強していた。

戦時のリーダー毛沢東は、建国後の平時も、カリスマリーダーとして指揮を執ることになった。毛沢東はときに56歳と、まだ若く、戦時のトップダウン型から平時のボトムアップ型に、大きくその指導スタイルを切り替えられたかもしれない。しかし世界情勢は朝鮮戦争を含め逆境にあり、また盟友ソ連との亀裂もあった。したがって経済建設も自力更生路線を取らざるを得なかったし、引き続き戦時体制のトップダウン型リーダーとして、指揮を執らねばならなかった。

もちろん百花斉放百家争鳴運動を提唱し、ボトムアップ型手法を執ろうとしたが、人民や知識人の意外な反応に驚き、それを弾圧してしまった。新中国に期待を膨らませ帰国した華人経営者の多くも、その芽を摘まれてしまった。これでボトムアップ型の国家建設、つまり民主化はまったく不可能となった。

建国直後の毛沢東には、平時の国家建設には、自分のトップダウン型リーダーシップは不向きであることを自覚し、引退するという選択肢もあったが、時代がそれを許さなかったし、取り巻きもそれを望まなかったのである。

そして運が悪かったことに、毛沢東は平時の経済建設にも自信を持っていたことである。毛沢東は戦時である延安時代に、トップダウン型の経済建設に成功しており、その成功体験を平時に適用し大躍進運動を展開しようとしたのである。

このとき65歳。トップダウン型経済建設としての自力更生路線である大躍進運動は、数千万人の餓死者を出し、ものの見事に失敗した。その結果、毛沢東は自己批判を余儀なくされ、劉少奇に国家主席の座を譲った。ここが毛沢東の二回目の引き時であった。

その後、毛沢東は権力を奪取すべく文化大革命を発動した。このとき73歳。中国全土は大混乱に陥り、経済は疲弊の極に達した。辛うじて文革を収拾した毛沢東は、82歳で死去した。その後、中国の経済建設は鄧小平に任された。鄧小平は中国を改革開放し、他力依存で経済を立て直そうと試みた。

鄧小平にとって選択肢はそれしかなかった。鄧小平は「社会主義市場経済」という珍妙な用語を創り出し、「先富論」を打ち出し、改革開放路線をひた走った。改革開放路線は、当然のことながら、中国に先進資本主義国の思想をもたらし、やがて若者たちを中心に天安門事件を引き起こした。鄧小平はそれを徹底的に弾圧した。他力依存でしかも、トップダウン型開発独裁を放棄しなかったのである。

世界中の企業が、中国の低賃金労働者に群がり、彼らを食い物にした。世界が中国を工場として利用した結果、「中国は世界の工場」と呼ばれるに至った。中国共産党員は買弁資本家と化し、天文学的な儲けを貪った。同時に中国人民の生活水準も飛躍的に向上したが、その格差もまた極端なものとなっていき、人民の不満も広がっていった。

そこで中国共産党は、労働法の民主化のみを実施、五輪や万博を開催し、人民に大国意識を持たせ,その矛先をかわすと同時に、「中国は世界の工場」から「中国は世界の市場」へとイメージチェンジを図り、政権の延命を図った。そして平時の経済建設には、自力更生でボトムアップ型がふさわしいにもかかわらず、現在に至るまでも、トップダウン型を続行しており、他力依存を捨てきれずにいる。

(次号に続く)


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清話会  小島正憲氏 (㈱小島衣料オーナー )

1947年岐阜市生まれ。 同志社大学卒業後、小島衣料入社。 80年小島衣料代表取締役就任。2003年中小企業家同友会上海倶楽部副代表に就任。現代兵法経営研究会主宰。06年 中国吉林省琿春市・敦化市「経済顧問」に就任。香港美朋有限公司董事長、中小企業家同友会上海倶楽部代表、中国黒龍江省牡丹江市「経済顧問」等を歴任。中 国政府外国人専門家賞「友誼賞」、中部ニュービジネス協議会「アントレプレナー賞」受賞等国内外の表彰多数。

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清話会研修会
7月27日は<社員活性化研修>です。社員個々がヤル気を出せる環境作りを学びます。
「社員を活性化するストレスフリーな組織づくり」
----会社目標を個人目標にムリなく落とし込み、達成させるために

★管理職、チームリーダー、経営トップ、役員の方へ!

ストレスのない仕事、職場はありません。しかし会社の目標が社員一人ひとりにしっかり落とし込まれ、自ら課題解決に向けて自主的に動いていければ、それは「ストレスフリー」な環境となり得ます。問題社員を抱えたり、社員がすぐに辞めていては、会社の業績は上がりません。社員の自主性が発揮できない、風通しの悪い職場だと、やる気のある社員のモチベーションも下がってしまいます。生産性の高い、個人の目標を達成していける風通しのよい組織をどう作り、維持していけばよいかを学びます。

◆当日のプログラム 
 ・中小企業の雇用、およびメンタルヘルスの現状
 ・ストレスの理解と対応
 ・ワークエンゲージメントの概念
 ・仕事への自信を高め、ポジティブな感情を生み出す
 ・元気とやる気を引き出すコミュニケーションの手法
 ・「かかわり行動」と、観察、傾聴の手法
 ・ムリなく全社目標を個人目標に落とし込み、達成させるために
 ・人的資源管理(HRM)のあり方 

■講師 石川アサ子
  ((株)プロモーターズ・カンパニー代表取締役、中小企業診断士)


1969年千葉県生まれ。学卒後、トヨタ自動車(株)東京本社秘書部にて役員秘書を約8年間勤務し、大企業での意思決定の仕組みや組織体系的な制度などのノウハウを身につける。その後、(株)フォーバルで創業オーナー社長秘書を務め、急成長企業の企業風土に衝撃を受ける。実務への転向を志し、その後、成長過程の大小さまざまな企業にて、経営企画、経営管理、営業管理、人材開発等の仕組設計および、フローの構築など企業の基幹業務に従事する。
また、70名の会員を抱える経営者塾にて塾長の補佐を行いながら、塾長の経営哲学と会員経営者の姿を学ぶ。
2011年経営・業務コンサルタント(中小企業診断士)として独立後、年株式会社プロモーターズ・カンパニーを設立。
現在は、成長を志す中小企業へ「企業の利益を生み出す仕掛けと人づくり」をテーマに組織コンサルティングを行い定評を得ている。

■日 時  7月27日(金) 13:30―15:30

■会 場  レ・ビューロー新橋駅前セミナールーム (新橋駅前ビル1号館6階)
       (JR、地下鉄銀座線、都営浅草線「新橋」駅 銀座口〔北口〕より徒歩1分)


■参加費  
・正会員、法人会員、セミナー会員 無料  (会員証1枚につき2名様ご参加できます)
・正会員・法人会員・セミナー会員の同伴者、購読会員 10,000円(税込)、
・一般 15,000円(税込)


■定 員  30名限定               


★会員証をお持ちの方も、下記よりお申込み下さい。


■お申込み 
下記を切り取り、清話会オフィスまでメール 
info@seiwakai.com  にてお願いいたします。


------キリトリ-----------------------------------------
■2016. 7月27日 清話会研修会【東京】参加希望
■会社名
■ご担当者              
■ご参加者
■ご住所 〒
■TEL                 ■FAX
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ご質問等ございましたら、
お気軽に清話会オフィス までご連絡ください! 
TEL 03-6228-5481




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テーマ:
「300年企業を守り、発展させていくために」
----“油”とともに歩んできた革新経営の本筋


江戸期には荒物・小間物商として生活必需品(提灯・蝋燭など)を扱い、明治に菜種油や胡麻油、ランプ用の灯油などを卸売りする「油専門問屋」に、大正期に石油を扱い始め、オイルショック後は植物油や食材の卸売りに、今日ではイタリアからオリーブオイルを輸入するなど“油”とともに歩む島商は今年で創業300周年。11代めの島田氏に老舗企業ならではの革新を続けながら存続する経営のあり方を聞く。

■講 師 島田 豪

  (島商(株)代表取締役社長、東部ケミカル(株)代表取締役社長)

慶應義塾大学卒業後、昭和シェル石油(株)に入社。1999 年渡米、MBA 修了。2003 年 創業300 年の伝統を持つ島商(株)入社、イタリアよりオリーブオイルの輸入業務を開始。輸入会社(株) ゴーマーチャンツを設立、新しい市場開拓を行う。。11 年島商(株)代表取締役 社長就任(11 代目)。AISO オリーブオイルソムリエ取得後、「良い油」の普及に努める一方、イベントを通じ食育などの取り組みも始める。14 年洗浄剤、溶剤、石油化学品を扱う東部ケミカル(株)代表取締役社長に就任。


■日 時  7月7日(木) 16:00―17:00(講演)  ※時間注意
 ★17:00-18:00 数種類の油の風比べなど、食用油のTPOを体感する懇親会を開催します。 参加費 1,000円にて。ぜひご参加下さい。
 (購読会員、一般の方の懇親会のみの参加はNG)

        

■会 場  レ・ビューロー新橋駅前セミナールーム (新橋駅前ビル1号館6階)
       (JR、地下鉄銀座線、都営浅草線「新橋」駅 銀座口〔北口〕より徒歩1分)


■参加費 (清話会会員システム はこちら
清話会会員(会員証お持ちの方)・・・無料
一般の方・・・事前予約10,000円/当日15,000円/学生3,000円

■お申込み 

下記を切り取り、清話会オフィスまでメール info@seiwakai.com  にてお願いいたします。

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■2016. 7月7日 清話会講演セミナー【東京】参加希望
   ・懇親会(参加費1,000円)  参加   不参加
■会社名
■ご担当者              ■ご参加者
■ご住所 〒
■TEL                 ■FAX
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髭講師の研修日誌(17)
「志の実現は人の喜びを創る」

澤田良雄氏((株)HOPE代表取締役)

◆君原さん完走に歓喜

「75才君原さん完走」の新聞記事に心躍らせた。早速現地で応援する学友に「おめでとう」と電話を入れた。

「もうみんな歓喜でお祭りですよ」と弾んだ声だ。現地応援ツアー皆さんでの完走を祝う会は異常に高まり、喜びの言葉と拍手と涙の渦巻きだったと進行役を務めたT氏からの報告も聞いた。勿論、君原ご夫妻、ご子息を囲んでの祝賀の宴だ。

ご存じの120回ボストンマラソンだ。当大会は50年前の優勝者を招く事が恒例で、1966年の覇者君原さんが招待されてのことだ。50年前の25才で走った優勝記録は2時間17分11秒、今回の完走記録は、4時間53分14秒。

半世紀ぶりにボストンのまちを駆け抜けた君原さんは「完走が最大の目標だった。50年前の喜びと変わらないくらい満足」とインタビューに答えている。ちなみに50年前の心意気は、現役時代のユニホームから外した日の丸を縫い付けてくれた奥様との結婚直後で、「結婚しては走らなければ笑われる」と奮起したと述べている。

2年後のメキシコオリンピックで銀メダルに輝き、以後、ミュンヘンオリンピック5位、ほか国内外での優勝も多い。現役引退後も走り続けて通算73回のマラソンで完走を果たしている。その内に秘めたる志は、「ボストンという目標があったから今まで練習してきた。記念すべき大会だから歩いてでもゴールしたい」と大会前の取材に意気込みを語っている。

思い起こせば 昨年秋の福島県須賀川市の円谷幸吉メモリアルマラソンでは、ハーフマラソンに出場し完走。前日には円谷さんを墓参、恒例の缶ビールを半分飲み、墓石に半分捧げる事は周知の話。既に33回欠かさずの参加で、10キロ市民と共に走ってきた。だが昨年はハーフマラソン。今回のボストンマラソンに向けての練習である。

「円谷さんにハーフマラソンを完走できました。ボストンマラソン頑張ってきます」と伝えたと自身のコラムに記している。故円谷幸吉氏学友と君原氏との交流は、このメモリアルマラソンが縁である。小生もその一人である。

◆努力にゴールなし

ふと蘇った。それは「ゴールは無限なり。常に新たな目標があるからである」と君原氏が学友に送った色紙である。東日本大震災の被災地相馬市に住む学友が現地の皆さんを激励したいからと依頼(5年前)し、須賀川市の宿泊ホテルでお書きいただ頂いた言葉である。

学友が地元に帰り、多くの人に色紙を紹介し復旧の志に影響を与えた事の喜びを後日聞かされた。地震、まさかの熊本地震に驚きと、被災地の方々への心を寄せる日々が続く今日である。北九州市出身の君原氏は、熊本地震の被災地に思いを寄せ「今回の完走が、良いニュースになると良いですね」と語った。きっとこの想いは被災者に届いていると信じる。
 
50年前のボストンマラソン、今回のボストンマラソン、挑む事は変わらずとも、目指す志(目標)は違う。だからその練習(努力)方法は違う。しかも、高く、高くと目指す事でなく、今、持ちうる条件を最高に生かしす志を決断し、必達する努力の執念である。

「無駄に終わる努力などあり得ない」「人間に与えられた、最大の力は努力です」「努力の成果なんて目に見えない。しかし、紙一重の薄さも重なれば本の厚さになる」……君原氏の言葉そのものである。

◆新管理職の心新たな志と努力
 
志に注目してみればこの時期、人事発令に伴う新任・新天地での新たな活躍に志を秘めた人も多い。F県で新任管理職研修を担当した。4月各社の発令に基づく受講者はメーカー、物流、放送、工事、建設、資材など業種様々、職種も販売・研究、企画、設計、業務、工場長など多種である。技術士、博士号を持った人もおり大変面白い学び合いであった。
 
研修の軸は「管理職になっての志は何か」とした。当然あるから選考過程で発信し、従来まで積み上げてきた実力の裏付けで可能性を信じ、期待されたことに異論はない。「ならばどう実現する」、解らないなどとは論外。実現していく術も自身の経験則で固めている。

この場合の経験則とは、それまでの上長から得た学びである。それは、良しとの実感法はいかす事、逆に反感を抱いたことは反面教師として変えていく事としているはずだ。勿論、自分が描く憧れの管理職スタイルもあろう。いずれにしても志をどう実現していく新たな努力法を見つけ出していることは事実。
 
だからこそ、その持論が果たして如何かを確認する機会が研修だ。それは異見を鏡にすることだ。異の条件は記した如く、異業種の受講仲間は顧客視点であり、管理職での経営感覚が学べる。異職種の人からは横断的組織力と社外専門家の人脈を生かす活躍のヒントを掴める。

管理職には蛸壺思考は許されない。よく言う鳥の目(広角度視点)魚の目(流れを読む)虫の目(足下の観察)にプラスして、コウモリの目(逆さ、相手のからの目)も肝心である。その目は顧客、相手先部門、部下の立場に考えてみることである。

知将石田三成が秀吉に見いだされるきっかけとなった三献の茶のエピソード(大きな椀でぬるめ⇒多少椀を小さく、温度上げ⇒小さな椀で茶の味を味わえる熱め)のとおり、相手の状態条件を見据えた施しはチャンスを生かせる次なる力となる。それは、支援力となるからだ。
 
ふと、入社時の志は、と察してみた。「早く一人前になる、プロになる、偉くなって思いっきり大きな仕事をしたい、やがては社長……」であろうか。それとも「大過なく……」か。以後今日まで、多分に上昇気流に乗ることを目指し、段階毎に期待に応えたさすがの実績の軌跡を描いてきた。

だからこそ、今、管理職として通過点に立ち、「今まではこうだった」から「これからはこうしよう」の新たな努力を楽しむ事だ。それは、自身を変えることであり、統轄部署を変えていくことである。そうでなければ「○○さんが管理職になったからこそ……」の期待に応えた昇任の意義はない。

確認してみよう。知将石田三成か、熊本の礎を築いた猛将加藤清正か、トップ陣を支える管理職には様々なタイプがあるが、組織は人と人の成合いである。

◆組織力を生かした7つの心得

 
組織力を生かす活躍の有り様をここで末広がりを念じ8項に絞り提案してみよう。それは、

①部下力の最大活用⇒=1人動くよりも組織全体を最適に生かす
プレイヤーの活躍も必要ではあるが、第一義に持つ事は組織の全体視点から観て自部署のあり方を考えての活躍を構築すること。そこには トップ幹部の方向性を自分事として理解し、理念を共有して、部下を最大に生かす管理を施す。「部下を生かすためには自分に何が出来るか」常に心する。

②強い仕事集団形成⇒目標の旗を掲げ先導する
組織の総合力を結集していくための目標を掲げる。部下に伝える事を通じて「やろうという」強い意気を高揚する。 そこには、必達を覚悟した数値宣言もある。

③目標必達⇒部下力を高める指導の実践
掲げた旗に到達するには、部下の現存能力では不足。知識、技術を広く、深く、新たに付加すること。目標未達は、部下育成如何である。

④新発想による壁の打破⇒新たな施しは、好奇心に基づく感じる発見
「出来ません」咄嗟に起こる心境。その前提は経験則での先読み。経験則が自らの壁を創っている。出来る策は、「おやつ」「何故」「どうして」「こんな事って」などと、興味を持って観て見ると「なるほど」「そうだったのか」と正しく理解することや新たな発見がある。「ならばこうしよう」と新たな策を創造できる。好奇心を持つことが、洞察力を促す。切り口を変える、視点を変える、発想の転換よく使う言葉である。

⑤部下の喜働力の喚起⇒ 自発式での活躍ぶりを助長する伝える実践
喜働とは喜んで働く事。それは「何のために」と役割の意義を知り、達成の喜びを思い描いて実践すること。周知の自己実現欲求を享受させる働きかけである。部下に任せ、責任を持った活躍ぶりの実現は、部下を信用し、仕事の意義を納得、共感をえて自発的意思を湧かせることだ。その過程での報連相を生かし、状況把握に基づく褒め、アドバイスが更なる自発力を高める。

⑥示範力による信頼性の高め⇒即断、即決、即行のスピード力の発揮
組織活動は順調な時ばかりでない。まさかの事態は自身の立場にも起こるし、部下の活躍現場でも起こる。そのときの対応力が問われる。自身の身の丈を素直に認め、自署で出来る事、上司を巻き込むこと、部下に託すことの判断が大切。そして、解決に率先して取り組む。時に見せる背中の力量は自身の信頼性をより高める。

⑦異質が織りなす総合力の強さ⇒人を繋ぐ親和のベルトがけ
異なる特性、異見を持ち合った人の関わりが組織活動。そこには他部署、他社、他国と、異なりが現実。ならば、異なる事への、親しみを持って引き合う関係づくりが大切。自ら声を掛け、話す、そして訊く、聴く、のコミュニケーションを実践。勿論、人だけでなく習慣、文化に触れていくこともある。

⑧人を動かすプレゼンター⇒伝わる話力の向上
「あうんの呼吸」も時には良いが、異の条件でのやりとりでは通用しない。きちんとした論理思考に基づく提案力・折衝力は不可欠。伝えるのでなく伝わる話力はどうしても磨かざる得まい。その人の話の味が生きたオーラは、態度変容を促す影響力となる。ましてや部署での朝礼や催し時のスピーチ、さらには社外での場対応では自社評価も左右する。

◆人間力は如何かが問われる
 
ならば「俺が俺がの「が」(我)を捨てて、お陰お陰の「げ」で生きよ」、その人間力が決め手。推薦された、選ばれたその力は、部下始め、関わる人の家族や多くの人々の献身的支えのおかげである。
 
君原さんは「先頭争いをしているような熱のこもった声援を頂いた」と沿道の声に感謝したと述べている。沿道には、地元北九州市の人、故円谷幸吉氏学友ほか、君原さんの人徳に惚れ込み、是が非でも現地で応援したいとの仲間もいた。多分に一心同体であった事は察しがつく。

管理職としての活躍は、どれだけ献身的支援を頂けるかが肝心。謙虚、感謝で応えた活躍で「おかげさまで」と関わる人から新たな喜びを報告いただく事を楽しむ事だ。喜びの共受、共有、共感がより、絆を強くする。
 
研修終了時の声がけが嬉しい。「自分の器の小ささを思い知りました」「他社の強さを学びました」「独りよがりの自信過剰は禁物ですね」「自分の決め手をどう生かすかそのヒントを掴みました」「部下から学ぶゆとりが課題ですね」「必ず名を残す(設計・研究)事をいたします」「生涯現役で活躍できる存在感を高めます」と名刺交換をしながらのやりとりは、小生の想いが実を結ぶ喜びの共受の時である。異の条件の鏡が生きた研修で会った。

◆部下を生かし、引き立てる 

でも今年は寂しさもあった。それは女性管理職がいなかったこと。「女性管理者○割をめざす」「女性力を生かす」特例の紹介記事や言葉が目の前に飛び交っていることは事実だが、その実態は如何なものか。

先日のN社の新人研修で、会社紹介を作成するグループ課題の発表があった。研修期間中の隙間時間を活用しての取り組みだが、その一つに「当社は女性が活躍できる会社です」との発表があった。女性管理職への直接インタビューなど組み入れ、その良さをアピールする内容で興味を引いた。それだけ、彼らが就活で捉えた女性管理者の活躍の少なさに危惧を持った証の一例であろう。

4月に施行された「女性活躍推進法」により、女性管理者の育成と活躍の幅の広がりに関心が寄せられている 異の条件に異性も是非加えたいものである。そのためにも部下力を最大に生かし引き立て欲しいと願う。勿論性差を超えてである。

その努力条件をここで確認した。それは生誕300周年記念若冲展の鑑賞だ。混雑の会場だが作品を追いながら、細密画と称される凄さ。見たままリアルに描かれている動物も植物も虫も、生き生きと喜んでいる感じが伝わって来る。

さらに、目を引いたのが南天雄鶏図。まさに見せる事にも執着した凄さは、描かれている沢山の南天の実一つ一つが存在を示している事だ。目を移動させれば絵の中心にある雄鶏なども、周りの脇役たちも全部前面に出ている。脇役だからと手を抜いたり、奥に引っ込めたりはしてはいない。皆を際だてている。色のこだわりも凄い、人間の目で認識できない微細なところまで描いて、下書きも輪郭線もなしに正確に細密に線を描き込んでいる。解説によると当時日本になかった絵の具を使用、水墨画は中国、朝鮮の絵を参考にしたと記されている。

部下一人一人はなくてならない存在。しかも、十人十色、かける目はフイルターを掛けずありのままを捉える。その源をどう生かし、育て、際だたせるか。その仕込みにグローバル思考での材料(体験、技術、情報等伝わる表現等々)をも駆使する。

若冲の志を垣間見た程度だが部下を生かす努力の有り様を確認できた事も含め、鑑賞の喜びであった。
新任管理職へ、新たな志を実現し、喜びを共受する楽しみ方の一端を記し、エールとする。



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◇澤田良雄

東京生まれ。中央大学卒業。現セイコーインスツルメンツ㈱に勤務。製造ライン、社員教育、総務マネージャーを歴任後、㈱井浦コミュニケーションセンター専 務理事を経て、ビジネス教育の㈱HOPEを設立。現在、企業教育コンサルタントとして、各企業、官公庁、行政、団体で社員研修講師として広く活躍。指導 キャリアを活かした独自開発の実践的、具体的、効果重視の講義、トレーニング法にて、情熱あふれる温かみと厳しさを兼ね備えた指導力が定評。
  http://www.hope-s.com/
 


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谷口碩志の「会社は人から」第40回
事業経営存続の為の8大原則

谷口碩志氏 (クリエイトマネジメント協会代表取締役)

経営コンサルの世界に入り、外部の世界から企業内を拝見させていただいて約40数年になります。

不易流行と言う言葉がありますが、いつの世においても変わるものと変わらないものがあるように、事業経営においても如何に時代が変転しても、変わるものと変わらないものがあります。

変わらないものとして8項目に纏めてみました。

1.人財づくりが、企業経営における継続、存続の全てである。

経営の三要素と言われているヒト・モノ・カネ(情報・時間)の中で 人ありき。
人が最大の利益を生み出す会社存続の為の経営資源である。

人手不足化における人財(人材の材料ではない)の確保、育成をし、今ある自社の人材を 如何に人財に育てあげていくことにしか企業の存続はありえない事を肝に銘じて、今ある人財を活かしきることが経営における一番の課題である。

2.社員は縁あって入った企業で 幸せになりたい、自己成長したいと強く望んでいる。

働きがいのある魅力あるホワイト企業になるようにするため、社員に常に夢とロマンと志を共有し、将来性溢れた会社をつくりださなければならない。

3.会社とは、ゴーイングコンサーンとして継続、成長、発展させてゆかねばならない。

常に、会社が継続、存続のためにどうすればよいかに、全社員が一致団結して叡智を結集して取り組みをしなければならない。

4.全業界は、それぞれ無数の常に数多くの競争相手の中で事業をしている。

自社の持つオンリーワンは一体何なのか、どのような点が同業他社と、又、最近はボーダレス時代における異業種からの参入に際して、どう相違があるのか、特色があるのか、常に商品に、モノに差別化づくりに徹しなければならない。

5.会社は 社会の公器であって、コンプライアンスがあってはじめて継続、存続できる事を胸に深く刻んでおかなければならない。

最近の一連の不祥事を鑑みても、会社は、社会に役立ち、社会に必要なものとして社会に貢献する企業のみ存続する事を 深く銘記して、経営をしなければならない。

6.購入決定権はお客様が全てを握っている。

どこから購入するのか全く自由である

社員が一丸となっていかに顧客第一主義となって、どうすればお買い上げ頂けるかの一点に集中して お客様の立場に立って、真摯に考え 対応しなければならない。

7.付加価値があって 初めて利益が生まれる。

今、全ての商品、モノは市場に溢れ飽和状態でもう筒一杯どころか、溢れている。

そのような中で、どうすれば利益を生み出す事が出来るかに全エネルギーを費やし、いかに商品に対して、モノに対して、どのように付加価値をつけて利益を生み出せばよいのか、全社一丸となって最大の努力と知恵を払わなければならない。

8.利益のみが会社を存続させる。如何に売上げを上げ、利益を確保するかが企業存続の生命線である。

利益のみが会社を存続させると云う事実を常に肝に銘じて 再確認して日々経営に邁進しなければならない。

以上、経営を進めるに当たって、当たり前の周知の鉄則ですが、往々にして「貧すれば、鈍する」と言う格言がありますように、商道から、又、経営の本筋から外れる事に甘んじてしまう事になり、そして倒産の道を歩んで行くことになります。

企業30年説もこのような経営のブレから起こるように思います。

常に経営者は自らを不易流行の考えをチェックして、いかなる経営状況においてもぶれない経営哲学が必要で、どのような時代においても変わる事のない経営の鉄則を理解し、軌道修正しながら経営の原点回帰の時間を持つことが大切と思われます。



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清話会 谷口碩志
 (たにぐち みつゆき)
昭和18年5月大阪市生まれ。昭和42年関西学院大学卒業後、3年間の商社勤めから経営コンサルタント会社へ転身。約9年間在籍、その間海外の企業実態調査のため欧米・中南米・アフリカ・共産圏・東南 •アジア諸国など40数回の渡航歴を数える。昭和53年、経営コンサル会社を創設、代表取締役に就任。

・クリエイトマネジメント協会 http://www.cmajapan.co.jp/

・谷口社長のブログはこちら http://blog.livedoor.jp/senba206/


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小池浩二氏の [継栄の軸足] シリーズ (5)
「生き様を賭ける中小企業の社長、面子を保つ大企業の社長」

小池浩二氏(マイスター・コンサルタンツ(株)代表取締役)

■型は心を宿さない挨拶訓練

大手企業は何かと世間を騒がすと経営陣が揃って挨拶をする。
気を付けの姿勢で腰から頭の天辺まで一直線に伸び、角度も60度ぐらいで非常に挨拶訓練としては高い点数を出している。恐らく会見前にチーム挨拶訓練をしているはずである。そうしないとあそこまで複数人数の挨拶は揃わない。
型は心を宿すと昔から日本ではいわれる。しかしTVで観るからには心を宿した挨拶とは感じない。

記憶にあるところでは某重電メーカー、某自動車メーカー等と一流企業と呼ばれる企業である。
不正経理、データー改ざん等その理由は様々だが、本当に経営者が責任を取った例がどのぐらいあるだろうか?
会見でよく耳にする言葉は『再生を果たし、経営基盤をしっかり固め、後輩に譲る事が経営責任と考えている』とまるで、録音の再生みたいに多くの方が述べられる。

■経営者が責任をとるとは

中小企業で同じ状況が発生し、後継者に譲る事が経営責任と考えている等と話したら、その時点で復活の道を塞がれるだろう。ましてや現実は経営責任を取る内容が違う。

一流企業は一流と言われ、信用され、尊敬の念で見られるから、自分たちに厳しくなければならない。それなのに、経営責任を取らないとは何とも、言い尽くし難い事が起こっている。

勿論それを決めるのは会社であるから、大きなお世話であるが、経営姿勢は商品である事を忘れてはいけない。
経営者が責任を取るとは、一夜にして個人の資産を投げ出す事であり、これまで築いた信用も無くすと同時にその生活を強いられる事である。

■面子が剥がれるぐらいなら、た易いものだ

某乳業製品騒動と同時期に同要因が発生した会社がある。
九州佐賀県の葉隠れうどんである。私は福岡の出身なので、よく子供の頃食べていた。
企業規模も地方の食品会社としては中規模で根強い人気はあった。しかし食品事故を起こし、あっという間に倒産した。
これが中小企業の現実である。
面子を削がれるぐらいなら、いくらでも削いでくれ。しかしそれだけでは終わらない。必ず、個人の債務保証がくる。

■なりふり構わない社長達

I社長は若いが、必死になって恥を忍んで、体当たりして倒産を免れた。どうしても色々手を尽くしても決済資金として1,000万円足りない。政府系金融機関に頼みにいくが、その当時の貸し渋りで全く相手にしてくれない。

明日、倒産かと思いがめぐる中、全く面識もない地元選出の代議士に連絡を取ろうとふと思いついた。直ぐに連絡をとり、秘書にあって窮状と貸し渋りの現状を訴え、理解してもらい、何とかピンチを脱した。

B社長は民事再生法の適用を受けた。
民事再生法の適用を受けると金融機関からの借入は出来ない。常に現金で回していかねばならない非常に経営としては厳しい運営方法を強いられる。このB社長は恥も外聞も投げ捨てるだけはなく、性格を全く変えた。

どんな仕事でも取る、どんな小さな繋がりでも仕事を取る鬼になった。あれから6年経ち、B社長から連絡があった。涙ながらに民事再生企業の終了を裁判所から認められたと本当に嬉しそうに話をされていた。

■小さくても自立して運営する事の素晴らしさに誇りを感じる

社長の器が会社を決める。
器とは磨く事でもあり、その磨き方が経営者の生き様でもある。
小さくても、存在理由があるなら、価値ある会社として生き残れる。
大きくても、働く社員の不満が多く、社内の統制がとれずにお客様に迷惑をかけてしまうならば、存在する理由がない会社となり、無くなる。


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■ 小池浩二氏 (マイスター・コンサルタンツ(株)代表取締役)

実践に基づいた「中小企業の基礎打ち屋」として、中小企業成長戦略のシステムづくりを研究。これまで500社以上の中小企業経営に関わり、経営診断、経営顧問、研修等を実践。多くの経営者から「中小企業の特性と痛みをよく理解した内容」と熱烈な支持を得ている。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
         筆者 小池浩二氏が
  【中小企業に必要な経営の技術】の概論を
      YouTubeで説明しています


      http://www.m-a-n.biz/3-3.html

         是非、ご覧ください
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

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先見経済5月号


■特集








後継者育成
~ドラッカーに学ぶ最強人材の育て方



















★山下淳一郎氏
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■先見TOP interview


経営者は信頼できる部下を持て!


















★野田一夫氏
(一般財団法人日本総合研究所 会長)
★山口哲史氏【聞き手】
(株式会社プロ・アクティブ 代表)





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★規制改革なくして日本の将来はない  
市川宏雄氏
(明治大学専門職大学院長、公共政策大学院ガバナンス研究科長・教授)


★新5カ年計画のジレンマ
鷲尾友春氏
(関西学院大学 国際学部国際学科 教授)


★進化し続けるガン治療最前線
筑間晃比古氏
(東京医科大学病院 放射線治療部 主査)



他にも人気連載が盛りだくさん!



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