名残の茶事に挑戦しました。
名残とは10月の末、寒くなった頃にする最後の風炉の茶会です。
侘び茶の極まったものとして茶人は憧れますが、難しい茶会なんです。
ここではざっと触れるだけですが、詳しくはパート2
の記事をご覧下さい。
灰型は藁灰といい、今月だけのものです。昔は歳を取った茶人が灰型は手が震えて上手くできないときに、
藁を焙烙で蒸し焼きにして、それを切って灰の上に並べ灰型を作る苦労をなくしたといいます。
生徒さんがすべて自分で用意したものです。
茶室も今年生徒さんが作った4畳半の茶室です。
正式に食事をしてから、初炭になりました。
濃茶は人数が多いいので、重ね茶碗です。
薄茶は助手の半東さんも手伝いました。
後炭は亭主がいたしました。
私は正客で招かれましたが、写真ばかり撮っていたよくないお客様になりました。
水差しや茶碗などご亭主の手作りのものが多く、お話も弾んでまるで、炉開きのような楽しい茶会でした。
日曜体験教室は茶道体験教室
パート2の連絡先にご予約ください。
毎月第一日曜の午後3時からです。何の用意も入りません。予約だけ下さればよいのです。
花所望と言います。簡単な茶花を活けます。茶花には挟みは使いません。手で折るか、花小刀で切ります。挿します。配りも使わないし、矯めもいたしません。そのままの姿を尊びます。