神谷さんは、南木曽の講演会の際に言った。

「3年はおつきあい下さい。」


ある人から、事前にこう言われていた。

「皆が皆、神谷さんの畑みたいになるわけないじゃん。

 あれは、神谷さんだから、神谷さんの畑だから、特別なんだよ。

 一般に、施肥して3年は効果あるけど、それ以上はダメらしい。

 土地のDNAってのがあって、それは変わらないらしいよ。」


畑で、神谷さんの行動を見た。

作物を抜くタイミングで、施肥し、土起こしする。

「こうすりゃ、雑草取りせんでええ。」とおっしゃった。


「絶えず施肥してたら、3年の期限は伸びるはず」とボクは思った。


「効果が目に見えるのに3年かかり、

 効果が見えないのなら

 その畑では効果がないか、

 根本的に遣り方が間違っているか、

 自分には分からない理由かの、いずれか」とボクは判断した。


ちょっと皆様にはネガティブな情報かもしれませんが、

誤解されると、何だか申し訳ないので、書きます。


神谷さんの畑を見ると、

土がフカフカで、草がまばらで

すげーーーとカンドーするんです。


神谷さんの話も、リアリティがあり、

引き込まれるもんだから、「皆できる」と思ってしまう。


それを見て、神谷さん作の肥料を買ったから、

自分の畑がそうなると思い込んでしまうのだ。



学びの会で、「いや、実はね、って」

顕著な効果が表れなかった方を2名知っているのだ。

普通、効果が表れなかったら、

「2度と来るかー」と来なかったり、

性格によっては、「あれ効かなかった」と大勢に言いふらすのだけど、

さすがは、学びの会メンバー、

研究熱心なのか、引き続き、学びに来ているのだ。

ワタシは、効果が表れたと思い込んでいるだけの幸せ者だ。

かたや効果が表れないと思い込んでいる人、

かたや効果が表れたと思い込んでいる人、

どんな違いがあるのか、ワタシ考えた。

以下(の解釈)が人それぞれだからだ。

 1)聞いた話

 2)目指すべき姿

 3)元の自然条件

 4)あなたが手を加えた後の自然条件


詳細述べるね。


1)同じ話を聞いていても、解釈が異なるからだ。

 先だっての、電磁波の話 も、大下さんのブログを読んで

 ワシャやっと分かったのだ。

 (この分かったというのも、レベルまで含めると、あやしいし。)

 学びの会メンバーと話していても

 「肥料買ったらコンサルティングしてくれるんだよねぇ」とか、

 「あの後ろにいたのがカンボジアの方だよねぇ」とか、

 「恐怖心を煽ってから、これなら大丈夫ってパターンだよねぇ」とか

 そりゃーアナタの誤解だよ、いつそんなこと言ったの?ってことが

 多々あるのだ。

 わしゃ、録音していないので、確認しようがない。

 「みんな違って、みんないい」のだから、強制することもできん。


2)一口に「雑草が生えにくい畑」と言っても

 皆、期待レベルが異なる。

 「神谷さんの畑」レベルを目指しても良いが、

 それについて、どれくらいの 資材/時間がかかるのか、

 考えてみてほしい。

 「神谷さんの畑」なんてのは、極端な話、

 神谷さんが産まれてから今までの集大成なのだ。

 数年前までは、草取りに人を雇っていたとも、

 聞いたし。

 一般的に、期待すればするほど、コストはかかるのだ。

 ワタシの場合、目で見て雑草量が1/3になった。

 が、この結果すら、ワタシの主観だ。

 数年維持できるか、自分でも分からん。


3)あなたの畑の元の自然条件は、あなたしか分からん。

 地温/気温がどれくらい、土がどんなんか、

 酸度は?近隣に何がある?などなど

 それこそ無数な要素がある。

 学びの会で、理解したのは、水ハケという要素。

 水溜りができ、圃場外にジャンジャカ流れる畑では、

 せっかく撒いた肥料が土壌とともに流亡する。

 「肥料が効かなかったー」は、正しくは

 「"あなたの撒いた"肥料が効かなかったー」なのだ。

 

4)肥料買ったら、できるわけではない。

 "肥料を買う"とは、"土壌改良するための権利"を

 買ったに過ぎないのだ。

 ワタシの場合、週1で計5回以上、土起こしをした。

 父母から、「そんな面倒なことする奴は馬鹿者じゃよ」と揶揄されたが

 ワシャ、「草取りの方がよっぽど面倒じゃ」とムシした。

 周りとの兼ね合いもある。

 想像だが、皆が同じ肥料を施肥したら、

 ムシは、相対的に寄りやすい場所に移動するだろう。

 

そしてこれを読んで凹むか、やってやろうと思うか、

自分の畑は、肥料が効いたのか、効かなかったと思うのかも、

人それぞれなのだ。


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