3/9の学びの会(≒神谷塾)で聞いた話。


講演会場で神谷さんに

「そんな良いモノなら何故、みんなやらんのだ」と

聞いた方がいたらしい。


ワタシ、世の中には KY というか、

勇気がある人がいたもんだ、とビックリしつつも、

ウンウンと小さくうなづき、耳をダンボにし、

言葉の続きを待ちました。


神谷さんは、

「そんなこと、ワシが知るわけない。

 農業資材で、みんな騙されとるからかな。

 いや、騙される、というより、みな知恵が足りんからじゃ。

 みな、騙されながら、賢なる。ははは」

と笑っとったです。


コレ、神谷さんの実感だろうな、と思いました。

(神谷さんも試行錯誤で、この境地に行き着いただろうし、

 神谷さんのお客様の中にも

 騙されたーーって怒っている人もいたのだろうし。)

自分も試している身なので、実感が沸きましたよ。


後日、それを聞いた数人が

圃場に見学に来たとか、来なかったとか。


他に聞いた話から察するに

「皆、新しいことには挑戦したがらない」

加えて「需給の問題」もあるだろうな、思ってます。


神谷さん、戦後すぐにミカンの

果樹栽培をやり出したそうです。

「明日食べるものも無いのに、なぜミカンなんか。。」

と気でもふれたか、と世間が笑ったとか。

神谷さんは、気にせず、立派なミカン畑を広げ

豊かになっていく日本で大当たりしたそうです。

そんな折、国から

ミカンの果樹園にするのなら、補助金を出すという

施策があったとか。

それで、神谷さんは、ミカン畑拡張を手仕舞いしたそうです。

そこからはじめた、近隣のミカン畑は

軒並み経営難で潰れていったとか。


神谷さんの持論として

「皆から笑われることにこそ、勝機がある」

「国が肩入れしたら、もう仕舞い」があるのかも。。


また、"農"のことは、話を聞いただけで、

すぐ実現するような類のものではないよね。

「想い」を実現しようとすると、

それなりの「行動」が必要なんです。


例えば、資材を買っただけではダメで、

用法を守り、良いタイミングで施肥したり、

それなりに植物のお世話したり。


"農事"って"一事"を変えると

それにともなっていろいろ変える必要ありますよね。

つまり、今までのことを変えるという「挑戦」が必要なんです。

隣人がやっていたら、そのマネはできるだろうけど、

その隣人(≒最初の一人目)に皆、なりたがらないってワケ。

まぁ、ボクも似たようなもんなんだけどね。


まぁさ、仮に、もし皆がやり始めたとして、だよ、

そのときは、皆、同じようなものを作らんようにしたり、

方法次第で

「需給の問題」は気にしなくても良いはずだよね。


何しろ、皆が安全で健康な野菜を摂り始めたら、

変テコな争いなど、起きんちゃうかなぁと夢想するわ。


そんなことをツラツラと思ったのだよ。


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  • 儲かるかは、ハテナ

    神谷さんは、こんなようなことを言っとったです。 「戦後、贅沢な時代が来ると予感したので みかん、りんご、かき、ももなどの果樹を植えた。 今日、食べるものも満足にないのに、と皆笑った。 涼をとるためっていうと、 スイカを井戸で冷やしていた時代だ。 あのねぇ、昭和33年に税務署ができたんだ。 それまで…

    せいしょーせんせーのでし

    2016-12-09 23:55:00

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